『内緒にしてくれる?』

『内緒にしてくれる?』

2005年08月03日
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カテゴリ: ふたりきり暦
彼と会った数分後のこと。

そしたら、
「おれなんてさ~」って感じで、私の話を遮って自分の話をし出した彼。
彼が言うだけ言った後…
なんだか私は不機嫌になり、すっかり何も話す気がなくなってしまった。


ここ数日、バイト先のオバサンから色々と職場のグチを聞かされてイライラが貯まっていた私。
吐き出そうとして話し出したのに…


「機嫌悪い?もしかして」

「ちょっと悪いです」
と正直に言った。

和食レストランについて注文した後、
「なんか悪い事した?」って聞いてきてくれたので正直に話したら…
今度は彼が不機嫌な顔をした。
あとで彼が言うには「そんなことで不機嫌になってたわけ?」って気分だったらしいけど…
それを見て私は余計に腹が立った。

ストレス貯まってるところへそんな態度?
「なに?なんで○○(彼)が今そんな顔が出来るの?…逆ギレじゃん」

料理が提供されても食べる気が起きず、うつむいてた。

彼は黙々と食べ続けた。


しばらくして「食べないの?」と私に言うので、食べればいいんでしょという感じで私は平らげた。

店を出て、
「すいませんでした」
って謝ってきた彼。
「何が?」


そのあと、ホントにわかってるかどうか追求しようとしてしまい…
いけない、と思って

「あやまってくれるんなら、いいや。わかった。」
追求しなくても彼はわかってるはずだからと思い自分の心を納得させてそう言うと…

首を振って不満げな笑みを浮かべた。


「…なに?」

聞いても答えない彼。

「別にいいです」

みたいなことを言うから、私はまた不機嫌になった。
意味わからない。




また黙ったままの私。

帰ろうとする彼を制止した。
「なんで帰るの!」
「だって今日、俺ずっとこんな(不機嫌な)顔だよ」
「(…むかっ)」

それから口論になった。


私の言い分
・謝って許してもらったら、ほっとするんじゃないの?
・最初に私の機嫌損ねたのはあなたのくせに、なんでそんな態度できるの
→なんで「俺が謝らなくちゃいけないんだ」、と思いながら謝るのかわかんない

彼の言い分
・俺は別に逆ギレなんかしてないのに
・なんで俺が謝らなきゃいけないのか
→あくまで謝りたくなかったことを言いはる彼。





納得してないのに謝るな!

100パーセント悪いと思ったときにしか謝っちゃいけないのか!

あたりまえじゃん!そうじゃないのになんで謝れるの?!
機嫌悪いのをなおして欲しくてとりあえず謝っただけ?
私がそういう風にしたとき、めちゃめちゃ怒ったの誰よ!?


……


そんなのすぐ私にバレるってわかるでしょ!


……


誰かが○○と同じようなやり取りしてるの見たら、「おかしい」って絶対言うでしょ!?



……




「疲れてて優しくしてもらいたかったのに」


もう私はボロボロに泣いてた。

言い合いに疲れて、私は正直にそう言った。



「自分が最初に私の機嫌損ねといて…よくそんな強気な態度に出れるね…私なら怖くて出来ないよ」

……


「少しも機嫌悪くなっちゃいけないわけ…?いっつも、私はガマンしてるだけなの?」

……




しばらくしたら、彼の空気はとても優しい空気になった。
そしたら、糸が切れたように私はまた泣いた。
思い切り愚痴りながら。





職場での立場が悪くない私に対して遠まわしにアナタハイイワネと言ってくるババァ達にうんざりしていた。
私だって何も気を使ってないわけじゃないのに

毎日毎日の生活の中でたくさんのウソをつかなきゃいけないことや

結婚相手のバカバカしいリモコン騒動や

仕事に就いて1週間もしないうちにやめた姉への苛立ち、

私に投げかけられるたくさんの人の身勝手な思いに疲れていることや

もうなんだかわかんないけどとにかく泣きまくった。
(こまかく書くと、また腹が立つので割愛)



いろんな事に腹が立っていた。
そのどれに対しても何も言えない言わないでいること
知らないのはいいとして

顔は笑っていても、
何も考えずに適当にのうのうとヘラヘラ笑っているわけじゃない。

なのに「いいね」、なんて言うな

仕事を続けるために何も犠牲にしていないわけじゃないんだ私だって

私だってガマンしてること、あるんだ--------






背中に彼の手を感じた。


顔を上げて、鼻をかんだ。


「思い切り愚痴っちゃった…」

「うん…」



自分が止められないくらい、爆発しちゃった。
こんなに溜まってたんだ、って驚くぐらい。




「泣いてるときにほったらかしにしないで…。
これじゃ今までと一緒じゃん…!」


ほったらかされてたとき(彼はまだ怒ってたとき)、
「この人で本当にいいのだろうか、ヤバイんじゃないかな」と本気で思った。

まるで結婚相手と同じ態度だったからだ。

私が泣いてても、自分は悪くないと思えば何も手を差し伸べない。

私がそう言って、彼は少しハッとしていたけど。



もし今回きちんと話して、またあるようなら…考えなくちゃって…思った。
本当に、こんなのはイヤだから。


「たまには、全面降伏してなぐさめてくれたっていいじゃん…
○○の3回に1回位にしかこんな風にはならないんだから…」


うなづく彼。

「…そんなに俺、不機嫌になったりしてる?」
ウンと速攻でうなづいた。
苦笑する彼。
「そうか…」



最後にはちゃんと私の話、聞いてくれてた。
この次はどうなるのかなぁ…

仲直りはしたけど、かなり疲れた言い合いだった。






どんなときも彼の機嫌を損ねないように自分を押し殺し続けていくなんてイヤだ。
私だって機嫌が悪い時だってある。

持ちつ持たれつでやっていきたいよ。

結婚相手と同じ態度なんかとらないでよ。
ガッカリだよ。



その辺を指摘して、それはイヤだと伝えて…


彼の心はずっとソレを覚えていてくれるのかな?

もし忘れちゃうようなら…




最初に私の機嫌悪くしたのは彼なのに。

それがわかってからも態度を変えないなんて。

泣いてもほったらかしなんて。




ちょっと…いや、かなりゾッとした。



せっかく会える水曜の夜だったのに、だいなしになった。








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最終更新日  2005年08月05日 18時33分15秒
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