セミリアイア「晩年」日記

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2019.01.07
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カテゴリ: 評論
何回かこのテーマで書いてみたいと思う。

実際に自分が経験した話をいくつか。

・ある小学校教師は、漢字や送り仮名、そもそも日本語としての間違いが1回につき10ヶ所はある「学級だより」を平然と配付し続けていた。

・ある高校教師は、東京芸大の音楽学科が教育大の特音よりレベルが低いと思っていた。

・別の高校教師は、自分の教科で、今年のセンター試験で160点取れた、と得々と話していた。

・別の高校教師は、指導書をコピーしたものをノートにきれいに貼り付けて授業をしていた。

・別の高校教師は、入試問題を盗作した。しかも間違えている解答を正解としていた。

とまあ、挙げていくときりがないのだが、彼らの共通点は、全員が教育大学卒業ということだ。

もちろん、例外はいるし、自分の高校時代の先生にも、教育大卒で素晴らしい授業をする人はいた。



自覚がないから勉強しない。高校はもちろん、中学校、小学校でも、指導書がなければ教科書の問題すら解けない教師は結構いる。勉強ができないことが、いろいろな問題を生む。

まず、自分の領域は勉強以外のことだと固く信じて疑わない教師が幅を利かせる。彼らは部活動や担任としてのクラスの強圧的統制が自分のプロとしての仕事だと思っている。しかし、そもそも授業がダメで、他のことはOKという人間が「先生」として居座り続けることができるのがおかしい。

子どもはいろいろなことを言語化できないだけで、先生をよく見ている。自分が小学生のころ、やたらと生徒を殴る担任がいた。体育の研究授業があり、その教師は何度も本番前に練習の授業をした。確か跳び箱の授業だった。練習授業で、彼が小学4年生に要求したのは、秒刻みの動きだった。その研究授業がどうなったか、覚えてはいないが、後になってあいつは本当に馬鹿だったのだな、と思ったことはよく覚えている。軍隊のように一糸乱れぬ授業を、彼は目指していたのだ。

教員養成系大学の卒業者の教師は○○会のような同窓組織を作り、それは次の人事についての圧力団体となっている。外様の教師、それも教育大学よりもレベルの高い大学、つまりほとんどの国公立大学の出身者は、地方に行かされ、管理職にもなかなかなれない。彼らは無意識的に勉強のできる同僚を嫌う。

勉強ができないのに、勉強しているふりをするのは大好きで、教科研究会や先に述べたような研究授業などは盛んに行い、仲間内での相互称賛ごっこに明け暮れる。

しかし、そんなことより、勉強ができない教師の最大の問題と思うのは、彼らは「何を教えるか」ではなく「どう教えるか」がすべてだと思っていることだ。「何を」については、すべて既定のことなのだ。それは指導書に書いてある。しかも不勉強なので、学習指導要領が改定され、その内容が一新しても、彼らは異口同音に、「現場を知らない文科省の役人が勝手にいじった」と不平不満をたらたら言い、その価値を学ばず、旧態依然とした授業を行う。結局のところ、新しい勉強をしたくないだけだ。彼らは「勝手にいじった文科省の役人」が、彼らが逆立ちしても入れない大学の卒業生であることを、ことさらに無視している。現場は現場であり、そこを管理する部門と同列であるはずがないのだ。

「どう」についても、指導書に書いてある程度のハウツー的なものしか持ち合わせていない。あるいは、それすら学ばず、「経験」の中で得たハウツーがすべてだと思っている。

つまり、何をどう教えるかについて、彼らは何の勉強もせず、せいぜい指導書のコピーをノートに貼るくらいの「勉強」をして、教壇に立っている。どこにも「専門性」はないし、専門家としての自覚もない。

特に小学校の教師は、一般の大学ではほぼ免許も取れない現状の制度下では、教育大学卒業の教師の独壇場となる。後は、その教育大学にすら入れなかった教員養成学部のある私立大学卒業の教師しかほぼいない。その教養のレベルの低さは驚くばかりだ。基本的な読み書きができない。新聞やまともな本は読まない。そうでなければ、誤字だらけの学級通信など作らない。辞書すら引けないのだ。

「学級崩壊」が話題になって久しいが、その大きな原因の一つが、小学校、中学校の教師の質の問題だと、自分は考えている。

質の低い教師の多くが、国公立大学の中で最もレベルの低いところに位置する教員養成系大学の出身なのだ。





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最終更新日  2019.04.06 07:09:42


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