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エレファント デラックス版 「99年のコロラド州コロンバイン高校における乱射事件を素材に、日常に起きた悲劇を斬新な映像で描いた作品。カンヌ映画祭で史上初のパルムドール&監督賞をダブル受賞した傑作がDVDで登場。 」とのキャッチコピーに釣られて、観てみました。衝撃的な事件を基にしたとのことなので、事件の真相について掘り下げたものかと勝手に勘違いしていたのですが、そういう視点で観ると期待はずれと感じてしまいます。恐らく実際の事件の犯人は犯行後自殺したはずなので、本当の真相はわからずじまいだと思いますが、何等かの解釈の上描かれているのかと。 観終った瞬間の感想は「時間を返せ!」でしたが、日が経つにつれ、じわじわとこの作品のよさがわかってくる気がします。 あまりに常軌を逸した猟奇事件には「理由」を求めがちですが、結局大多数の「常人」側の思考ではその「理由」を知覚はできても理解はできないのでしょう。 某都市伝説の本にこんな例がありました。・夫の葬式に参列した人に恋した未亡人は、自ら子供を殺した。その理由は? 「子供の葬式でまたその人に会えるから」・サッカーボールをもらったサッカー好きな少年が喜ばない理由は? 「少年に足が無かったから」猟奇殺人の犯人からはこんな回答が出てくるそうです。 「いじめられた仕返し」だとか「ふられた腹いせ」などと理由をつけるのは普通の人の感性でしかないのでは?そんなことを考えさせられる作品でした。奥様には大不評でしたが。好きと嫌いと評価の大きく分かれる作品だと思いますが、万人受けする作品に飽きた方、是非観てみてください。 【おすすめ度:4】
2010年11月16日
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インドを舞台に、インド版ファイナル・アンサーに挑む青年のお話です。貧しい少年の頃からのエピソードとクイズの問題がからみ合い、ヤラレタというほど文句無く面白い作品です。悪意に囲まれたインド社会の中で善意を貫く主人公ですが、決してハリウッド的なヒーローではありません。抗いつつも運命に翻弄され、人生は運による偶然なのか運命による必然なのか、そんなことを考えずにいられなくなりました。今の幸福は過去の不幸があったからこそなのでしょうか?最近面白い映画が無いなあと思っている方、是非見てください。【おすすめ度:5】 【25%OFF】[DVD] スラムドッグ$ミリオネア【25%OFF】[Blu-ray] スラムドッグ$ミリオネア
2010年11月13日
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パラノーマル・アクティビティ 【Blu-rayDisc Video】ある若いカップルの片方の女性が、心霊現象に悩まされます。相手の男性は合理的に説明することを求めてビデオを固定し、自分達が眠っているところを撮影します。ビデオには不可解なことも怒っているのですが、場面はひたすら寝室に置いたカメラ殻の視点となります。見ているほうが空きかけた頃、急な展開と共に終わります。 そう、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のようなドキュメンタリータッチの映画で、映像は彼らが撮ったものをそのまま流した、という設定です。スタッフロールにも撮影者の情報しか流れないぐらいです。見るときは部屋を暗くして、一人で見るのがいいと思います。【おすすめ度:2】
2010年10月31日
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ハート・ロッカー↑送料無料の分、楽天ブックスで買ったほうが得なようです。アカデミー賞受賞作品ということで、期待して見ました。確かアバターと競り合って勝ったはず。始まって40分ほどで、奥様が脱落しました。「いや、1時間我慢したら面白くなるかもよ。」と言ったのですが、「おもしろくなってたら後で教えて。そしたら見るから。」といいつつ昼寝モードに入りました。私は眠さと格闘しながら最後まで見た後、思った感想を正直に言いました。大儀なき戦争の悲惨さとむなしさを描きたかったのかもしれませんが、私にはプラトーンやランボーのほうが数段わかりやすく、性にあっています。まったく私の独断と偏見ですが、2度見ないと良さがわからないのかもしれませんが、評価は下記の通りです。誰か、正しい楽しみかたを教えてください(-_-;)【おすすめ度:1】
2010年10月26日
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