『内緒にしてくれる?』

『内緒にしてくれる?』

2005年01月18日
XML
カテゴリ: おじゃま虫暦
先週の土曜日のサークルの後に遊びに行って家に帰ってきてからのこと。


私は結婚相手が逮捕されて帰ってきてから、もうずっと結婚相手の実家には行っていない。盆だろうが正月だろうが関係なく拒否した。
裁判が終わり帰ってきた直後何回かは会ったけれど、結婚相手が家出をして以後、結婚相手の祖母のお葬式の時にしか向こうの家族には会っていない。
なぜなら、

結婚相手が犯罪を犯したのはすべて私が悪いと両親が言ったこと、
逮捕後に生活面で何も助けてくれなかったこと、
妹が私に結婚式には出て欲しくないと言ったこと、
結婚相手が家出をした時、私が電話したときにも私をののしったこと、



その理由は全て結婚相手に話していたのに今更なぜ。と思った。


私がどうしているか両親が気にしている、色々あったときにぶつけるのが私しかいなかった、そういうのを謝りたいと言っている…
無言で抵抗する私を色々と説得しようとしていたが、なんのことはない、結婚相手のただの意地からだった。

妹の旦那(結婚相手から見て義理の弟)に
「嫁さんひとり連れて来れないんですか」と言われたのがくやしかったからだ、と最後に明かした。

そんな意地と私の心を、どうやってはかりにかけたのか。

考えるのがもうしんどい。

まわりくどい理由を並べ立て「オレの顔をたてると思ってさ」などと言える根性が私には理解できない。

「嫌な思いさせて悪かったな」と言って泣いてる私をそのままに布団の中へ入ってしまった。


正月にも会いに行かない嫁でいなきゃならない理由を作ったのは誰なのか。元をたどれば結婚相手本人が原因じゃないか。
どれだけ私がアンタの家族全員に傷つけられてきたのか。



あれだけ説明したのに。

理由もさることながら、そのことも再確認してしまってさらに涙が出た。
ひとりでしばらく泣いた。



その2日後、また私は大泣きした。

夫婦ゲンカのきっかけは本当にちいさなことだ。結婚している人は良く分かると思う。

なので今回のケンカのきっかけを書くのは今思ってもバカバカしいので詳しくは省きます…ちょっと書いててあまりにも脱力な内容だったので…



私が言っていることは「ウソ」と言う結婚相手。
「ウソ」じゃないと言う私。
それはただの意地だと言う結婚相手。
「ウソ」つく理由がない、どうして私がここまで「ウソ」をつくのか、と私は聞く。
俺に負けたくないと言う理由で言い張っているだけだと言う結婚相手。
なんでアンタの中で私はそんな人間なんだと聞く私。
今までずっとそうだっただろうと言う結婚相手。


もう堂々巡り。
「だったらもういい。そういう人間だと思ってればいい」
これ以上私は結婚相手に『許して』もらわなくていいと思いサジを投げると「間違っていることを認めろ」とさらに食らいついてきた。

そこからまた堂々巡りで結婚相手は絶対に私が間違っているとしか言わない。謝ってもダメ。もっとちゃんと謝れと言う。間違っているのを100パーセント心から認めろと言う。

1時間くらい言い合って、私はまた謝った。
もちろん心から100パーセント謝ったりしていない。

「前に大ケンカしてから半年、私からケンカをふっかけることはなくなったでしょう?意地を張って、勝ち負けを決めるためにケンカするのは意味がないと思ったから。半年前からそうやってケンカをしたことはないし、今日もそう。これからもそうやってケンカをすることは絶対にしない!」

そう言うと結婚相手は「ほう。成長したじゃん」と言った。


私は思った。






やっていけない。
と。






私は心からこの人に謝ることは出来ない。



どんな人間だと思われたって構わないと思った。

許しを乞わなくてもいいと思った。

本当のことを言っているのに「ウソ」だと言い張られる私は一体何なのだろうと思った。



どうでもいいと思った………





涙でぐしゃぐしゃの私。
結婚相手の目を見ながらそう考えていると、「なんだ、やっぱりまだ不満なのか!ちゃんと認めろよ」
ワタシガマチガッテマシタ、ゴメンナサイと言えと言われ、
私はそのまま言った。
なんの心もこもっていないのに、その言葉は本心だと捉えられた。


言ってからも結婚相手の目を見てた。
「なんだ」と言われたが私は首を振った。

伝えることが何もなかった。



ダメだと思った。


半年前までの私と結婚相手のしていることが逆転したケンカだった。
以前の私を見ているようだった。
そういうケンカをしていた。

あんなツライ経験をさせられたこの人に私が負けるはずはないと、いつも上からものを言っていた。
自分の納得する言葉を相手が言うまでケンカを続けた。

勝ち誇った最後の結婚相手の顔。
じっと見ていて、ぞっとした。
私もこんな顔をしていたのかと。

こんな無駄なケンカはない。1パーセントも譲るところ無く相手を責めて追いつめるというのはこういう事か…

愕然とした。

お互い相手を許してあげたら、こんなケンカになることはないのに。
弱いところを少しでも逃がしてあげたら、少しでも譲ってあげられたら……



「成長したじゃん」…か。

私がこう考えられるようになったのは、あなたのおかげでもあなたの為でもない。
それだけは絶対に言える。
そうして得たものも、あなたに還元はしない。



私の心は彼にあるのだと涙を拭きながら思い知った。


泣いて泣いて非常に疲れたふたつの出来事だった。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年01月18日 10時49分31秒
[おじゃま虫暦] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: