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昨夜遅く、CNBCで、
クオモ長官の(詐欺的)ARS入札方式証券販売に関するCityとの和解会見を見てた、
いい意味でのアメリカを見たような感じ、まだアメリカは生きているんだなって、
*普段、米国四天王(大統領、財務長官、FRB議長、SEC委員長)を見聞きしているとなおさらなんだけど、
ARS(Auction-rate securities)はよくわからないが、
銀行が自治体に販売して、不評だったと聞けば、ダイタイ商品の雰囲気はわかる、
過去の記事から推測すると、
米地方自治体、入札方式証券と金利スワップのダブルパンチに直面
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003001&sid=aLcwQ98dNN8c&refer=jp_commentary#
2月28日(ブルームバーグ): 銀行の助言に従い、金利スワップと組み合わせて入札方式証券(ARS)を発行したニューヨークなど米地方自治体の当局者は現在、その両方から圧迫を受けている。
全米の州や都市など地方自治体は、金利コスト上昇を防ぐためスワップを購入した当初、ARSの利回りが指標金利と並行して動くと予想していた。しかし実際には、ARSの金利は昨年9月以降、平均3.1ポイント上昇する一方、1カ月物ロンドン銀行間貸出金利(LIBOR)は2.7ポイント低下した。 (中略)
スワップでの失敗は、旧来型の債券に対する割安な代替とされるARSで過去最高水準の金利を払い続けている借り手の痛みを悪化させている。弱気になった投資家は昨年、ARS市場から撤退。スイスのUBSや米ゴールドマン・サックス・グループなどの金融機関は、最終的な地方債の買い手となることを拒んでおり、3300億ドル規模のARS市場は機能不全に陥っている。
ARS市場規模は36兆円、 なんか、悲惨そう、
で昨夜、
UPDATE1: 米シティがARS販売めぐり当局と和解、75億ドルの買戻しと罰金1億ドル 2008年 08月 8日 06:46
[ワシントン ロイター] 米証券取引委員会(SEC)とニューヨーク州のクオモ司法長官は7日、金融大手シティグループがオークションレート証券(ARS)を不正に販売したとされる問題について、シティが70億ドル超のARS買戻しと1億ドルの罰金支払いで和解に同意したと発表した。
今回の合意がスイスの金融大手UBSや米メリルリンチなどと当局の和解につながる可能性がある。
シティは約4万人の個人投資家・中小企業・慈善団体などから75億ドル相当のARSを11月5日までに買い戻す。ARSの売却により損失を被った顧客に対しては損失を穴埋めする。
SECによると、2600を超える機関投資家が保有するARSについても、2009年末までに現金化できるようシティは「最大限努力する」方針。 クオモ長官は記者会見し、ARSが安全で流動性が高く現金と同様な商品であるかのように虚偽の説明を顧客に対して行ったとしてシティを批判した。
と相成る、
TV会見では、Cityとクオモ長官が和解して、支払いが成立、弱り目に祟り目、Cityは75億ドルの支払いが発生、財務は悪化する、
で、これはCityだけの話しではない、
他の金融機関も同じ、Cityは代表で和解したようなもの、
Mスタンレー、マサチューセッツ州自治体から150万ドルでARS買い戻しへ=州当局
相当イライラがたまっていたのだろう、昨夜から一斉に出てきた、
さらに、これはARSの和解だったけど、訴訟ってこれだけではないはず、
本当に怖いのは、サブプライムに絡んで、今後、さらに様々な訴訟案件の和解(?)が出ること、
今回の和解受入れはある意味、地獄の釜のふたを開けたようなものではないか、
FASBは規制強化を2010年に先送りしたが、裁判所は先送りしないだろうし、
本番はこれからだろう、
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不動産投資をやめた理由 2014年01月23日 コメント(2)
昔の名前で出ています、リンゼーウィリア… 2013年07月03日