セミリアイア「晩年」日記

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2022.01.23
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カテゴリ: 日々雑感


我が家の暖房事情は、昔ながらのFF式ストーブ。強制換気システムなので、冬に窓を開けたりしなくていい。一階は居間と、続きの6畳の寝室で一台。あとは、実質的に冬は「冷蔵室」になっている玄関奥の6畳に一台。後は二階の居間と、続きの8畳に一台ずつ、二階の昔は子ども部屋だった6畳に一台ずつ。三階にも一台。この中で、実際に稼働しているのは、一階と二階の二台、寒いときは妻の寝室の二階8畳の一台。

「稼働」というのは二十四時間炊きっぱなしということで、外のホームタンクは1月から3月までは、半月に一回給油してもらっている。

元来、北海道の人間はおそらく日本で一番暖かな室内で生活している。昔は、石炭ストーブで、子どものころは、一日二回ほど燃えがらの石炭を庭に捨てるのが仕事だった。その間に父が新たな一台を炊き始める。つまり、ストーブごと取り替えるのである。もう「暖かい」というよりは「熱い」というレベルで、父は半袖シャツで冬を過ごしていた。

最近の密閉性の強い寒冷地住宅では、エアコンで室内暖房をとるところもあるそうだが、当時は最新式の二重サッシで建てた我が家も、あちこち外気の入り口があり、室内での気温差は結構ある。

例えば、今座っている居間の食卓テーブルはストーブから遠く、自分の席は居間のドアに近いから、背中がスースーする。すると途端に鼻水、くしゃみが出始める。

22℃で設定してあるストーブの温度を26℃まで上げ、なおかつ玄関のファンヒーターを点火すると、何とかなるが、それでも息子の嫁がプレゼントしてくれたガウンを羽織り、パジャマの上から暖パンをはいている。それでちょっと汗ばむくらいで鼻水はとまる。

清少納言が年寄りの「しわぶき声」を老いの醜くさの代表として挙げているが、多分千年前の年寄りも気温差に弱く、鼻水をたらし、盛大にくしゃみや咳をし、痰をまき散らし、嫌われたのだろうか。





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最終更新日  2022.01.23 03:57:29


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