隊長さんの山ある記

隊長さんの山ある記

Jul 18, 2026
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カテゴリ: 登山・ハイキング


葉がタバコの葉に似ているところからその名がついたという紫色の美しい花である







梅雨明けはいつになるのだろうか~今日も熱中症警戒アラートが出て暑そうだ。この時期になると、気になるのは藤枝市のビク石(526m)に咲く紫色の美しいイワタバコ(イワタバコ科)の花。盛期にはまだ少し早いかなとも思いつつ、運動を兼ねて、行ってみた。4月上旬のクマガイソウ以来である。びく石は、別名を石谷山(いしたにやま)とも表示されているが、地元では、昔から馴染んだビク石のほうが通りがいい。静岡市から国道1号を西進し、谷稲葉(やいなば)ICで降りて、県道32 号を瀬戸川に沿って北上し、左側にリニューアルされた日帰り温泉「ゆらく」を見送れば、じきに、右側に峠バス停のある広い駐車場(未舗装)に到着。きれいなトイレも完備されている。



さて、広い駐車場からスタート
瀬戸川に架かる橋を渡りながら上流方向を見る。右の魚道を遡上していく川魚が見えるようでなんとも涼し気だ~





右岸の樹に多く咲く花が目に入ったが、これはアカメガシワだろうか





奇しくも、キセキレイ(セキレイ科)が道先案内をするかのように先へ先へと舞って行く~いいねえ





原っぱなど、どこでも普通に見られるヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科)が目についた
北米原産で明治初期に渡来、白いのが花で、緑の実は、熟すと黒紫色に変身、根に毒があるので要注意




車道歩き約10分で、夏は、炎熱地獄のようなキャンプ場方向へ向かう

登山道は、キャンプ場の左側に沿った小径を歩くようになる
数分で小さな沢の橋を渡り、沢の左岸が登山口である。ウィンク




舗装の林道歩きも数分で終点となり、浪切不動尊を見る




おお~今年もすでに咲きだしているではないか

浪切不動尊の脇の小さな沢沿いの岩場に群生して咲くイワタバコ(イワタバコ科)
艶のある葉の根元から茎を伸ばして、すでに点々と群生し咲きだしていた
暑い盛りでも、ここだけは、ひんやりとした冷気が漂い、じっくりと花を眺められる




花は小さくて、下向きに咲くので、遠くからでは、花の存在さえわからないかも知れない。
ウィンク






白く見えるのは、まだ蕾の状態のもの、この白い蕾をつけたものがまだまだ多いので
あと10日位は、十分、楽しめそうかな










約15分ほどかけてイワタバコの花写真を撮り終えて、山頂をめざした。

梅雨のさなか、数日続く雨で山はムンムン、湿気に早くも体は汗だくだ
トレランスタイルの元気のいい若者たち5~6人が足早に下って行った










ビク石の山中には、巨大な岩の塊が随所に見られる
その間を縫うように登山道が続く~




しっとりと濡れた登山道を横断中のサワガニくん

こんな湿っぽい日には、山ヒルが出ても不思議ではないのだが、この山で出会ったことは、まだいちどもない。安倍奥の山でも、以前は、まず見かけることはなかったが、近ごろは、あちらこちらで「見た」とか「食われた」という情報が入ってくる。原因は、増えたニホンジカや、ニホンカモシカのヒズメの間に入り込んで、一緒に移動してくるからという説が一般的になっている。






雨上がりとあって、コアジサイ(ユキノシタ科)の緑がいっそう鮮やかだ





春にブラシのような特徴ある白い花を咲かせたあとのウワミズザクラ(バラ科)の実
雨の雫か、それとも霧の雫か、垂れている~




<参考>
ウワミズザクラの花は、こんな感じで咲くのです~ 2021/4/16撮影






大岩が点在するビク石(526m)山頂に到着




西側の展望は望むべくもなく、高根山の山頂も雲の中だった




山頂から、南側へやや下ったビューポイントで小休止。汗をたっぷり吸って重くなったTシャツを着替え
さっぱりとした気分で水分補給ウィンクああ~いい気持ちだ
駐車場からここまで1時間が普通なので、あえて昼食は用意していない
(今日は、安倍川の花火大会があり、妻と友人を送っていく約束をしてあるので)






展望所から東方向の眺めだが、湿度が高いので、どこもかしこも霞がちで遠景がきかない
しかし、場所によっては、スポット状に陽がさしていた

湿






焼津アルプスの全容から各ピークを山座同定してみた~





展望所付近に小群生しているヒメヤブラン(ユリ科)と思われる可憐な花





休憩中、下から登ってきた仲の良さそうな親子?と挨拶を交わす。磐田からやってきたと云っていたが
たぶん、中学生らしい息子さんとの関係もいいんだろうななどと勝手に決めつけ、微笑ましく思えた

その後、山頂をあとに下山する。

花の名は不明、ズームして撮ったあとで見てみたら先の方に虫が止まっていた





山中に多い巨石に這うマメヅタ(ウラボシ科)これでもシダ植物である。
小さくて丸い葉がツタのように岩一面に張り付いている着生植物。
やや、薄暗い森の中で、見るこの光景は地味だが、それなりに風情があって「いいな」と思う
良く見ると丸い葉に混じってヘラのような形の胞子葉が立ち上がっているのがわかる(右の上部)






2年振りに見られたビク石のイワタバコに満足
次回は、もっともっと体重を落とし、体調を整えて、ラクに登れるようにして来たいと思うウィンク

<参考コースタイム>
峠バス停裏の登山者専用トイレ付駐車場10:25~10:35びく石山静かな夜のキャンプ場~11:00浪切不動尊11:15~12:20ビク石12:50~浪切不動尊~びく石山静かな夜のキャンプ場~13:55峠バス停裏の登山者専用トイレ付駐車場

歩数計→11560歩  2.5万図 伊久美(いくみ)





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Last updated  Jul 23, 2026 08:41:21 PM コメント(4) | コメントを書く
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