臼井不動産.横須賀不動産コンサルティング

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2016年10月23日
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カテゴリ: 中古マンション
近頃、昭和30年代~40年代の古いビルが売りに出ます。
いくら立地がよい場所でも古いビルには、なかなか買い手が付かない。
その最大の理由は解体費の高騰に原因があるのをご存じだろうか。




そのまま使うには耐震性がないため不安だし、修理するにしても莫大な費用がかかる。

そこで古いビルを壊して新築に建て直そうとすれば、解体費の方が土地値を上回ってしまい採算に合わない事がある。
古いビルが売れない原因は解体費の高騰なのだ。

特にアスベストを使用したビルは通常の解体費の倍額は支払いを覚悟しなければならない。
いくら駅前にある古いビルでもなかなか買い手が付かない最大の理由は「解体費の高騰」だからだ。

弊社がそんな古いビルを購入する場合は、必ず「更地で渡してください。」とした条件を付ける。
解体費は売り主が持ち、建物が綺麗に更地になった後の土地を相場より1割~2割高く購入しています。

現在商談中の古いビルも、場所はとても良い所にあって是非欲しい物件だ。
しかし土地値が1坪150万と計算しても50坪有るので合計7500万円。
そこに現在5階建ての古いビルがあって、解体費の見積もりが6000万円もかかる。

建物が付いたまま購入するとなれば、1500万円で購入しないと採算が取れない。つまり本来は7500万円で売れるはずの土地が、1500万円でしか売れない理由が出てくる。

ビルは建物の壊し代の他、地中深く打ち込んである杭の引き抜き費用まで見積もる。耐震性がない古いビルはまず解体費の見積もりを取ろう。
古い建物がある物件は、相場より少しぐらい安くても購入しない方が賢明です。





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最終更新日  2016年10月23日 07時03分35秒
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