臼井不動産.横須賀不動産コンサルティング

臼井不動産.横須賀不動産コンサルティング

2016年06月05日
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知人に連れられてお客様が来社された。見るところ70歳代とおぼしきご婦人であった。
横須賀の中心地からバスで20分の場所に1戸建てを所有されている。それを処分して子供と一緒に横浜で住みたいらしい。それなのに自宅が売れなくて困って相談に見えたのだった。





家はボロボロな物件となれば人気がないのは当たり前です。
仲介業者を数社回り査定をお願いしたところが、どこの会社からも「売れません」と逃げられてしまったと言う。


そこで困った家主さんは知人に相談して、藁をも掴むつもりで私のところまで相談にやって来たのだ。
「不動産で売れない物件はありません」それが私の信条です。
要は人気があれば高く売れ、貰っても要らないような不動産なら価格を下げるか、料理方法を考えれば良いだけのことだ。


先日も高台でボロボロの家を売りに見えたお客様がいる。誰からもソッポを向かれた家はたった50万円で投資家に購入していただいた。外壁のペンキを塗り直し、室内を綺麗にリフォ-ムして300万円を投下した。
合計350万円で購入した家は月額5万円の家賃で借り手がつきました。捨てる神あれば拾う神もあります。



店舗に向かなくても事務所なら大丈夫。建売住宅に向かなくても貸家にすれば収益が得られる。
不動産は企画力が大切です。料理人にたとえれば専門職ではなくて何でも料理できる定食屋のようにならなければだめだ。


寿司だけ握って他の料理は出来ない。中華料理理は得意だが和食はどうも...。
そんな専門職料理人のように引き出しが少ない、経験が浅い不動産営業マンはダモノ物件は料理できない。


私は依頼を受けた物件を下見に行ってすぐにピンっと来た。
南向きの当該物件の陰で裏の家が日当たりが悪い。北側の人に買ってもらい古家を壊せば日当たりが抜群に良くなる。そこで単刀直入に「前の家が売りに出ます。ご購入のチャンスです。他人に買われるとどんなに大きな家が建つかわかりません。日当たりは一層悪くなる事もありますよ」と買いを勧めました。


「金額はご相談に応じます。」

その結果、どこの不動産会社からも取り扱いを拒絶されていたボロ家は、裏の方に希望値近くで買っていただき商談成立となったのです。それだけ聞けばコロンブスの卵のような結末です。




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最終更新日  2016年06月06日 16時44分42秒
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