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小説すばる 2025年1月号命の横どり 第八回 久坂部羊脳死に反対している弁護士・木元耕介が一ノ瀬と移植コーディネーターを攻撃する。互いに信念を持って行動しているので全く歩み寄れない。直接対決の場が設けられるが・・・。一ノ瀬のほうが正論なんですが、感情論の木元のほうが共感を得られやすいのは確かですよね。物語がどの方向に進むのか、次回も大注目。
2025年01月31日

小説すばる 2025年1月号天上の火焔 第五回 遠田潤子天河の衝撃の告白。そ、そんな過去があったんですねえ・・・。城に対する態度もこういう背景があったのか。う~ん、全ての謎が解けましたが、余りに酷な話で呆然としてしまいました。芸術と家族、こうなってしまうのですかねえ。
2025年01月29日

小説すばる 2025年1月号ヒトラー 第五部 第六回 佐藤賢一スターリングラードの攻防。窮地に陥ったドイツ軍の撤退を認めず、玉砕しろ、と命令するヒトラー。第二次世界大戦の日本とほとんど同じですね。おかげで何万人の兵士が死んでいったのか・・・。一方、ベウジェツ収容所から異動になったハンスは、オシフィエンチム収容所に到着する。ポーランド語のオシフィエンチムはドイツ語でアウシュヴィッツと呼ばれる。おおお、その名前を聞いて鳥肌が立ってしまいました。恐ろしい・・・。そのアウシュヴィッツでハンスは思い切った行動に出る。う~ん、これ大丈夫なんでしょうか?小説だけど、滅茶苦茶気になってしまいます。
2025年01月28日

小説すばる 2025年1月号13月のカレンダー 第九回 宇佐美まこと自宅マンションの柏に帰って来た上野侑平は転職サイトに登録する。面接に行った会社で知り合いに会った上野侑平はとある人物の話を聞く。上野侑平は苦い過去と向き合うがこの人物と会話をして少し救われる気がしますよね。母の再婚相手と会った後に、疎遠になっている実父と会うが実父の正体を理解できた気がする侑平。父は父で苦しんでいるんですよね。間違って認識しているけど・・・。母の再婚相手の話も震災が絡んでいて感慨深いものがあります。この後の侑平がどういう行動をとるのか興味津々。
2025年01月27日

小説すばる 2025年1月号あいつも誰かに殺される 第五回 下村敦史今回初めのほうでは大和田正美という小学校のPTA会長の話。自分の尺度でしか物が計れない人物で、自分が正義、のタイプ。いわゆる「嫌なタイプ」の女性です。この大和田正美が小学生の登校の見守りをしている男が不審者に見えて、憶測で犯罪者扱いしだします。SNSに投稿をしてしまう大和田正美・・・。一方タナトスは次のターゲットを投稿する。警察はターゲットを保護すべく動くが・・・。タナトスの犠牲者がどんどん増えてきました。悪意で溢れるSNS。タナトスが何を基準にターゲットを選んでいるのかは不明ですが、今迄殺人が起きているのは確かな事実。警察も後手後手に回ってしまっています。いやこれ、現実に起きても不思議でないですね。恐ろしい時代です。
2025年01月24日

小説すばる 2025年1月号うまれたての星 第二十七回 大島真寿美泉田依子の連載漫画にベッドシーンがあり、編集部に抗議の電話がかかってくる。しかし楢橋編集長は全くそれに対して自信を持って対応する。担当の高峯忠道もベッドシーンを許可していた。その騒ぎを横目で見ているのは武部俊彦。武部俊彦は担当のやまなべ先生のミザリエンヌという漫画が過激だとして連載を許可していなかった。しかし、やまなべ先生は他誌で連載を開始していた。しかもそのミザリエンヌという漫画は大ヒットしていたので武部俊彦には二重三重の打撃だった。表現の自由と規制は微妙なラインなので、判断が難しいですよね。漫画の担当、まったくもって難しいものです。一方西口克子も悩んでいた。沢先生の担当なのだが、先生の良さがわからず、自分の基準でダメ出しをしそうになり、危うく足をひっぱることになりかねない。編集長に担当の交代を申し込むのだが・・・。天才を相手にするのって本当に大変そうです。
2025年01月22日

