臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2017年09月11日

大規模改修工事をしたお陰で、価値が下がった中古マンション

カテゴリ：中古マンション

人気の中古マンションが売りに出ました。まだ築２０年です。
売り主さんは新築マンションを購入してからすぐ、お金をかけて自分が使いやすいように改修工事をしました。
そのお陰で、逆に一般の方には使いづらい間取りになってしまったのです。
使いづらくなった間取りでは、中古で販売するときに価格が少し安くなります。

１戸建てやマンションは、住む人にあわせて改造されます。
それが売却するときに良い影響を与える場合と、逆に「住みにくい」と悪い影響を与える場合があります。

人はそれぞれ個性があるので、工芸品でも同じ趣味となれば喜ばれるし、全く関心がない人にはどんなに高価なものでも不要品として処分されてしまう。

住宅はやがて売ることを考えて購入する人はいないと思いますが、やはり奇抜なデザインより、オ－ソドックスな間取りや色彩の方が買い手に喜ばれます。

一番最悪な例は宗教上の考えから方位にこだわる人です。
鬼門、日照、いろいろといじくり回り、完成した家は南にダイニングやトイレがあり、南に窓が全くなくて暗い家もあります。

住んでみてご本人が満足されればそれで「良し」としますが、売却時にはなかなか売れずに苦戦することになります。

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