あ、今回の衆議院選挙のことではありませんよ。 確かにこんなタイトルだと、とんでもなく議席を増やした与党と、がっくり減らしてしまった野党第一党のことを連想させてしまうかも知れませんが、違うんですよ。 スポーツの話題ですよ。ずいぶん前に George Best のことを書いて以来の、サッカーです。 もう一週間にもなりますが、ワールドカップ予選で、イングランドが北アイルランドに1-0で負けたというニュースには、かなりビックリした人も多いことでしょう。あのベッカムがフリーキックをゴールポストにはじかれて、頭抱えていましたよ。 北アイルランドがイングランドに歴史的勝利=W杯予選 イングランドが北アイルランドに屈辱的敗北
彼はPBS 制作のテレビ番組 "Danny Boy: In Sunshine or In Shadow" の中で、この歌に関して、「これはとてもアイリッシュな歌であると同時に、どんな場所で、いかなる状況下で歌われても、違和感がないように思う……」と述べています。 ところが、『ダニー・ボーイ』についてこのように語っているクラプトンが、何と!…歌っていないんです。 あ、待ってください。それじゃあ詐欺じゃないかようと、お怒りのあなた。お気持ち、ごもっともですが、もう少し話を聞いてください。 彼は歌う代わりに、ギター演奏という形で、きっちり仕事をこなしているんです。 彼は彼なりに、この歌には思い入れがあって、この番組企画をもらった際に、どのように自分なりの表現をしようか悩んだ結果、「……自分にとってこの曲は、できるだけシンプルにそして純粋に表現するのが最も良い方法と考えたんだ。つまり、ギターだけで(歌なしで)演奏すること。それが、この歌に僕が捧げることのできる一番純なものだし、一番尊敬の念を込めたやり方だと思ったんだ」という具合に、ガットギターで淡々と弾くわけですよ。