若き日の彼女は、兄弟との権力争いに敗れ、砂漠へ追放されるところから物語が動き出します。そこで彼女が選んだのは、ローマ最強の男・カエサルへの“賭け”でした。絨毯に身を包んで忍び込み、命がけで味方につけたその瞬間から、彼女の人生は大きくうねり始めます。
カエサルの死後は、アントニウスを豪奢な宴と演出で魅了し、再びローマの力を手に入れようとします。しかし、最後に立ちはだかったのは冷徹な若き政治家オクタビアヌス。彼には、彼女の知性も魅力も通じませんでした。敗北を悟ったクレオパトラは、屈辱の連行を拒み、ファラオとしての誇りを守る道を選びます。
その最期は、ロマンチックな悲劇ではなく、計算し尽くされた“女王としての死”でした。3000年続いたエジプト王朝は、彼女の死とともに幕を閉じました。
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