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空を 見上げてごらん 広い広い 空に みんなの夢をのせた 風船たちが 優しい 秋風にのって ここちよさそうに 舞ってるよ 青い大空と 真っ白なフワフワ雲 たくさんの カラフルな風船たちが 見え隠れして とても綺麗だ モダンな ビルがひしめく 街の上にも 小さき花が はじらいながら咲いてる 野の上にも 水鳥が 愛らしく飛び跳ねる 小川の せせらぎの上にも 希望の光を 放ちながら 秩序などなく みな 思い思いに揺らぎあって とても 愉快そうだ 空を 見上げてごらん みんなの夢をのせた 風船たちに 手をふって 笑い合おう
Sep 30, 2005
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「おっと!」 階段を 踏み外しそうになる 慌てて つんのめった体を 両手で ささえる ちょっと 照れ笑いをしながら 立ち上がり キッと 広い空を見つめる よし もう大丈夫だ また大空を見ながら 新たな一歩を 踏み出す 今まで何度 階段につまずいただろう 何度 転げ落ちそうになっただろう その度に 傷をこさえて ベソをかいたり 大泣きしたり そう言えば 階段にぶら下がって 情けない声を 出して 助けを 求めたこともあったなぁ 私が上ってる 階段は フアフアした 雲の階段じゃあない 確かな足跡が残る 泥の階段だ 私の体中に残る 無数のキズ跡が 美しい光を 放ってる それらのキズ跡 すべてが 私の誇りである
Sep 28, 2005
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虫の声に 誘われて 宵闇の外に 出てみれば 思わぬ強風に あおりを受け 心の バランスを 崩しそうになる 気がつけば 左胸に 大きな風穴が 空いてる そこに 寂寥感が 水かさを 増していき 満ち溢れて いくようだ どうしたら いいんだろう なす術を知らない 私は 途方に 暮れる 100億の 星のかけらを集めて その風穴を 埋めつくそうか 星のかけら達は ひしめきあって 手をかざすほどに 眩しい光を 放って くれるだろうか それとも.... 100万本の コスモスの花で その風穴を おおいつくそうか 可憐な 花達は 思い思いに 揺らぎながら その優しげな まなざしで 微笑んで くれるだろうか 東の空のかなたでは 月が 私の狼狽した 姿を 静かに 見おろしてる
Sep 25, 2005
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「ゴットン ゴットン .... 」 夜汽車が 静寂を突き破りながら 私の目の前を 駆け抜けて行く これが 私のくせなのか 思わず 明かりのついた 車内の人々に 目を走らせる 夜汽車が なにかしら 希望を 抱いてる人々を乗せ 夢と言う目的地に 向かって 走っているような 錯覚を いつも覚える 暗闇に 一際明るい車内が そう思わせるのだろうか Far way. まだ 見たことのない地を 風に吹かれながら 歩いてみたい Far way. まだ 会ったことのない人々と 心かよわせ 笑い合いたい Far way. 未知の世界へ 裸のまま 自由に 飛び立ちたい Far way. Far way .....
Sep 23, 2005
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秋の風が 爽やかに 広がっていき 道交う人々の 表情が 穏やかさを 取り戻し 馴染み同士が 饒舌を弄してる 黄金色に色づいた 稲穂は こうべを垂れ 気持ちよさそうに そよいでる 山の中腹にある ぶどう園では 人の善さそうな 老夫婦が 大粒のピオーネを 宝石を 扱うかのように 丁寧に鋏を入れ 箱詰めすることに 余念がないようだ 私の心に 人々の確かな生活が 映っている
Sep 22, 2005
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秋の風にざわめく 雑草が生い茂る 野の小道を 小さな女の子が 万華鏡を 大事に抱いて 歩いてます 女の子の後を 男の子がふたり ついて歩いてます 女の子は 時々立ち止まっては その万華鏡を 小さな手で クルクル回しながら 一心に 覗いてます 今日は 女の子が住む町から 一山超えたところのにある 大きな町で お祭りがありました 大勢の 男の子たちが おしろいをつけた白い顔に 唇を 赤く染め 祭囃子に あわせて やっこ踊りをしています 若い衆は 頭にはちまきを締め 威勢よく お神輿を担いでます それはそれは たいそう 賑やかな お祭りでした 三人の兄弟は それぞれ 親から小遣いをもらって 祭り見物に 来てました おや.... 女の子が 露店の前で ベソをかいて 立ち止まってます 万華鏡が 欲しくってしかたがないのに お小遣いが いくらも残っていないのです その時.... 女の子のそばにいた 兄が 弟にも 小遣いの残りを出すよう命じて 二人のお金を 女の子に手渡しました 祭りからの 帰り道 万華鏡を 一心に覗き込む 女の子の様子を見てる ふたりの男の子たちは とても 嬉しそうです
Sep 21, 2005
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「さみしいな」 タキシード姿の ボクは 巨大な寂寥感に 包まれてることに 絶え切れず 声に出して つぶやく 月明かりに照らされた 静かな浜辺で 君とワルツを踊りたい ボクは ひたすら流れる時間を 見続けながら 来ない君を 待ちわびてる だけど.... ボクのお姫様は 今宵も 現れてくれそうにない 部屋で ひとり拗ねてるのかな ボクは 離れてしまった君の心を また ボクのそばに たぐり寄せたくって しかたがないのに.... どうして君は ボクのそんな気持ちを わかってくれないんだ 怒りと悲しみで 胸が破裂しそうになる この行き場所のない 苦しみの もどかしさに ボクは腹を立て 砂浜の上に 両手足を投げ出し 仰向けに 寝ころぶ 月を 睨んでみるが 直ぐに月は 滲んでくる 君の笑顔が 恋しくて 目から 涙が溢れ 幾すじも 耳もとに向かって 流れ落ちる ボクは とても疲れてしまい 今は ただ さざなみの音に すい込まれながら このまま 静かに 眠りたいと思う
Sep 20, 2005
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「うっ!」 相変わらず 恋に音痴なボクは ボヤッとしている間に 君からの 必殺ストレートパンチをくらう 目の前が 真っ暗になり ぶざまな姿で リングの上に ノックダウンする 心に鋭い痛みが走り 顔がゆがむ なかなか立ち上がれず 呻き続ける ゴングに救われた ボクは 恋の痛手に 絆創膏を貼り 再び リングの上に立つ さあ! 試合再開のゴングが鳴った ファイティングポーズをとる ボクに 君は 気がついてくれるのだろうか ボクのグローブの中の 両手に 優しさと 思いやりを しっかりと 巻きつけたことを そして 本当は.... ボクが 大好きな 君の 子供みたいな笑顔で ボクの心を ノックダウンされたいと 願ってることを ボクは 最終ラウンドまで 戦いぬくぞ
Sep 15, 2005
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お母さん会いたくなった 女の子は 秋風に おうちに帰りたいとお願いしました 秋風は そんな女の子の気持ちが分かったのでしょう 大きく頷きながら 女の子の頭を優しく撫でてます いよいよ クジラの親子とのお別れの時です 秋風の背中にのった女の子と クジラの子供が 見つめあってます クジラの子供は 女の子に向かってニコッと笑うと まだ ちょっぴりヘタクソなジャンプを くり返しくり返し 見せてくれてます その横でお母さんクジラが 優しい笑顔で 胸びれを振ってくれてます 女の子は だんだんと小さくなる クジラの親子に向かって 「ありがとうー! さようなら」って大声で言いながら 手を 振り続けてます 秋風と少女の冒険旅行は これでおしまいです 秋風は 女の子を無事おうちに送り届けました そして今 秋風はひとりぼっちで 夕焼け空をながめながら 家路をたどってます 背中に 女の子の温もりがなくなり 秋風の心に さみしい風が吹いてます ところで.... 