小説すばる 2025年1月号分裂蜂起 第三回 佐々木譲水死体の氏名が判明。手がかりを求めて水死体の勤めていた工場に話を聞きに行く新堂と堀田。「アカ」との繋がりを疑うが、今のところ無関係のようだ。捜査中にまたもや水死体が発見される。今度は口髭のある白人だった。死体発見現場にロシア人が出張ってくる。それはなんとコルネーエフ憲兵大尉だった。水死体が持っていた写真を手がかりに少しずつ人間関係が判明していきます。誰が繋がるのか、あるいは無関係なのか皆目見当がつきませんね。段々面白くなってきました。
2025年01月21日

小説すばる 2025年1月号京極夏彦×鳥海修(書体設計士)京極夏彦さんの新刊「書楼弔堂 霜夜」刊行記念対談です。鳥海修さんというのは書体設計士なので文字に詳しいのはもちろんなのですが、京極夏彦さんがここまで文字やレイアウトにこだわっているのは驚いてしまいました。フォントにもこだわっているし、In DesignというDTPソフトを使って書いているし小説家ってここまでこだわるんだ・・・、と感嘆してしまいました。文庫になった時に調節をするなんてすごい拘り・・・。「書楼弔堂 霜夜」では活字や本の紙の話が描かれているのですが、これは京極夏彦さんが並々ならぬ関心を持っている分野だったんですね。ところで、「ゲラ」がゲラ箱(活字の組版を置く容器)から来ているなんてウンチクも面白かったです。。
2025年01月20日
2025年1月15日(水)に第172回直木賞が発表されました。候補作は、朝倉かすみ(あさくら かすみ) よむよむかたる 文藝春秋伊与原新(いよはら しん) 藍(あい)を継ぐ海 新潮社荻堂顕(おぎどう あきら) 飽くなき地景(ちけい) KADOKAWA木下昌輝(きのした まさき) 秘色(ひそく)の契り 阿波宝暦明和(あわほうれきめいわ)の変 顛末譚(てんまつたん)※顛の偏は、正しくは「眞」です 徳間書店月村了衛(つきむら りょうえ) 虚(きょ)の伽藍(がらん) 新潮社そして受賞は伊与原新さん「藍を継ぐ海」でした。伊予原新さんは『八月の銀の雪』20年新潮社刊で第164回直木三十五賞候補になっていました。2度目の候補で受賞。伊予原新さん、受賞おめでとうございます!伊予原新さんと言えば、『宙わたる教室』がNHKでドラマ化されて出来が良くて話題になりましたよね。『月まで三キロ』も良かったなあ。伊予原新さんの本だけでなく、他の候補作も読んでみたいです。
2025年01月19日

小説すばる 2025年1月号ウロボロスの環 第二十回 小池真理子野々宮歩の話は憶測でなく、どうやら本当に繋がりがあるようです。書類が2つあった理由も判明。影山から全てを聞いて、納得する彩和だが、この後どうするんでしょうね・・・?彩和の次の行動に大注目。次回が待ち遠しい。
2025年01月17日

小説すばる 2025年1月号新川帆立の途中下車 第2回 新川帆立小説家の新川帆立さんが4コマ漫画を連載。4コマ漫画というよりは、エッセイに近いページなんですが、弁護士であり、一流の小説家である新川帆立さんが漫画を描いて、コミティアの出張編集部に漫画を持ち込む、というのは不思議な気がします。出張編集部の人も驚いたのでは?それにしても同人誌まで作って売りに行くバイタリティに脱帽です。
2025年01月17日

