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何でだろう、と百合にはふしぎでならない。この人は、わたしが楽をしたら自分が損をするとでも思ってるんだろうか。
私自身、複数の言語を話す人たちを対象に、数十年にわたって研究を続けてきた。その過程でわかったのは、人はいくつになっても新しい言語を習得できるということだ。しかも、学習の効果はすぐに現れる。
「ナチスは良いこともした」と主張する人たちにあっては、そうした反権威主義的な姿勢はいわゆる「中二病」的な反抗の域を出ず、ナチズムが実際にどんな体制であったかについては無関心であることが多いようだ。過去の研究の積み重ねから謙虚に学んで、それを批判的に乗り越えていく姿勢はほとんど見られない。そこでは多くの場合、学校的な価値観への反発が「教科書には書いていない真実」への盲信に直結している。
月曜 魚の日
火曜 揚げ物の日
水曜 肉の炒め物、煮物の日
木曜 一皿ものの日
金曜 麺の日
土曜 残り物一掃デー
1951年北海道生まれ。函館ラサール高校から東京大学教養学部卒業。ラヴァル大学で修士号(言語学)。モントリオール大学で博士号(言語学)取得。専門は類型論、日本語教育。
コンビニとは人々が四六時中出入りする場所であり、客と店員の別なく、やってきては立ち去る空間だということ、商品であれ金であれ、給油して出ていく人間たちのガソリンスタンドのような場所であることを、彼女はよく理解していた。このガソリンスタンドで、私はガソリンだけ入れただけでなく、車そのものを修理した。修理が終わったら出発しなくては、再び行くべき道を行かなくては。
「リアルな人生から、わざと距離をとってたんです。そうじゃなきゃ、耐えられなかったんです。自分の人生を、テレビに映ってるみたいに遠くから眺めないと、正気じゃいられなかったんです」
すごく細い一本の道しかなくて、みんなが通るその道からちょっとでも外れないように、また遅れないように走り続けるというレースをしているみたいです。(略)「この狭い道だけが、歩ける道じゃないんだよ」「ここから転げ落ちたって全然大丈夫だよ」ということを、多くの人に知ってほしい思いが強くあります。生きるうえでかなり楽になるだろう、と思うからです。
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