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2009.11.20
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カテゴリ: 60年代米国音楽
“The Lion Sleeps Tonight (Wimoweh)”by the Tokens (1961)

 今日のタイトルから、な~んだ、トーケンズのことかと、ご推察の貴方!歳がバレますぞ。
 いや、もちろん貴方の想像した通りで、「格闘する犬」=「闘犬」・・・とうけん、すなわちトーケンズってね。
 でも、待ってくださいよ。この発音。高校生ぐらいまでは何の違和感も無く平気でトーケンズって言ってましたけど、よく見りゃ Token って、こいつはどっちかって言やぁトークンズだわな。
 まあ、こんなことはそれこそ枚挙にいとまが無いところだけど、どうも「闘犬ズ」が頭から離れなくなっちゃいました。

 もう2ヶ月ほど前のことですが、久しぶりに B○○K ○FF (←伏せ字にしたつもりですが) で CD 見ていたら、the Tokens のベストが安く出ていて、つい買ってしまいました。輸入盤でしたが、オフィシャル盤でしたし、20曲入りで500円ならいいでしょう。
 で、レジに持っていったら、100円引いてくれました。2割引セールだったようです。近頃、どうでも良いような CD にやたらと高い値段をつけて相場を上げようとして失敗している B○○K ○FF さんにしては、久しぶりの快挙でしたね。

 第1章:『ライオンは寝ている』


 おもむろにケースを開いてみると、実は期待していなかったライナーノーツが大変充実していて、こういうサプライズは大いに結構。それにしても字が小さいなぁ。
 前から疑問に思っていたんだけど、このライオンの歌は良くフォークの人たちがやっていたのには、何か意味があるんだろうか。トーケンズって、そのスタイルはいわゆるフォークよりはむしろフォーシーズンズとかビーチボーイズのようなコーラスグループっぽいんだけど。・・・って、この積年のもやもやが一度に晴れてしまいました。
 オマケに副題の Wimoweh (ウィマオェ) の謎も解けてしまったから、400円のバーゲン CD もバカにならないわけですよ。

 つまり、こういうことです。1930年代に南アフリカのソロモン・リンダという人が歌ったズールー族の歌で、"Mbumbe" というのがあった。15~20年後、ニューヨークでこの歌に新たな詞を付けて "Wimoweh" が誕生した。歌ったのは、あのピート・シーガー率いるウィーバーズ(the Weavers)。
 だもの、フォークの人たちが歌いたがるわけですよ。泣く子も黙るピート・シーガーですよ。しかも1952年にはトップテンに入っている!
 けど、その後、ピート・シーガーはレッドパージで表舞台から退くことになる。同時にこの歌も・・・。しかし、約10年後の61年、今度はトーケンズによって再び日の目を見ることになるのだ。
 え?!ニール・セダカが在籍していた?・・・そうか、トーケンズの前身は高校時代のセダカのバンドだったってことね。
 ほかにも知らないことだらけだ。ここまででまだ1ページも終わってない.長い長いライナーノーツはその後2か月経っても読み終わらずに、机の上に置きっぱなしです。

 さて、収録曲ですが、2曲目の "La Bamba" は例のあれに間違いないとして、この7曲目と9曲目が気になるなあと思って、"Sincerely" と "Thousand Miles Away" をとりあえず聴いてみる。と、やっぱりあのドゥーワップで有名な2曲だった。前者はアップテンポ気味でちょっと変な感じもしたけど、どちらも名曲であることに変わりはない。
 で、やっぱりこのグループは、フォーシーズンズやビーチボーイズ系の白人コーラスグループだった。写真ではエレキを持ってるし、演奏もしたようなので、白人ドゥーワップグループとも呼び難い。むしろビーチボーイズに近いかもしれないが、ニューヨークという土地柄からか、グリニッジビレッジ系のピートシーガーや黒人ドゥーワップグループのカヴァーを得意としたというのは興味深いところだ。
 う~む、なかなか良い買い物だった。



 第2章:『トラは起きている』

 悪ふざけはするつもりが無いので、どうかタイトルだけ見て帰るのはやめてください。
 本当にこういう歌があるんですよ。
 いえいえ、そうじゃありません。僕が勝手に作ったなんてモンじゃありませんって。うちにCDがありますから。
 原題は、"The Tigers Wide Awake" で、歌っているのは The Romeos 。いわゆるパロディーもので、'Those Doo-Wopp Answer Songs' というアルバムの中に入っています。ちなみに『トラは起きている』は、穴沢が勝手に訳しましたが、もうタイトル見ただけで内容が理解できちゃう、期待を裏切らないその出来映えは、数ある冗談音楽の中でも、実に素晴らしい1曲と言えるのではないでしょうか。






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Last updated  2009.11.21 02:52:43
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