麦わら帽子は どうしたかって クジラの子供が とても大事にしてる お気に入りの 麦わら帽子.... 女の子は 黙ってプレゼントしたそうです その時 女の子の胸は 幸せで いっぱいになったって ☆おしまい☆ *エピローグ* 「トン トン トン」 小さな 女の子が 秋風さんの おうちの 戸を たたいてます そうなんです.... あれから 秋風と女の子は 大の仲良し 今でも 女の子は時々 秋風の背中の上にのって 冒険旅行を してるんです 時々.... 空を 見上げてみてください あなたの町の空にも 秋風にのった 女の子の姿が あるかもしれませんよ ☆今回で、このストーリーはおしまいです 今まで、この拙いストーリーを読んで下さった 方々にお礼を申し上げます また このHPにご訪問下さり 応援・アドバイ スを下さった クレターさん 爽やかな風さん 霧の香さん くうさん 心よりお礼申しあげます
Sep 13, 2005
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「ほらほら もう1回 頑張って!」 「ボク もうダメだよー」 おやおや クジラの子供が ジャンプの練習をしてます まだ うまく出来なくて お母さんクジラが 一生懸命コーチしてます クジラの子供は 何回やっても 高くとべないので ちょっぴりスネてます 秋風の背中の上から その様子を見ていた女の子は 「クスッ」と 笑ってしまいました だって 女の子もうまく縄跳びが出来なくって お父さんに 毎晩教えてもらってるからです 女の子の笑い声で上を向いた クジラの子供は 女の子が 秋風にのってるのでビックリ.... でも 女の子の笑顔が あんまり 可愛いので 思わず 「こんにちは 一緒に遊ぼう!」って 声を かけました 女の子も クジラの優しい言葉が嬉しくって 「こんにちは うん!いいよ」って答えて 秋風の背中から クジラの子供のところへ降りてきました ふたりは すぐ仲良しになりました 女の子は クジラの子供の広い背中を 滑って 遊んだり 仰向けになった ピンクのお腹の上にのって お話したり 背びれをつかんで 海の中を探検したり とても 楽しそうです ..... 楽しい時間は 瞬く間に過ぎ 頭の真上にあった 太陽も 西の水平線に 近づこうとしてます 昼間 あんなににぎわった海も 今では 静まりかえってます 急に 女の子の胸に お母さんの優しい笑顔が 浮かんできました とても 恋しい気持ちでいっぱいになりました
Sep 12, 2005
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秋風と少女は 今 南の海に向かって 爽やかな風を全身に 受けながら 青空のもとを 駆けてます 手を振ってる せいたかノッポのポプラの木が だんだん小さくなり 見えなくなってしまいました 不思議谷の森も スィートポテト畑も 秋風と少女のもとで だんだん小さくなっていきます 秋風の背中の上にのった 女の子は 秋風に いっぱいお話をしてます 大好きな お父さんや お母さん お兄ちゃんと 夏の海で泳いだこと 砂浜で とてもキレイな貝を拾ったこと お隣に住んでる ユウ君と仲良しで いつも 一緒に遊んでること ...... 秋風は 時々女の子をふり返りながら とても楽しそうに 話を聞いてます どれくらいの時間が 経ったのでしょう 女の子は 話しつかれて 秋風の背中の上で お昼寝をしてます あ! 南の海が見えてきました 青い空に 真っ白な雲がただよい 海はまぶしいほど キラキラ輝いてます 大勢のイルカたちが 太陽のもと ふざけあってます 秋風は 海原に向かって目を凝らし クジラの子供を 捜し始めました おや... 遠くの海で 「シュルシュルシュル~」と 潮が舞い上がってます いました! いました! クジラが 2頭見えます 大きなクジラは お母さんでしょうか 小さなクジラの 頭の上には 赤い大きなリボンがついた 麦わら帽子が ちょこんと のってます 秋風は女の子を起こし クジラを見つけたことを告げ はやる気持ちを抑えて 急ぎ足で クジラたちが 泳いでるところに向かって 駆けて行きました その時.... 秋風は大きな胸が 女の子はちっちゃな胸が それぞれ 高鳴っていました
Sep 11, 2005