小説すばる 2025年1月号とまり木 第三回 西條奈加初めて”千木”として送りこまれた屋敷を苦い思いで後にした崎郎。次なる行き先は「湖亀楼」。かの地では、お美宇という同志が先んじて一年ほど仕事をしていて・・・。(小説すばるより転載)崎郎は芝神明町の料理屋「湖亀楼」に潜入せよ、と命を受ける。「湖亀楼」には一年前からお美宇という女性が仲居として潜入している。しかし、そのお美宇から声がかからなくて焦る崎郎だが・・・。同志のお美宇にももちろん事情があり、それが判明します。意外な繋がりがあって驚く崎郎。そして「湖亀楼」で入手した情報は驚く内容だった。少しずつとまり木の人物がわかってきました。う~ん、わからない部分がとっても気になる・・・。次回も楽しみ。
2025年01月15日

小説すばる 2025年1月号ジョバンニと文選さん 木下昌輝大阪の活版所で文選のアルバイトをする貴一は、ある日、東京から来たという少年・忍と出会う。激動の昭和・・・、文選士として切磋琢磨する日々を送っていた二人にも、時代の大きな波が訪れる。昭和の大阪を舞台に贈る、著者初の現代小説。(小説すばるより転載)活版印刷所で活字を選ぶ文選のアルバイトをする貴一。東京から来た忍という少年のほうが早く、しかも上手いと上司に褒められていて悔しい。将来は本職を文選にしたい、と思っている貴一だが・・・。活版印刷の最後の時期の文選という職業を描いた小説。お仕事小説と思って読んでいくと、最後は趣が変わっていきます。涙涙の最後。こんな話も実際にあったのかもしれません。昭和の苦い青春物語でした。
2025年01月14日

小説すばる 2025年1月号森羅記 第四回 北方謙三海の向こうにある国・元を警戒する北条時頼。いや、まだ警戒という段階ではありませんが、嫌な予感がしているだけなのかもしれません。だとしたら凄く鋭い感覚ですね。一方、クビライのほうは兄・モンケに会う。王になるモンケ、さすがの貫禄ですね。弟をこき使う兄(笑)まあ仕方無いですね。北条もモンゴルも着々と地固めをしている段階。状況が大分判明してきて面白くなってきました。
2025年01月13日

小説すばる 2025年1月号女王様の電話番 第五回 渡辺優女王様を探している私・志川ですが、今回は志川の過去の話がついに語られました。前の会社で付き合っていたらしい星先輩の話は、かなり気になっていました。そして志川の衝撃の告白・・・。そうだったんだ・・・。誰が悪いわけでもない、誰も責められない。友人の吉野ちゃんが怒るのも無理はないですが、しかしこれは怒られてもどうにもならない。志川本人の絶望は深かったでしょうね。一方、女王様の手紙にあった電話から志川に電話がかかってくる。これまた内容が衝撃的です。なにやら凄いことになっているようです。益々混沌としてきて、益々面白くなってきました。次回も大注目。
2025年01月09日

小説すばる 2025年1月号風車と巨人 第二回 岩井圭也憧れのドキュメンタリー番組「十一時の肖像」の企画が通った。三田紗矢子は、番組の主人公となる老化研究の第一人者・嘉山宗弘と、初めて対面するが・・・。(小説すばるより転載)城北大学で嘉山宗弘と会い、撮影の打ち合わせをする。非常に好意的だったが、プライベートの話になると態度が硬化する。疑問に思いながらも、撮影を進める。世間的にも認められている嘉山宗弘だが、疑問を呈する医師が現れる。その話を聞くと・・・。なんだかきな臭くなってきましたね。STAP細胞騒ぎを思い出してしまいました。研究内容は難しく、専門的なので素人はイマイチ理解出来ないので判断が難しい・・・。次回も大注目です。
2025年01月09日

