2018.02.28
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​​​​​​活字 タイポグラフィー とか、宇宙とか、地図とか、
普遍的なものをモチーフにしたデザインが好きです。


例えば「数字」
国境、時代、世代を超えて、共通認識しやすいものです。

その数字を用いたプロダクトといえば↓

「時計」

生活になくてはならないもの、
そして、

数字を用いるか、その場合、フォントはどうするのか、などなど、
多様なデザインがあり、
1つのプロダクトが完成するまでのプロセスは様々です。


20代の頃は腕時計にはまっていましたが、
子供が生まれ、抱っこする際に不具合があることから、
壁掛け時計に興味が移りました。
我が家の時計たち↓



【1】月をモチーフにした時計↓
  夜になるとほんのりと光ります。









【2】レコードをリユースし、ロンドンの特徴をモチーフにカットアウトした時計↓
この時計をきっかけに ​、今、息子が行きたいところNoはロンドンとなりました。
いつ連れていけるかしら?







【3】数字をシンプルに用いた時計↓
アトリエエリア ​にあったこともありますが、
今は​ キッチン ​に落ち着きました。











【4】自転車をモチーフにした置き時計↓
洗面台 ​のところに置いてあります。









【5】デバイスのスリープ画面を一気にオシャレにしてくれる​ fliqo ​のスクリーンセーバー







【6】歯磨きの際の必需品、砂時計








家用の時計を選んでいる時、
ワンフロア、ワンルーム構造の超狭小住宅 ​でよかったと思うのです。




様々なデザインの 我が家の時計たち。
これらを見て、
​息子が何か感じてくれたらいいなぁ​ と密かに思っています。


デザインとは、 機能* を伴うもので、ニーズや条件、時代に合わせて、

個人的には考えています。


デザインの機能*
・グラフィックデザイン:情報伝達
・インテリアデザイン:住環境を整える  など分野によって様々



時計をデザインするとき「正確な時間を伝えること」を目的として、
時刻を認識しやすいように装飾が施されるはずです。
もし視認性が悪く、機能が損なわれたものになったら、
それはデザインとしては失敗です。
なのですが、
オブジェとして、とっても魅力的なものだったら、
時計を介し、時間というものを表現したアート、になるのかなと思ったりもするのです。


デザインとアートの違い、これは様々な解釈がありますが、
今、私の考えるところでは↓


【デザインとアートの違い】
 デザイン → 課題に関し、適した解決方法を計画すること
      (デザイナー=課題を解決へと導く人)
 アート → 個人が感じたことを自分の考えで表現すること


【デザインとアートの共通点】
 ・暮らしに彩を添えるもの
 ・出来上がるまでに考える過程がある



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今ここで、なんでこんなことをまとめているかというと、
これからの子供は「理解力」と「表現力」を身につけたほうがいい
からの、
クリエイター(デザイナーや職人)は食っていける、的な言われ方に違和感を感じるからです。


確かに、理解力と表現力は大切かと思います。
私も息子に身につけてほしいです。


AIに乗っ取られる仕事、乗っ取られない仕事の中の、
乗っ取られない方に、
デザイナーもアーティストも入っているのを見たことがありますが、
デザイナーの方は、ちょっと違う気がします。

建売住宅のように、
どんな人にも当たり障りなく、つまり、どんな人にも特別にマッチすることのない、
こうきたらこう、のようなパターン化されたデザインだったら、
情報処理能力が高く、感情のないAIの方がサクッとこなせるはずです。
じゃあ、デザイナーとして生き残っていくにはどうしたらいいのか、
例えば、
ワクワクするとかドキドキするとか悲しい気持ちになるとか、
なんだか言葉にはできない、
計り知れない感情的要素を組み込んだ、人を惹きつけるアウトプットができるかなのかと思うのです。
これは、アートと共通することかと思います。

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我が家の時計の話に戻って、
いつか息子が時計から何か感じてくれたらいいなの願い↓

・同じことでも表現手段は複数ある
・違いを観察する
・作り手の想いを考える
・自分だったらどうするか考えてみる


なんて、親のエゴ炸裂ですね。
​​​​​​





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Last updated  2018.02.28 09:50:05
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