漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

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2012.03.07
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カテゴリ: 手塚治虫伝

火の鳥未来編









                       火の鳥未来編









      手塚治虫伝 ・ 火の鳥未来編は手塚治虫の生死感を綴った哲学書である









優れた作品。

この言葉には多分に嗜好性が働くものではあるが、
生身のライブ体験を許されて手塚さんが  “ NA NI ”  だったのかを、
見て・触って・時には舐めさせてもらったその “  A ZI ”  が、
まだ感じとして体に流れている間、
僕の私見ではあれど、
僕という濾過器を通って出て来る  “ BU TU ? ”  を、

You Tube balitamaji や gustiayusuribidani また 
App Store Power Ubud など何かの形にでもして今残しているのです。

手塚治虫作品に何をして最も優れた作品はと個人的に問われれば、


                            「 火の鳥・未来編 」

が僕に中学以来積年の謎、
死・輪廻転生・対極にある不死不滅であることの虚無と、
愛すれば愛するほどに無限にひろがる離別の苦しみ、
すなわち、

         「 チベット密教の根幹・バルドゥ・トゥドル ( 死者の書 ) 」
         「 死ぬとは生あるものの努めであり永遠の命を得る事だから 」
         「  色・即・是・空・空・即・是・色  」



畢竟 火の鳥未来編は手塚治虫の生死感を綴った哲学書である。










社団法人日本漫画家協会会員

                                      玉地俊雄





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最終更新日  2012.03.07 10:28:18


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