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October 2, 2006
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ハイデルベルク信仰問答の第34主日、第35主日を読んだ。十戒のところだ。

問93ではこれを二つに分類する。神に対する態度についての戒めと、隣人に対する態度についての戒めである。
問94は第1戒で神が求めていることを問う。
問95では偶像崇拝とは何かを問う。
問96は第2戒から聖像の問題を問う。

「十戒」というが、聖書には「十」とは書いてない。
人によっては元々12戒だという学者もいる。なるほど、12というのはイスラエルの部族数だし、完全数だ。
10項目だとして、ではどこからどこまでが1かというのも異論がある。

第1はユダヤ教の分け方、「わたしは・・・」という序文を第1戒に含める。
第2は正教会や改革派の分け方。「わたしのほかに神があってはならない」を第1戒、「いかなる偶像も造ってはならない」を第2戒と数える。
第3はアウグスティヌス以後のカトリックとルター派。「いかなる像も造ってはならない」以下も第1戒に含める。この項目に関してはユダヤ教も同じだ。

改革派流の分け方だと、「わたしの他に神があってはならない」と「いかなる像も造ってはならない」が別項目なので、「いかなる像」にはまことの神の像も含まれる。
それに対してカトリックの場合は「わたしの他に神があってはならない。いかなる像も造ってはならない」であるから、「いかなる像」は「わたしの他の神の像」を意味するだろう。
そうすると神の像を造る余地が生まれてくる。

十戒は2枚の石の板に刻まれていたという。どこまでが1枚目でどこから2枚目かも気になる。
一般的には1~4戒が第一部 神に対する態度に関する戒め、5~10戒が隣人に対する戒めとされている。しかし十の戒めを二つに分けるのなら、1~5、6~10の方がふさわしいだろう。
第5戒は「あなたの父と母とを敬え」だが、これは「神」に関する戒めか「隣人」に関する戒めか?

問96~98は、聖像・聖画像に関するものだが、ハイデルベルク信仰問答の立場は一切禁止だ。
730年の聖像禁止令と787年の第2ニカイア公会議の決定「模像を通して原像を礼拝する」をどう理解するのだろう?





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Last updated  October 3, 2006 01:22:34 AM
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