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ヨーグルトの底力 乳酸菌がつくる
“食物繊維”に脚光
「乳酸菌を含むヨーグルトを食べることで、老化を促す腸の腐
敗菌の増加を抑えることができる」――。
今から約100年前、ロシア生まれのノーベル生理学・医学賞学
者、イリア・メチニコフが唱えた「ヨーグルト不老長寿説」は
今、実証されつつある、といってもいいのかもしれない。
そう思わせるほど、ヨーグルトとそれに含まれる乳酸菌・ビフ
ィズス菌類についての効能研究が花盛りだ。
「カスピ海ヨーグルト」のイメージ
「おなかの調子を整える(整腸)」というトクホ(特定保健用食
品)で表示が許可されている効能に加え、体脂肪減少、インフル
エンザ・風邪の予防、花粉症・アレルギーの改善、美肌といった
現代人が関心を持つ機能についての研究が相次いで報告されてい
る。
最近では、ストレス軽減、安眠などヨーグルトの菌が脳にまで働
きかけるとする研究も登場。
■日本の長寿食研究者が注目したグルジアのヨーグルト
メチニコフが研究対象にしたのはブルガリアのヨーグルトだった
が、健康長寿食の研究を行う武庫川女子大学国際健康開発研究所
の家森幸男所長は、古くからヨーグルトを食し、元気な長寿者が
多いとされるコーカサス地方の国、グルジアのヨーグルトに注目
した。
「元気な長寿者たちは、豊富な果物を皮ごと食べ、肉はゆでで脂
を落としてから調理し、そして、毎日ドンブリ一杯くらいの自家
製ヨーグルトを食べていた。
和食の良さは“まごわやさしい”という語呂に集約されるが、弱
点もある。
特に問題なのが塩分の取り過ぎとカルシウム不足。
この解消に役立ち、骨を強くして寝たきりになるのを防いで、健
康寿命延長に寄与するのが乳酸菌類を含む発酵乳」(家森所長)
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