「ラブ・ケミストリー」の喜多 喜久さんのミステリーです。
二重螺旋の誘拐
八月四日 。勤めていた 研究所が問題を起こして閉鎖 されたため、 佐倉 雅幸 は アメリカの大学院 を目指して、 妻・貴子 とともに 貯金と勉強 に励んでいた 。しかし、 貯金は思うようにたまらず・・・貴子 は 絶縁状態の雅幸の 父との和解を提案 してきた。それは 絶対に嫌 だったので、さらに バイトの時間を増やそう かと思っていたとき、 それは起きた 。 昼前に プールに出かけた娘の真奈佳が、五時前になってもまだ帰ってこないのだ! 妻が自転車で探しに行っている間、佐倉は 家で待機 していたが、そのとき 電話 が鳴った・・・ 「娘を預かっている・・・」 たちの悪いいたずらだと思いたかったが・・・・
八月八日 。 大学の神経薬理学研究室 に所属する 僕・香坂 が、 自宅 から 急いで大学に 戻ったとき、 待ち構えていたの 谷藤 だった 。こいつは 僕がマナちゃんを部屋に隠していることを知っている唯一の人間 だ。 谷藤は、僕が 先月まで研究 していた(動物実験で思ったような結果が出なかった) Iスクエア を、 媚薬として開発、ベンチャー企業を立ち上げよう と考えているという。しかも香坂も一緒に。 しかし、 そのためには、 香坂がIスクエアの論文を出して、その構造式を公にされると困る と言うのだ。 恩師を裏切りたくない僕はその話を 断った が、翌日とんでもない事態に。 僕が大学に行っている間にマナちゃんが連れ去られのだ!
大学時代の 先輩の娘・真奈佳ちゃん に、 亡き妹の面影 を重ねているうちに 彼女のことが好きになった 香坂君。 おデブのロリさんっていう設定 は、少々気持ち悪いです 。 年齢差のあるカップルは多い ですが、 それは大人になったから許してもらえるものです 。まぁ、 最後、大きくなった彼女が登場し、問題はなくなるんですがね・・・ それにしても、 プロローグのせいで、すっかりだまされ ていたものの、 77ページあたりから違和感が・・・ で、 第二章突入あたりで ようやく二重螺旋の意味 に気づきました 。もっとも、気づいたからって 犯人がわかるわけもなく、読み続けて おりましたがね。そういう意味では 面白かった と思います。ただ、 事件を起こす設定嬢仕方なかったとは思いますが、 5歳の子供を一人でプールにいかせるんじゃぁないよ!と、叫んでしまった母は私だけではないはず! (実際、その日は行ってなかったようですが・・・それでも、それが当たり前のように語られているあたりから、ふだんから<一人でプール>が当たり前だったと思われます) これは、フィクションであっても、やめて欲しいことです。
まことの華姫 2018年09月28日
誕生日ケーキには最強のふたり 2017年10月25日
PR
カレンダー
カテゴリ
キーワードサーチ
フリーページ
コメント新着