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2020/10/25
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カテゴリ: BLACKLIGHT 再起
ウェントソンは急な帰還を言い渡されて困惑している。
どういう状況になっているのか尋ねると、
正式に決めるのはレイトだが、イグリスでの生活はこれで終わりだ、と言われる。
レイトに渡すまでが使者としての任務であるため、封を開けるわけにはいかない。
ときどき手紙は送られてきていたが、ゲイドモールの検閲もあり、
内容から想像することもできない。
ただ、「無理して動くな」という言葉だけはいつも添えられている。
何かしようとしていることが形になったのかもしれない。
レイトはゲイドモールたちを含めた一軍を見送り、一息ついている。
イグリスの支配から解放されれば、バフタールと組んで形勢を変えられる。
バフタール国内を通ってイグリス軍を挟み撃ちにできる。
ゲイドモールたちは隙を見て捕らえればいい。これでバフタールの領土が増える。
そのあとはゼリクトアとともに押し出していく。
イグリスからの返答を待っている間、
レイトは計画を練り上げていくが、予想しないことが起きる。
「ゼリクトア軍が北上してきているとの情報!」
それに先立って使者が送られてくる。
使者によると、ゼリクトア軍も後詰として戦争に参加することになったという。
「これからもともに協力してイグリスと手を組んでいきましょう」
使者の言葉にレイトは息を呑み、言葉を選びながら、
「このままではイグリスの天下となりますが、それも承知の上ですか?」
「我々の協力があってこその天下です。我々が監視役となるのです」
そううまくいくわけがないということは容易に想像できる。
しかし、ここでゼリクトア軍を足止めさせることもできず、
「わかりました。同盟国ですから、ともに戦うのは当然です」
二日後、ゼリクトア軍が通っていってから間もなく、ウェントソンが帰還する。
「レイト様、ただいま戻りました」
「よく耐えたな。感謝してもしきれない」
ウェントソンが戻ってきたということは、独立が認められたということ。
だが、手紙の内容もまた予測を外れている。
「独立について、それを希望するなら認めてもいい。
 ただし、交易については変えるつもりはない」
これでイグリスの狙いがはっきりとする。
「先に抑えられたか・・・。選択を間違えたのか?」





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Last updated  2020/10/25 12:00:13 AM コメントを書く
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