『内緒にしてくれる?』

『内緒にしてくれる?』

2005年05月02日
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カテゴリ: ふたりきり暦
ネカフェを出て車に乗って何分もしないとき。


え????????????????????
(な、なんで?)


突然、本当に突然彼の顔色が一変してしまった。


(なに?なんで??)


店を出てから車に乗り込むまでのやりとりって…
そう、何もないよ?
普通に笑って話してたじゃん!


「別に」

やっぱり何か機嫌悪い。
何度聞いても理由は言わないし、彼の機嫌を悪くするような要素はなんにもみつからない。
車のスピードもなんか速いし…


ネカフェでの後半、私は疲れてしまってぼうっとしてた。
万博の予約はがきをふたりで作った後は、本を読んだりネットをする気力もなくて横になってた。
彼は隣で漫画を読んでいたので時々くっついたりしてた。
眠そうな私を見かねて店を出ようかと言ったのは彼のほう。



(また???)
と思った。



機嫌悪くなって無言になる彼。

その時は私が悪かったけど、今現在私が下手(したて)に出て謝るべき理由はみつからない。



いつまでたっても何も答えない彼に、眠くて疲れてる私は簡単にキレた。

「一体なんなのよ!何も言わないとわかんないじゃないのよ!
せっかく楽しく遊んだ1日がだしなしになっちゃうじゃないの!」


前にもそういえばあった。

帰り道で同じように妙なケンカが勃発し、喧嘩別れしてそれぞれ帰宅した。

それでも何も言わない彼に私は完全に頭に血が上ってしまった。

わけがわからん!!!!

「もーーーーーっっっ、なんなんだよーーーーーー!!」

私は手元にあったしろたんを後部座席に放り投げ、頭を抱えた。

考えても考えても彼の機嫌の悪い理由はわかんない。


少し頭を冷やしてからまた彼に聞いた。
聞いて聞きまくった。
きわめて冷静に、優しく聞いた(つもり)。

しばらくしてようやく口を開いたと思ったら…


万博のはがきを書いた後に私が寝てしまったのを「ふて寝」と捉えていたようで、
「はがき書き終わったからって寝ちゃうななんてさ」
みたいなコトを…言いおった。


なんかあまりのバカバカしい理由にさらに腹が立ち、
「ふて寝なんかしてないわ!疲れて寝てただけだよ!なに、私が疲れて横になっちゃいけないの?!私は、疲れることがないっていうの?!」

と言い返した。


それを言うならはがきの住所を彼のものにするために「書いて」と頼んだときに「面倒くさい」って言ったアンタはどうなの。
ふたりで行く万博なのに、私に下調べさせておきながら書くの面倒くさいって、何様っ?!むっとしたけど言わずにいたのに、


と反撃してやった。

それくらい腹が立っていた私…(汗)


「勝手に勘違いして勝手に怒んないで!!」

そう言うと、彼は「もっと一緒にいたいとか、言いすぎだよ」とか言い出した。
解決してないのにまた別の爆弾に火をつけるとは。



家の近くまで来てしまったので車を止めてもらった。


確かにネカフェから出るときに私がはそう言いました。
離れがたくて言いました。
出来ないのわかってるのに言うな、と彼は言うのです。

「出来ないことはわかってるよ。そういうの伝えたらダメだって言うの?」
「…あんまり頻繁だと困る…」


……沈黙……


車を止めたのも一緒にいる時間を引き延ばしているせいだと思っている様子。
冗談じゃない!!!
今の私はもうそんなことはしない!

「私はね、いやな気分を次の日に持ち越すのはイヤなの!」
変な気持ちで明日メールを送りあったりしたくない。
「それはそっちの都合だろ?オレは別にいいもん」

むかっ!!!
また私はキレた。

「私だってね、疲れてたし明日バイトだからほんとは早く帰りたかったよ!!でも楽しそうに本よんでたからせめて休もうと横になってただけじゃないのよ!!」


言わないほうがいいコトバを連発しているなあと今となっては思うけど、
あまりの彼の理不尽な不機嫌ぶりに、本っ当に腹が立ってたんです、私…


「言わなきゃいいんでしょ、そういうこと。わかったよ、言わないようにするよ!すればいいんでしょ!」
「…」

彼に車を出すようにそう吐き捨てたけど彼は気づかない。
同じコトをもう1回言い、彼に車を出させるように促した。


「…また難しい課題だわ…」
ため息、そして脱力。



車を出て荷物を出そうとした。
イロイロ買って貰った物を持って帰ろうとしたけど、彼のものも混じってて分別しなくちゃならず…
とっとと帰りたかった私は「もう、いい、置いてく」と自分のお泊りバッグだけ持ち出して扉を閉めた。


助手席をあけると、洋楽MDを集めて私に渡そうとしている彼。
「いい、それも置いてく」

そうなの、という顔の彼。

「…」


しまったことしちゃったナって顔してる彼。


なんだかなぁ…


「ねぇ」

「ん?」

「ホントに(一緒にいたいとか)そういうこと言うの、ダメなの?」

ここでダメと言われたらまた精神修行するつもりだった。けど。

「そういうワケじゃ…」

「私は…素直に(一緒にいたいって)そう思ったから、伝えただけ。
『じゃあもう少し一緒にいようか』って言って欲しくて言ってるんじゃない。
断られるのわかってるし、次の日仕事だから出来ないっていうのもわかってるから。」

うん、と首を振る彼。


「そんなに困るならさ、○○(彼)も私に言って困らせてみてよ。
そしたらわかるかもしれないからさ」

また無言で彼は首を縦に振ってる。

「じゃあね、またね」
扉を閉めて私はすぐ歩き出した。



はあ。

…まったく。


金沢のときといい、なんで楽しかった後にあんなに不機嫌になるかなぁ。
しかも帰り道で突然。

私が怒るのわかってるくせして…



…ん??


楽しかった後?




あ…


……もしかして……



離れるのが寂しい気持ちの裏返しだったりして……???!!



…まさか?
前向きに私考えすぎかな?


私もそういうとき、あった。
(離れるのがなんかイヤで、彼の気を引くためか彼を怒らせてしまったこと)

彼と私の思考回路は似ているし、
もしかしたら、もしかしたら、そうかも???


彼にそうメールして聞いてみたけど、それについての返事はナシ。

バレた!って思ってたりして??



せっかく楽しかったし。

今回のケンカのことは、彼のサミシイ気持ちの裏返しから勃発したものとして気にしないでいこうかな。
明日また普通にメールしよう。絶対彼も普通にメール返してくるはず。
怒った側がその後どうしたらいいかわかんないときって、あるからなぁ。
(私がそうだったからです…汗)



やれやれ。


手間のかかるヒトだこと。



なんてな。





短い私たちのGWが終わりました。
明日からはふたりとも仕事です。






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最終更新日  2005年05月06日 16時53分29秒
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