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女の子がなくした 麦わら帽子が見つかりました 南の海に住んでる クジラの子供が拾っていたのです おそらく 夏の突風にあおられて 南の海まで 飛んでいったのでしょう 小鳥たちが どうしてあの歌をうたっていたかって? それには こう言った訳があるんです 南の海で 麦わら帽子をかぶった クジラの子供が 泳いでるところを 通りすがりの雲が 偶然見てたようです そして 雲はその時の光景が あんまり楽しかったので 小鳥たちに お話してあげたのでした さて 女の子の麦わら帽子を クジラの子供から 返してもらうために 秋風と小さな女の子は せいたかノッポのポプラに お礼を言ったあと 南の海へ向かって 出発します ポプラは 二人の旅の無事を祈りながら いつまでも 手を振ってくれてます ☆つづく☆
Sep 10, 2005
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せいたかノッポの ポプラの木は 一生懸命 背伸びして 女の子の麦わら帽子を 捜してます 不思議谷の森... スィートポテト畑 この町の中央を流れてる ロマンチック川 .... でも この町のどこにも 麦わら帽子は 見つかりません いったい どうしたのでしょう ポプラの木は すまなそうに 女の子と秋風に 麦わら帽子が見つからなかったことを話しました そのことを聞いた 女の子の目に ちょっぴり 涙が浮かんで 悲しい 顔になりました その様子を 見てた 秋風は 胸が痛みましたが 精いっぱい 微笑みながら 女の子を 励ましてます 「きっと 麦わら帽子は どこかにあるよ もしかしたら イタズラ好きの子ダヌキが どこかに 隠したのかもしれないよ 森へ 捜しに行ってみよう」 秋風が そう言い終わった ちょうど その時 2羽の小鳥が 歌をうたいながら 二人のそばを 飛んで行きます 「南の海に住む クジラの子供は ちょっと キュートなクジラ♪ 可愛らしい 麦わら帽子を 頭の てっぺんに ちょこんとのせて 泳いでるよ♪」 もちろん この歌を聞いた二人の顔から 思わず 笑顔がこぼれ落ちたことは 言うまでも ありませんね ☆つづく☆
Sep 9, 2005
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しばらくして 秋風と少女は 町はずれに立っている せいたかのっぽの ポプラの木のところへ 着きました 秋になり 緑のハッパが ところどころ 黄色く 色づき始めている ポプラの木は そよ風に 吹かれながら 気持ちよさそうに ウトウト 居眠りをしてます 女の子は 秋風の背の上から ポプラの木の 耳元に近づき 話しかけました 「ポプラさん ポプラさん 起きてちょうだい お願いがあるの 私の麦わら帽子を 見つけてほしいの 夏の浜辺で遊んでいて なくしちゃったの」 女の子は 一生懸命お願いしました ポプラの木は 眠い目をこすりながら 女の子の話を 聞いていましたが 聞き終わると 目の前の女の子に 少し得意げに こう言いました 「ボクは 町一番のせいたかノッポだから 町じゅう見渡せるんだ ボクが直ぐに 見つけてあげるよ」 それから ポプラの木は ゆっくりと 首を動かしながら 町のあちらこちらに 目をやって 麦わら帽子を 捜し始めました 秋風と女の子は ポプラの木のそばで その様子を じっと見守っています ☆つづく☆
Sep 8, 2005
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さあ♪ いよいよ 小さな 女の子の 麦わら帽子を 捜す 秋風と 女の子の 冒険旅行の 始まりです まず 最初に この町で 一番せいたかノッポの ポプラの木に 会いに 行くことに しました あら 女の子が こわごわと 秋風の 背中の上に のろうとしてます 秋風の 背中は フワァっと していて とても 気持ちよさそうです 「ボクの背中に しっかり つかまって いるんだよ」 秋風は ニコニコ しながら 言いました 女の子をのせた 秋風が 澄み切った 青い大空へ ゆっくり ゆっくり 飛び立って 行きます 女の子は ときおり 爽やかな風に 頬を くすぐられ とても 楽しそうです ☆つづく☆
Sep 7, 2005
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「トン トン トン」 小さな 女の子が 秋風さんの おうちの 戸を たたいてます 「秋風さん 秋風さん 私の大事な 帽子 知らない? お兄ちゃんと 夏の浜辺で 遊んでいたときに 風が吹いてきて どこかへ 飛んでいっちゃったの 赤い大きな リボンがついた 麦わら帽子なの お父さんが 遠い町から 買って来てくれたの」 おや... その小さな女の子の 目には 涙が いっぱい浮かんでます 秋風は 女の子の話を聞き終わると さも 申しわけなさそうに 「ごめんね 知らないんだよ」って 答えました でも直ぐに 優しく微笑むと 女の子に 温かいミルクと 出来立てのマフィンを ご馳走してやりながら これから一緒に その麦わら帽子を 捜しに行くことを 約束しました ☆つづく☆
