セミリアイア「晩年」日記

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2021.11.10
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カテゴリ: 随想
​​もう14回目になるこのタイトルで、何を書きたかったのか。自分の経験した唯一の職業である教員という仕事を振り返りたかった、というのが大体のところだろう。

「准常勤講師」というのは現在の職位であり、いわゆる定年後再雇用の一つの形である。定年後、年金が出るまでの間の再雇用義務は、現在は65歳までとなり、さらに70歳までが努力義務となった。

定年制自体を廃止した会社など、さまざまな再雇用の形が時々WBSなどで紹介されるが、終身雇用制自体が崩れていく社会では、定年という概念自体が意味がなくなるだろう。能力のある人間はステップアップしていくし、そうでない者は、解雇規制が緩和されれば淘汰されていく。自分で起業した場合はそれが当然なのだが、被雇用者、つまり公務員もサラリーマンもやがてそういう時代が来るだろう。

そのこと自体に、自分は反対ではない。授業能力が救いようもなく低く、担任を持てば必ず保護者のクレームが入るから持たせられず、そうであるにもかかわらず恬として恥じない教員を見てきたからだ。

さて、「准常勤講師」は別に自分の独創ではない。公立でいうところの「ハーフ」という形での雇用だ。「講師」という職位は「専任講師」、「常勤講師」、「准常勤講師」、「非常勤講師」の4種類がある。

「非常勤講師」の職分は授業だけであり、割り振られた授業をこなせればそれでいい。契約は1年更新で、生徒の評価が低ければ、次年度は契約しなければいいわけで、最も雇用側としては便利な存在だ。授業時数も専任でどのくらい持てるかがまず基本であり、それで賄いきれない授業を任せる。講習を担当すれば手当は出る。

「准常勤講師」は、一応週20時間という労働時間での契約である。自分は、これを定年後再雇用のスタンダードにしたのだが、契約はやはり1年更新。基本的には非常勤と同じで、授業が仕事の中心だが、教科会だけは出る義務がある。しかし、教科会などろくにやらない教科もあるから、そうなるとまったく非常勤と同じだ。授業時数は10時間が目安。準備やテスト作成、採点などを入れても、夏期、冬期などの休みを考えれば、週20時間というのは「名目」であり、「実質」は10時間がいいところだ。ただし、講習などは手当はない。週20時間でも従業員500人以上なら厚生年金などに加入できる。学園の規模が大きいので、自分の学校は可能だった。

自分の学校の就業規則では、




「専任講師」は、終身雇用でないところを除くと「教諭」とまったく同じ給与体系で、もちろん昇給もある。私立では試験雇用期間として1年間はこの職位が多い。また再雇用のフルタイムもこの職位を適用するが、その場合、昇給はない。公立はこの枠の人数は決まっていて、そこに入れる人間は基本的に評価が高い。しかし、1年か2年で、その後は非常勤に回ることも多い。

さて、次年度は非常勤講師となるのだが、どうなることか。次回に。






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最終更新日  2021.11.19 07:20:42


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