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田山花袋は、「歩く人」であり「聞く人」でもあった。近代日本最大の災害である大正12年)1923年の関東大震災。作家は発生直後から被災地を見、話を聞いて歩いた。その所産が翌24年に刊行した(東京震災記)だ。どんなに栄えたものでもいつか衰えることがあり、再び草の野になることがあるー。惨状を目のあたりにして、廃虚に深い関心を寄せていた花袋は次のように書いた「廃虚と言う事は、この大きな自然のリズムではないか。この廃虚の中から更に新しい芽が萌え出すのである。新しい恋が生まれて来るのである。新しい心が目覚めて来るのである」東日本大震災による福島第1原発の事故は、プルトニウム検出という新たな事態に進展。原発に向ける国民の視線は険しさを増す。共同通信社の全国電話世論調査でも、原発の慎重派・否定派が増加し、推進と肯定派と拮抗する状態となった。第2次世界大戦で廃虚となった日本は戦後、著しい復興を遂げた。今日の 豊かな生活 を支えた一つが原子力発電であることは否定しようがない。戦後の「豊かさ」そのものを問い直した"豊かさ"そのものを問い直した「自然のリズム」。いまなお、多数の行方不明者がいる中、復興に向けての槌音(つちおと)が響き始めた廃虚から萌え出す新しい芽はどんな日本を形づくるだろう。
2011.03.30
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東海に 寒の戻りや 春彼岸 季語 春(春)
2011.03.29
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果てるまで リズム変らぬ 泉かな 季語 泉(夏)
2011.03.28
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大災害 梅咲き白き 雲流る 季語 梅(春)
2011.03.27
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「月日は百代の過客にして行きかふ年も又旅人也」の序文で始まる松尾芭蕉の「おくの細道」。弟子の河合曽量を伴って江戸の深川を出発、その直後に詠んだとされる「草の戸も住み替る世ぞ雛の家」今まで暮らしていた草葺の家には別の人が住むだろう。節句になればお雛様を飾ってくれるかもしれないとの感慨が伝わってくる隅田川を船で千住まで遡り北を目指した。「行く春や鳥啼き魚の目は泪」。当時は旧暦。今の5月中頃だ。爛漫の春は終って寂しさを感じたに違いない。草加ー日光ー那須を過ぎ福島を経て岩沼ー名取ー仙台。石巻から内陸に入って平泉。「夏草や兵どもが夢の跡」。奥州藤原氏の栄華を思い描いたといわれる。東日本大震災の死者が一昨日一万人を超えた。芭蕉の歩いた みちのくの被害は甚大。がれきの山は少しずつ小さくなっているが、食料、水、燃料などの物資がすべてに行き渡っているとは言いがたい。「百代の過客」とは永遠に旅を続ける人。終る事の無い時の流れを旅にたとえたのだろうだが被災した人たちにとって時の流れは残酷だ。 家も家族も失った時から、時間ばかりが過ぎている。泉下の翁がこの惨状を見たら、なんと表現しただろうか。災害にあわれた すべての方々には心よりお悔やみとお見舞いを申し上げますと共に一日も早い復旧を心よりお祈りしております。
2011.03.27
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滝の音や 寄れば集まる 鯉の群れ 季語 滝(夏)
2011.03.27
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地震災害、津波災害、原子力災害と凄い世の中になったと思うが、おろかな米などの買いだめもやっと落ち着いた。いくら食べ物が無くてもまさか土手のタンポポを食べて生きていく訳にはいかず、きっと放射能の基準値も超えて居る事だろうが・・・しかし、米国でも自動車会社は日本の優秀な部品が無くては自動車も作れない・・・・・早く日本には元にもどって欲しいと思って協力を惜しまないのではないでしょうか?優秀な日本人だ2~3年後には何とかメドモ立ち以前より繁栄して居る事を願っているいや、そうなっているはずだ!! みんながんばろう!