Sep 6, 2005
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朝を 告げるため 寝ている 娘のもとへ行く めずらしく 今日は 娘の寝顔を そっと窺ってみる 透きとおった 白すぎる頬 私によく似た 鼻梁 口元 喜びと 少しの戸惑いが 束の間 私の胸に 生じる 幼さが 残ってるものの 寝息も たてず 微動だにしない 表情は なにか 人生の 試練に 耐えてるようにも 錯覚させる 軽い朝食と 身支度を おえた 娘は 少し 生意気な 口を たたきながら 家を 出る その華奢な からだに 不釣合いな 大きな カバンを 肩に かけて ひょうひょうと 歩いてる その道が 特別な 輝く未来へ 向かってる 道だと いうことを 君は 気がついてるのだろうか 近くの 町工場から ラジオ体操の 音楽が 流れてくる この町の 今日という 新しい 一日の 体温が 上昇し始めてるようだ
Sep 5, 2005
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走れ 走れ! 風を きれ! 全力疾走で 駆け抜け 胸に秘めてる 哀しみを 全部 打ち砕け! 走れ 走れ! 突っ走れ! 風の 旋風をおこし 行き場所のない 怒りを 全部 ぶちまけろ! 風の抵抗を 全身に感じながら おまえの その輝く瞳に 明日は 見えてきたか! 昨日のことなど 捨てておけ! 走れ 走れ! 風を きれ!
Sep 4, 2005
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暑い.... 真昼の太陽から 送られてくる 光線は 容赦なく 矢のように 私の全身を 射抜く 体じゅうから 汗がふき出し 滴り落ちる 私は 立ち止まり 汗を ぬぐいながら 太陽を 恨めしげに睨む 一息つくと 帽子を 目深に かぶり直し また 歩きはじめる しばらく行くと.... 老人が 疲れきったように 体を ベンチにあずけるようにして 腰かけてる ベンチの そばに立ってる大木が 葉を繁らせ 影をつくってるためか 老人の顔は いくらか涼しげだ 老人は 人なつっこい笑顔で 声を かけてくる 「少しここで 休んで行きませんか」 私は 老人に礼を言い 「私は まだ旅の途中なんです とても大事なモノを 探してるんです」 と申し訳なさそうに 答える 私の手に 握られてる地図は 真っ白で 道など何も記されてないが 愛 希望 幸福 という文字が くっきりと 浮かんでる 私は また前に向かって 歩き始める 私にはまだ じゅうぶん力がある
Sep 3, 2005
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私は 薄暗い部屋の中で ひとり 必死で 生きることに 耐えてる 私の 心の中で 一本の 細い糸が なにか強い力で 引っ張られて行き ちぎれそうになる 心が 悲痛な 叫び声を 上げる 私は 自分の存在を 暗黒の世界の中へ 消失して行きそうで 狂いそうになる いつまで こんな酷い 仕打ちを 受けるのか 生きてることが 辛い その時 スッと 薄明かりが 差し込んできて もう一人の 私が現れる とても穏やかな 表情で 優しく 私をさとす どうか あなたの胸を これ以上 痛めるのは やめてください 私は あなたを救うため 15年後の 未来から 時空を 越えて やって来ました あなたの この辛さは 必ず 時間が 解放してくれます もう 大丈夫ですよ そう告げると 彼女は 泣きじゃくる 私を 温かい 両腕で 優しく 包みこみ そして 静かに 消え去った 時間は 人々の 心の 痛みを 拾い 集めながら 時空を 旅してる
Sep 2, 2005
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長い坂道を 息を切らしながら 私は 自転車のペダルを 必死に こぐ 日差しの 熱さに 上着が 汗で ぐっしょりしてる 私は 暑さに耐え切れず 自転車から 降りる 私の目が 涼を求め 道に沿って 流れてる 小川を 覗きこむ たくさんの 石ころの間を 水が 浅く流れてる あ!.... 小さなカメが 一匹 ゴソゴソ 動いてる 私は 珍しいモノを 見つけたようで ちょっぴり 得意げになる ふと 目線を上げると 赤とんぼの 行列が 宙に 浮いてる その向こうに 咲いてる 彼岸花の 赤々とした色が 目に 鮮烈に映る 今 まさに 秋が 始まろうとしてる
Sep 1, 2005
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全21件 (21件中 1-21件目)
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