創業及び中小企業の実りある成長と発展をサポートする戦略的経営会議室

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2005/09/23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 今日は、どの新聞を見てもソニーの記事が大きく掲載されている。国内外で1万人のリストラ、遊休資産の売却、カンパニー制の廃止などコスト削減を進めるという内容だ。かっては、出井氏の率いるもとで、超優良企業としてマスコミでも名を馳せて来た。当時、その経営手法に注目しテレビでも引っ張りだこだった。

 あれから何年経つのだろうか。つい最近のことのように思う。それだけ企業を取り巻く環境の変化がスピードを増してきたということなのか。それと巨大企業が抱える組織上の問題もあるだろう。意思決定のスピード、戦略・方針などの浸透など大企業特有の症状が顕在化してきたのかもしれない。

 しかし、それ以上に多角化経営によるデメリットが露出してきたかのように思う。化粧品、金融、映画、音楽などエレクトロニクスをコアにブランド力を活かして多角化を図ってきた。だが、ブランド力が多角化の武器になるだろうか。例えばエレクトロニクスをコアとする企業がブランド力を活かして化粧品に進出しても消費者は買うだろうか。ましてやその業界では化粧品の資生堂として既に消費者に浸透している企業群が存在する。その分野でブランドが活きているように思う。

 関連性のない多角化は、むしろブランド価値を下げることがある。その結果、本業での不振に繋がることさえある。今の消費者はどこにでもあるようなものを求めない。ブランドには希少性、信頼、安心を求めているのだ。

 また、限り有る経営資源の分散化にもなる。カネボウが良い例だろう。経営資源の分散は、その企業内での共通の価値観までをも破壊することにならないか。
かといって多角化を否定するものではない。行いならコア事業とシナジー効果が発揮できる多角化が必要だ。今の時代はモノもサービスも市場に溢れるようにある。
その中では、激しい競合があり、消費者に選ばれた物が勝つのだ。

 故ケネディ大統領の教書には、消費者の権利としてこんなことが謳われている。
「安全である権利」、「選ぶ権利」、「知る権利」、「意見を反映する権利」である。企業の発展は、消費者を考えることに尽きると思うのだが。







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最終更新日  2005/09/23 01:22:57 PM
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