2011.03.24
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大津波 枯木の村を 流しけり 季語 枯木(冬)
2011.03.23
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山奥や 枯れし木々にて 村をなす 季語 枯れし木々(冬)
2011.03.22
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東北太平洋沿岸沖地震の時は、私の家でも凄いゆれでした。私の家は、コンクリートと鉄筋作りの二階建てで ちょうど買い物に出ようと二階に着替えに上がった途端凄いゆれが来ました。 多分1~2分は揺れていたのではないでしょうか?揺られながら考えた事は中学の時先生が地震の時は二階に居た方が良いと言われたことでした先生の体験より関東大震災の時も家は一階がつぶれて二階が残っていたという事を思い出したのです「ローマの休日」のオードリ・ヘプバーンの笑顔の写真を見ながらこの地震では災害も大きいだろうことを思いながら耐えていました。幸いにも壊れた所も倒れたりした所も無く地震が終わり買い物に出かけると店は物がバラバラになっており入れずじまいでした。俳句は、作ろうと思うのですが悲しく、寂しいものはどんな秀句でも受け入れられぬといいます近頃では俳句をつくろう等という気持ちにもなれずに地震災、津波災、原子力災から立ち直って欲しいことばかりをテレビを見ながら願っている毎日です震災にあわれた皆様には心よりお見舞い申し上げると共に一日も早く復興されますよう心よりお祈り申し上げております。
2011.03.21
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今日は、久しぶりに午前中母と喧嘩をしてしまい一人になってDVDの「めぐり逢い」を見ました。大西洋上の豪華客船でめぐり逢った男と女、お互いに婚約者がありながら恋におちて行く半年後に再び逢うことを約束して二人はわかれるが 二人に再会を阻む悲劇が・・・・・しかし男の執念で彼女を探し出す。見ていてユーモアあり情緒ありエレガントありロマンチックありで厭きさせない さすが不朽の名作ラブロマンス映画だと思いました。また、私の好きな女優デボラ・カーが出ているし、 そのテリー役の彼女が怪我をして悲劇にあっても一人で力強く生きていくのにも心打たれます。そして、彼女の言葉「思い出の無い冬はつらいわ・・・春は過ぎたし」とまさしく私の事を言われている様で胸を一突きされてしまいました。 東北関東大震災にあわれた人々には心より 心より お見舞い申し上げます。
2011.03.20
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政治の世界がいかに難しいか痛感させられた質問している、菅さんや岡田さんはかっこうよく見えて良い政府が出来ると思っていましたがいざ、やらせて見ると経験が無く外交などは目を覆いたくなり見るに耐えられないものでした今度の災害の無能ぶりは皆さんも良く分かった事でしょうやはり、平成のヒットラーの小泉は怖かったが 政府は自由民主党にあずけてやらせるべきだったのだと深く 深く反省させられています。 だめならすぐに変えられると思っていたが政治ってそう簡単でない事を痛感した。災害に遭われた皆様には本当にお見舞い申し上げると共に、勇気と諦めぬ気持ちを持って日本が一丸となって徐々に立ち直っていくことを心よりお祈りしていると同時に応援をしおります頑張って負けないであきらめないでください。
2011.03.16
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世の中の 苦しみ流せ 天の川 季語 天の川(秋)
2011.03.13
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この大災害の時にこんな事を書くのも常識外れだと思うのだがくやしくてならないことがある私の母は小さい時によく干した貝柱を食べて美味しかったのを覚えていると、よく私に言って聞かせた。その母も92歳 貧の食事が続くし時には自分の大好きなものを食べさせてやりたいと思いインターネットで干した貝柱を楽天で北海道だと思ったが売っていたので母にと思い2月28日に注文した。4~5日お待ちくださいというので待っていたのだが、待てど暮らせど届かぬ母の好物の干した貝柱ーーーーーーどこで注文したかを忘れてしまい、悔しくて、残念でたまらぬ毎日を送っている。
2011.03.12
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地震の観測史上、マグ二チュード8.8という最大の東北太平洋沿岸地震が起きました母と一緒に夜遅くまでニュースで津波により家や車が流される様を何度も見ましたが、心が痛み母も、私もなかなか寝られませんでした東北地方の方々には心よりお見舞いを申し上げます昨日の夜 避難された人たちも食事や非難場所で寒い床や毛布だけで一夜を過ごされ さぞやつらかったであろうとお察し申し上げます一日も早く余震や津波がおさまり もとの生活に戻れますよう心よりお祈り申し上げております。
2011.03.12
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早春や 慌てて飛び出す 大地震 季語 早春(春)
2011.03.12
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せせらぎの せわしき音や 春浅し 季語 春浅し(春) 春燈に 帰りて思えど うぐいすに 鳴かれし場所を 思い出せずや
2011.03.11
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病院の 庭のんびりと 春めきぬ 季語 春めきぬ(春) 入院の 人にのんびり 春流る 季語 春流る(春) 晩鐘や 祈りも春の 音近し 季語 春(春)
2011.03.10
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残雪が 消えれどすぐに 元景色 季語 残雪(春) 小雨降り 春の燈浴びて ゴミ出しぬ 季語 春の燈(春) 草餅や 土手ら栄えて 川流る 季語 草餅(春)
2011.03.09
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仏壇の 線香消え行く 寒の朝 季語 寒の朝(冬) 寒の朝 線香あの世へ 消え行きぬ 季語 寒の朝(冬)
2011.03.08
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春一番 夢多き身を 吹き抜けり 春一番(春)
2011.03.07
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子は巣立ち 夫婦で祝う ひな祭り 季語 ひな祭り(春) 空蝉や 日向はさけて 葉の裏に 季語 空蝉(夏)
2011.03.06
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温泉の 群馬はスキーと 山の国 季語 スキー(冬)
2011.03.05
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卒業生 最後とならぬ 渡し船 季語 卒業生(春)
2011.03.04
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千両の 松の根元の 赤さかな 季語 千両(冬)
2011.03.03
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病院の 中庭に雨 草萌える 季語 草萌える(春)
2011.03.02
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白梅の 香れる丘や 立ちにけり 季語 白梅(春)
2011.03.01
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