ダイビングインストラクターのひとり言

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2004年05月15日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 飼育されている魚や海獣達にとってお食事タイムは一番の楽しみだと思う。水槽によってお食事タイムが違うの全てという訳ではないけれど、夕方に設定されている水槽では夕マズメという事もあるのかもしれないが魚達がソワソワしてくる。

 餌が水面から降ってくると魚の性格が良くわかる。とにかく忙しなく口をパクパクさせ、下手な鉄砲も数打ちゃ当たる方式がアジ、じっと狙いを定めていて他の魚に横取りされてしまうのがカサゴ、俺が俺がと他の魚を押しのけて食べるのが本日の主役のホシエイだ。

 かなり食い意地がはっているのか必死の形相で餌を漁っている。床に落ちているヤツや上から降ってくるヤツだけをターゲットにしてくれていれば良いのだけれど、コイツラは人懐こいこともあってか、私の側にも寄ってくるのだ。1m近いエイが何匹もヒラヒラ寄ってきて口をパクパクさせられたら決して気持ちの良いものではない。思わず水中で「ヒェー」と叫んで逃げ出したくなる。
 但し、30秒もしてコイツは餌をくれないと分るとサァ~っといなくなってしまう。ちょうどアイドルがファンにもみくちゃにされていて、人気が無くなると誰も寄ってこなくなるあの図と全く同じなのだ。

 さて、ホシエイの捕食シーンは気分転換には最高なのだ。
 その面白さはエイの形状によるところが大きい。エイは平べったい風呂敷のような形で目が上にあって口は下についているから、他の魚のように食べる瞬間まで餌を確認する事ができない。だからある程度の距離で餌を確認すると後は勘で口を餌のところに持っていく。
 でも餌も水の流れや落下に合わせて動いているのでドンピチャで口の位置に来るとは限らない。すると必死に餌に噛み付こうと口をパクパクさせながら体を移動させる。お腹にも神経はあるから餌の位置はわかるのだろう、時々シッポの方にずれてしまうとそれこそアセアセしながら餌をヒレの外に出さないようし、身体をバックさせて餌を口のところまで持ってこようとする。その焦った様子は客席側から見ていてガラスと体の間に餌がある時にはっきりとわかる。そして無事に餌を食べられると「ヤッター」という顔をして次の餌を漁りに行く。


 体の上に付いている目で餌を確認し、「よし、これを食っちゃろ」と狙いを定めて突進するけれど、平べったい体が邪魔をして口が割れ目の底に届かない。とにかくシャニムに暴れるけれど餌に届かない。ヤツも無い知恵を使ってどうしたら口が餌の近くに行くか考える。すると体の位置を変えて割れ目に平行に位置する。すると風呂敷状の体系だから割れ目に頭の部分は入る。それでまたひとしきり暴れてみる。でも餌は食べられない。

 何故ならホシエイの口は体の先端に付いていない。先端から10cm位内側にあるので鼻先がじゃまして餌に届かないのだ。
 この時のホシエイの気持ちは絶対に「食いて~!」。





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Last updated  2004年05月15日 16時39分04秒
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