August 22, 2004
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カテゴリ: Long Trip
一日の始まりはアイリッシュブレックファスト。

ストライプシャツで登場。向こうのテーブルで朝食を摂取している老夫婦が
「どこから来たのか」と尋ねてきた。「日本からだ」と答えると,
「娘が岩国にいた時,日本に遊びに行ったことがある。
もう10年以上前の話だけど。」と,話してくれた。そして,
「Honshuuから来たのか,Kyuushuuから来たのか。」と聞かれた。
ちょっとだけローカルな話で面白かった。
(ちなみに彼らは北イングランドから来た,ということだ。)


ちょっとゆっくりで,10時過ぎにB&Bを出発した。

まずはGallarus Oratory。船をひっくり返したような格好の石造りの礼拝堂跡は,
なんともいえない曲線が美しい。

Gallarus Oratory

そして,Kilmalkedar Churchへ向かう。ココの教会も廃墟だが,
敷地内にあるお墓にはお花が綺麗に供えてある。
DriesとNotenが訪れたときも,おじいさんがお墓参りをしていた。
廃墟の前のマリア像とケルト特有の十字架がアイルランドにいることを
実感させる。海と山の境界をのんびりとドライブし,Blasket Centreに到着した。
ココはアイルランド語(ゲール語)教育の聖地のような場所だ。
毎年,世界中からケルト文化に興味を持った研究者が集まって
ワークショップを開いたり,アイルランド語で口頭伝承される民話を

有名な場所だ。日本では遠野地方のようなところか。DriesとNotenは,
このセンター内にて昔の村の様子の写真や映像を見たり,ケルト文化が
どのように保存されてきたかというドキュメントを見たり,
アイルランド文化を知るうえで貴重な経験をした。

海岸線に沿って,Dingle半島を一周するドライブは実に心地よい。

(信じられないほどカワイイ!)

ヒツジの群れの大行進

崖にそびえたつ紀元前の砦を見学したり,岬の先端にある純白の
キリスト像の横を通ったり, 突然一面の黄色い花畑が現れたり,
Dingle半島がこれほどまでに人々をひきつけている理由を垣間見ることが出来た。

険しい岩肌にある白い十字架

ぐるりとDingle半島を一周し,再びDingleの街へ。
昨日Notenと乗ろうね,と約束していた観覧車に行ってみたが,
残念ながら夜しか営業していなかった。小さな街の夜景より,
昼の方が雄大な風景が楽しめるかな,と楽しみに取っておいたのに・・・。
と言っていても仕方がないから,このカワイイ街をちょっと楽しむことにした。
(昨夜のシーフードも十分楽しかったんだけどね。)
昼ごはんの時間を過ぎてもお腹が減らないので,ソフトクリームを
食べながら街を歩くことにした。たった1ユーロのソフトクリームなのに,
Driesの顔が隠れるくらいの大きさ!得した!!! 
この街でDriesが気に入ったのがレース屋さん。小さい店内には
レース製品が手ごろな値段で山ほど揃っている。端から端まで全部下さい!
って言いたくなるほどの品揃え!Driesママなら,間違いなく
「コレとコレとアレとソレと,こっちの2個と,,,ちょっと面倒ね,
ここらへんのもの全部いただくわ。」って買ってしまいそう。
この店に来るためだけにココまで来ても価値アリ!
(ここまで言っておいて,DriesとNotenは何も買わず。)

さてさて,Dingleを満喫したので,今日のB&BがあるNewcastlewest方面に
向かうことに。昨日電話で予約を取ったのだが,子供が電話口に出て,
次にお父さんに代わって,なぜかまた子供に代わって,って,
不思議な電話対応のB&Bだった。ちゃんと予約が入っているかちょっと心配。
B&Bのあたりの村は,人形の服のレース部分を陶器で再現するという
アイリッシュドレスデンで有名な場所らしい。(実に華麗な陶器人形で,
工場も見学できるそうだが,DriesとNotenは残念ながら通過。)
B&Bに到着すると,やんちゃそうな男の子と女の子がお出迎え。
「Japansが来たよ~!」ってお母さんを呼んで来てくれた。
(彼はJapaneseという単語を知らない。)このB&Bで初のアジア人らしい。
ここのB&Bも綺麗だ。またまた当たりだ!
部屋から見える広々とした牧場に子牛が見える。コーヒーをいただきに
リビングに行くと,Notenが子牛の話題を持ち出した。すると
「いま,搾乳中だから見てこれば。」と言ってくれた。小屋まで走っていく
DriesとNoten。この家では50頭以上の牛を飼っているらしい。

搾乳中

搾乳したばかりの牛乳が流れていくパイプを触らせてもらうと,とても暖かい。
まさに牛の体温!新鮮な牛乳は冷やされて大きなタンクに集められる。
明日の朝は取れたての牛乳が食卓に並ぶらしい。牛乳好きの
DriesとNotenは楽しみだ。
ちなみに,昨日電話かけた時間は搾乳時間で手が離せなかったため,
子供が電話口に出たようだ。納得。

部屋に帰って久しぶりにオリンピックを見ていたら,女子マラソンで
日本人選手が金メダルを獲得したらしい。この大会は好調のようだ。

さて,そろそろ夕食の時間だし,何処に食べに行こう,ということで,
近所に食べられるところはあるかと主人に聞いてみたところ,
「すぐそこにローカルパブはあるが食事は出してないから,
20分ほど離れた街にご飯を食べに行って,車を置きに帰ってきてから
そのローカルパブに行けば?」というアドバイスをもらった。
それもいい案だけど,さっきちょっとだけ甘いものを食べ,
あまりお腹もすいてないので,ローカルパブだけにしようか,
ということになった。

B&Bから徒歩5分ちょっとのところにあるパブには誰もいなかった。
まだ早かったのかなあ,と思っていると,店員のお兄さんが走って入ってきた。
ギネスを二杯とポテトチップス(ソルト&ビネガー味)を注文した。
DriesとNotenで飲んでいる片隅で,暇そうにする店員さん。
なんとなく肩身が狭そうなので,話しかけてみた。ゆっくり話してくれるし,
外見に反して(失礼!)非常にフレンドリーだ。どうやら,
ここのパブにはアジア人も来たことがあるそうだ。

そうこうしていると,5人家族が入ってきた。
お父さんはギネスを,子供たちはジュースを注文した。7~8歳の女の子は,
DriesとNotenが気になるらしく,チラチラと見てくるので,
「何処から来たと思う?」とNotenが話しかけた。「中国」と答えたので,
「日本だ」と訂正しておいた。この国に来て,というか,
メルボルン時代を通じても,初めて中国人に間違えられたのだが,
実は彼女は日本という国を良く知らないだけだった。
ダブリンや日本について,サッカーについて等々,結局このパブに
3時間弱いたことになる。途中,店員は「ちょっと待ってろ!」といって,
サッカーのアイルランド代表のユニフォームを家に取りに行く場面もあった。
結局,今日の夕飯はポテトチップスだけだったが,ギネスビールを
楽しく飲むことが出来た。ご陽気でB&Bに帰り,7日目が無事終了。(代筆)








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Last updated  January 3, 2005 07:48:31 AM
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