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アガルタ通信２００９ライナーノート

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2019.09.07

T

なんせ札幌で広瀬淳二のサックスが聴ける機会なんてそうは無い（残念なことだが札幌では客が集まらない・・いや東京でも集まらないんだけどねｗｗ）
しかも美川俊治とのデュオである。
本当にアリガタイ企画だった。

全部で4バンド出演。
まずはオープニング・アクトの岩見沢在住の吉田野乃子のフュージョン・バンド『Cubic　Zero』
札幌での一番最初のライブが何年前だったか忘れたが、その時の印象と変わらずワシの『好み』では全然無い。演奏と全く関係ないが、やたらとカメラマンがライブ中に映像を撮っていて観てる方としてはジャマであった。

2番手のMERMORT+吉田野乃子
この『MERMORT』がメチャクチャ良かった。初めて観たのだが、3人（ｇ、key-打ち込み、映像）のメンバーでの演奏は楽曲の完成度も凄いし、吉田のサックスが絡んでも違和感の無い懐の広さ、つい見入ってしまう映像の絶妙さ、アンサンブルの見事さ、ちょっとザッパみたいな所（笑）もうね、カッコ良い！！～と思った。こういうバンドがあるんだ・・・やっぱり東京凄いな～
ここでのゲスト（？）吉田野乃子の方が断然ワシの『好み』である。
隣で観てたJOEも『これいいですね～』と言ってたが、多分この日の客全員が『MERMORT』って良いなぁ～と思ったに違いない。

さて3番手がお待ちかね（！！）美川＋広瀬デュオである。
もう広瀬さんのサックスが聴けるということで、このライブすぐに予約したくらいの広瀬淳二のサックスのファンである。しかも美川とのデュオという初めて聴く（観る）ライブである。
これがね、やっぱり最高だったのよ。2人の絡み合いは勿論のこと個々の演奏のクオリティの高さが半端無かった。伊達に長年やってるわけじゃないサウンドの凄さにPROVOのソファに正座（ウソ）して聞き入った。最高の時間だった。あっという間に演奏が終わったが、もう大満足で『これ以上なにも聴きたくない』と思ったので余韻を楽しみながら雨の中札幌駅まで歩いた。

～ということで4番手のMIZというバンドは観てない。

今回のライブを企画してくれたNMA沼山さん、PROVOに感謝！！！

ただ、PROVO　毎回ライブに行って思うのだが出演者の演奏内容に関係なくいつもミラー・ボールが回っているのには閉口した。本当に趣味が悪いと思う！！