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“Sealed with a Kiss (涙の口づけ)” by Brian Hyland 1962
全米No.1を記録した『ビキニスタイルのお嬢さん』は日本でも大ヒットしたのだけれど、当時よくあった日本語訳のカヴァーポップスと連動して流行った。その勢いで同じくブライアン・ハイランドが歌った『ベイビー・フェイス』も流行ったが、こちらは米国ではアルバムの中の1曲で、シングルカットは無かった。つまり日本独自のヒットだった。
『ベイビー・フェイス』といえば、以前、リトル・リチャードの方が古いと知って驚いたが、なんのことはない。オリジナルが1926年のティンパン・アレーの曲だった。
いやあ、世の中知らないことばかりだわいな。
知らなかったといえば、『涙の口づけ(Sealed with a Kiss)』が日本でヒットしたのはレターメンのやつだったので、これのオリジナルがあのブライアン・ハイランドだったというのにも驚いたっけ。
ところで、飯田久彦の歌った『口紅のシール』はオリジナルがマーク・スチュアートが歌った “SWAK” ですと。
この “SWAK” という単語が sealed with a kiss の頭文字で、ジーニアス英和大辞典によると、「SWAK [略] sealed with a kiss キスで封をした《 ◆ ラブレターの封筒の裏に書く》」とのことですよ。この歳になって改めて思う。辞書は必要だ。
それにつけても、『涙の口づけ』と『口紅のシール』の邦題、どちらもかなり苦しいなぁ。
“Sealed with a Kiss (涙の口づけ)” by Brian Hyland 1962
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今度の鯒(こち)は前回に比べて小振りでしたが、こちらの方が普通サイズで、前回のはジャンボサイズだったようです。やはり煮付けと刺身をいただきました。新書サイズの「ゆっくりとまったりと (野々山貞夫 / 著)」を横に置いてみました。
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7月30日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。
1 . 涙の口づけ (ブライアン・ハイランド) 2 . Mailman Bring Me No More Blues (バディー・ホリー) 3 . Send Me a Postcard (ショッキング・ブルー) 4 . I’m Gonna Paper All My Wall with Your Love Letter (The Andrews Sisters) 5 . Please Mr. Postman (Nikki Parrott) 6.Stone Crazy (Buddy Guy) 7 . 悲しき慕情 (ニール・セダカ) 8. As Tears Go by (ローリングストーンズ) 9. Lonely Boy 10. Puppy Love (以上、ポール・アンカ) 11. ローズ・ガーデン (リン・アンダーソン)
リクエスト曲は、7. 酋長Kobaさん。 みんみん さん。 以上、ありがとうございました。
上記以外は穴沢選曲。1.~4.は全集に続き手紙の曲。また5.は「今月の歌」。6.はこの日がバディ・ガイの誕生日(1936.7.30生,86歳)で。9.&10.はこの日がポール・アンカの誕生日で(1941.7.30生,81歳)で。11.はこの日がリン・アンダーソンの命日(2015.7.30没,享年67)で。
以上です。次回もよろしく。
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