遊心六中記

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2024.01.05
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カテゴリ: 観照



お寺は門を通り抜けて境内に入りますから、三門、山門、表門、総門などと呼ばれる 門を先にとりあげて 龍に出会いましょう。

寺社の門を観察しますと龍がいます 。探訪経験からは大きなお寺の三門や山門を居所としている場合が多いと思います。
冒頭の山門の龍を見つけた時は、一瞬感動しました。


四脚門の左右の本柱の上部に正面を向いた龍が門から今出現したかのように・・・・
迫力抜群です。(2018.2.27)




     この龍は、 真宗興正派本山「興正寺」の門に います。
     京都市下京区にあり堀川通に面しています。


この龍も四本爪 です。


興正寺の北側には、北隣りの 浄土真宗本願寺派本山 である 「西本願寺」 との間に 北小路通 が東西方向に通っています。この通りを西に歩むと、

この通りに面して南面する 「唐門」 (国宝)が 西本願寺の門の位置づけで保存 されています。


近年、修復されて 往時の輝きを再現した唐門に なり、まさに 「日暮門(ヒグラシモン)」 に復活しています。この門に龍がいます。(2022.6.2)


龍が透かし彫りされている箇所 を切り出してみました。



この二枚は唐門が修復される以前に訪れた時に撮ったものです(2013.4.27)。同様に、
 2018.1.28
極彩色の経年変化による褪色状態がおわかりいただけるでしょう。




東本願寺御影堂門 境内からの眺め    2020.11.18(*付記)
烏丸通に面する 真宗大谷派の本山 である 「東本願寺」の御影堂門 に龍がいます。
 *

                                      2017.3.1
 * 
 *
頭貫の上全体にいる巨龍です。金網が張ってあるのが残念ですが・・・。




京都・東山の渋谷街道を歩いた時、 「小松谷正林寺」 を訪れました。(2020.9.22)


この山門には、本柱の頭貫の上に宝珠を握った龍がいます。

丸彫りですので、 境内側から 観察すると 、龍の胴体 が彫られています。




京都・嵐山に 「天龍寺」 があります。境内の 「勅使門」 には、

                                     2015.9.10
門に連なる築地塀の側面保護の部分(上部)にこの龍がいます。反対側は虎です。




「下御霊神社」 は寺町通に面した鳥居の先に、この門があります(京都市中京区)。



          ここも頭貫の上に龍がいます。(2020.8.26)




滋賀県長浜市に 「大通寺」 があります。 山門を境内から撮った景色 です。
上層部、下層部の二重門で左右に山廊と築地塀が付いています。 東本願寺の山門を模して造られた と言います。 (案内文より)










            この山門にも龍が集まっています。        (2015.6.28)

この辺りで、門に棲む龍たちの一区切りとします。
次回はちょと違う視点を含めて門に棲む龍ほかをご紹介します。

つづく


補遺
真宗興正派本山興正寺 ​  ホームページ
お西さん(西本願寺) ​  ホームページ
東本願寺 ​    ホームページ
正林寺 ​  :「法然上人二十五霊場」
天龍寺 ​  公式ホームページ
下御霊神社 ​  ホームページ
長浜別院 大通寺(公式) ​  :「真宗大谷派長浜教区」

  ネットに情報を掲載された皆様に感謝!

(情報提供サイトへのリンクのアクセスがネット事情でいつか途切れるかもしれません
その節には、直接に検索してアクセスしてみてください。掲載時点の後のフォローは致しません。
その点、ご寛恕ください。)


観照 辰年 時空を跨ぎ龍の棲息地へ -1 まず好みの龍のいるところから へ
観照 辰年 時空を跨ぎ龍の棲息地へ -2 建仁寺から時空を広げて へ





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Last updated  2024.01.05 17:46:15
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