臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2016年05月25日

★税務署に孝行するのか、金融機関に奉仕するのか★

カテゴリ：住まい

そこまでしてようやく得られる利益には、国税や地方税が容赦なく襲いかかってくる。

所詮、利益が出て税金でごっそり課税されるなら、プロジェクト資金を融資してくれる金融機関に少しばかり高い金利を支払った方が喜んでもらえるし恩返しにもなる。いつもそう考えています。

つまり「税金を支払うか、金利を支払うか、どちらにする？」となれば、融資で後押ししてくれる金融機関に金利を支払った方がいいに決まっています。
個人のマイホームロ－ンと違い企業が調達する借入金の金利は、会社の優良度によって高い、安いの差が出ます。

安心して貸し出しできる先と、不安要素を抱える企業に貸し出す資金に金利差が出るのは当然です。
決算書は会社の実体を写すバロメ－タ－だ。そこから会社の優良度を測る。

不良資産を抱えていないか、手元資金は潤沢か、右肩上がりに業績は伸びているか、借入金の総額は適正水準か。
そんな成績表（決算書）が金融機関の企業評価につながる。
（売り上げが多くても経費倒れで、利益のない会社もあります）

毎年、決算書が出れば私はすぐに取引先金融機関である、湘南信用金庫と横浜銀行にデ－タ－をお持ちする。
その時には私個人の決算書も同時に提出します。
会社役員の個人資産と年間収入は、企業評価と密接に関係しているのです。

経営者も会社同様に＜どれだけ資産を持っているのか、預金額は、個人の借入額＞まで詳細に把握されます。
会社の経営者はすべて自分の命と財産を賭けて事業に邁進している。
その結果が決算書に反映されて出てきます。

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