Motor & Outdoor Journalist 安藤眞の         逆説的よろず考現学

Motor & Outdoor Journalist 安藤眞の         逆説的よろず考現学

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

安藤 眞

安藤 眞

Comments

安藤 眞@ Re[1]:誰も書かない高速道路ETC「もうひとつの問題点」(10/15) Meawさんへ  ご指摘をありがとうござい…
Meaw@ Re:誰も書かない高速道路ETC「もうひとつの問題点」(10/15) 10年以上前の記事ですが、ここで書かれて…
スポンサー降りてやろうか?@ Re:東名高速「あおり運転死傷事故」で、悪いのはあおり運転だけなのか?(12/07) 安藤様が大型免許を取得して、大型トラッ…
通りすがりの名無し@ Re:改めて書いておきたい「道路交通法第38条」の話。(09/30) 困ってしまうのは、歩行者側に「弱者優先…
優(ゆう)@ Re:クルマの運転免許試験にも「急制動」が必要ではないか、という話。(05/17) 死亡事故ワーストな県在住ですけど、10年…

Freepage List

May 9, 2019
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
みなさん、こんにちは。

 ​ 前回のブログで ​「 僕は対向に右折車がいると、横を通り過ぎるまで「右折し始めるかも知れない」と警戒しながら走っています(ドライバーの顔や手の動きを見ています)」と書きましたが、ここでは「何をどう見ているのか」を具体的に解説します。

 まず第一は、ドライバーの視線です。目が合うくらいこちらを見ている場合は、対向車を認識していますから、まず右折はしてきません(こちらが自転車だと、目が合っているのに出てくる馬鹿者がいますけど)。こちらを見ていても、自分より後ろを見ている風ならば、クルマの切れ目を探していると思われるので、これも出てくる可能性は低いです。信号を見るように上方を見ていたら、右折信号を待っていると判断していいでしょう。

 いちばん警戒すべきは、すでに曲がりたい方向を見てしまっている場合です。意識が曲がる方向に行ってしまっていますから、こちらの存在が目に入っていない可能性が高いです。今回の事故に関しても、「衝突音がして初めて相手のクルマに気付いた」と証言していますから、前のクルマが曲がり始めたのを「右折信号が出たんだな」と思い込んで、漫然と後について行ってしまったものと思われます。当然、視線は先行車のほうを向いていたと考えられます。

 二番目は手の動きです。右折するにはハンドルを右に切りますから、たいてい白っぽい握りこぶしが右に動くのが見えます。

 これらの「警戒すべき行動」が見えたら、アクセルペダルを緩めて回避に備えましょう(場合によってはシフトダウンやブレーキ操作もあり)。

 右直事故は多くの場合、右折車の過失割合が大きくなりますが(基本は8:2で、そこに双方の違反の有無等が加味されます)、ぶつからないのが一番なので、みなさんも防衛運転してくださいね。

 それから、相手ドライバーの動向を見やすくするには、偏光機能付きのサングラスが便利です。相手車両の窓ガラスの反射が弱まり、クルマの中がよく見えるようになります。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  May 12, 2019 03:28:32 PM
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: