現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

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2021.09.21
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金子兜太第一句集、読破した。数回ぶりの読破だった。社会性のある句集だった。後に名句と呼ばれる俳句の宝庫であった。トラック島での句が、最も印象的であった。戦争詩というが、戦争賛成の詩ではない。戦争反対の句集である。現代俳句の今後に置いても重要な句集だと思う。
まら振り洗う裸海上労働済む
 よく、「ちんぼこ」とか「まら」が出て来る。金子兜太の俳句は昔、国語教科書に写真付きで載っていたが、今は?男根や糞についての俳句が良い。土俗的である。人間の肉体や生理についての句は印象に深く残る。手で触る。手に触れて感じる。
少年一人秋浜に空気銃打込む
 前書きに「尼崎にて(一〇句)」とある。空気銃に意味ありそう。怒り?少年一人で戦争ごっこでもしているのだろうか。戦後の物も少ない時代の断片を感じる。
共に小さき妻子の冷えた手を握る
 妻子を愛する若い夫の暮しの中の暖かさ。恋愛関係の一度もない僕から読めば、はっきりと解らない、夫婦の愛情。
白い人影はるばる田をゆく消えぬために
 人生境涯の一句と思った。「白い人影」とは戦争の死者だろうか。戦中戦後に書いた句なら、放射能で苦しむ人なのかも知らない。現代社会にも歩みつづける、「白い人影」。

 文字通り、「原爆許すまじ」の句である。強い怒りを感じる。蟹も怒っているのか、怒っているように瓦礫に歩む。現代社会にも通じる現代俳句。

 金子兜太の俳句はまだ続く。読解を続けたい。現代詩の勉強としても。





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最終更新日  2021.09.21 11:23:55
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