小説すばる 2025年1月号燻る骨の香り 第二回 千早茜京都で香原料や薫香を扱う「瑞雲堂」の娘・真奈は、亡くなった妹の丹穂との約束を果たすために現れた小川朔と五年ぶりに再会し、あの日のことを思い出す・・・。(小説すばるより転載)五年前、山陰の森で出会った小川朔。妹の丹穂が新しい過ぎのお香を作ろうと思い入った森での出会いだった。そして現在。会社に出勤した真奈は、あのぶしつけな男・新城にからまれていた。そこへ出現する小川朔。小川朔へ縋ってしまう真奈。小川朔の言葉はいちいち含蓄があって響くのですが、香の世界は「場を制する」そして「絡みついて、重く残る」というのは常人にはイマイチ理解出来ない世界です。が、何となく言っていることがわかります。深いっすね。
2025年01月08日

小説すばる 2025年1月号アクリル 第一回 井上荒野僕らは順当に幸福になっていく・・・。そう信じて疑わなかった卓郎と美幸の関係は、ある存在を契機に、にわかに歪みはじめる。「推すこと」の深奥に迫る、待望の新連載!(小説すばるより転載)井上荒野さんの新連載。三十三歳の僕は恋人の美幸と結婚する。美幸はYO!YO!学園のファンで、「聖ユニコーン学園高等部一年の、霧谷ビョルン永劫」というキャラ推しだ。美幸と結婚した後、突然父が倒れる。病院で家族が集まる中、母が突然訳のわからないことを言い出す。とまどう中、とりあえず母の問題を先延ばしにする。そして僕は美幸に重大なことを告げる。すると美幸は意外な行動をとってくる・・・。ジェットコースター小説です。なんだか凄く早い展開で、ついていくのがやっと、という感じ・・・。第一回はページ数が少なく、どの方向に進むのかはわかりませんが、美幸のキャラが不明で、ちょっと不穏。楽しみな連載が始まりました。
2025年01月06日

小説すばる 2024年12月号虚池空白の自由律な事件簿 最終回 リンゴは海に 森昌麿エヌ出版に勤務する編集社・古戸馬は、ムック本「Nの歌を聴け」企画のため、大学の同期であり<自由律俳句の伝道師>と称されている俳人・虚池空白と共に<野良句>を探していた。野良句とは古戸馬の創り出した造語で、世の中の落書きや看板など、そこらに落ちている句のことだ。そんな、「詠み人知らず」の名句を探し求める二人は、野良句と思しき言葉を見つけるたび、解釈を展開するのだった。(小説すばるより転載)「九マイルは遠すぎる」的な野良句だけをヒントにその真相を探り当てる連作。今回で最終回でした。今回は、バー「のちえ」に残されていた「タコさん好き/リンゴは海に/○○○」というコースターに書かれた野良句を虚池空白が解き明かします。コースターは女優の仁科有紀の席にあったものだ。虚池空白の推理は・・・・。虚池空白の推理は毎度お馴染みの驚愕の鋭さなんですが、今回はそれだけでなく、なんと今迄の話全体に繋がる、というあっと驚く展開に!これはやられました!今迄の話はもちろん独立した話なんですが、こういう繋がりがあったんですね・・・。森昌麿さん凄いです。いや~、面白かった~。これ絶対に続編希望です。
2025年01月03日

小説すばる 2024年12月号ウロボロスの環 第十九回 小池真理子驚愕の事実を知った彩和。影山から俊輔の過去の話を聞く。過去の話を聞くと、やはり運命、としかいいようのないものを感じますね。続きがすごく気になります。
2025年01月02日

小説すばる 2024年12月号命の横どり 第七回 久坂部羊移植コーディネーターの間で知名度の低さを嘆く会話が書かれています。移植コーディネーターにはレシピエント側とドナー側の2種類あることをドクターですら知らないと憤慨する台詞も・・・。専門職になればなるほど、他の人には理解度が低いのがもどかしいですよね。息子の死亡に納得がいかない岡田登志子はついに反対派の弁護士・木元耕介に会いに行く。立花真知はここのところ話題になっているのですぐに関連に気付く・・・。予想通りマズいことになってきましたね。状況はかなり立花真知に不利なようで・・・。次回大注目。
2025年01月01日
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