漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

2020.05.22
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カテゴリ: 音楽のススメ




衝撃であったことは今も変わらず僕の心の奥深く突き刺さったままである。
鄭京和は小学生のころ、
ヤッシャハイフェッツのメンデルスゾーンの協奏曲と同じ曳きかたをコピーできたと喜んでいた。

ジャネットは終生自分の感じたとおりにしか弾かなかった。
ここが決定的に違っていた。
鄭京和は晩年になってやっとブラームスのヴァイオリン協奏曲を録音した。
結果はどうしようもないほど惨めな結果を残した。



これらを含めてジャネット・ヌヴーは女神であって、

鄭京和が2年前ザ・シンフォニーホールまで来て、
ヘートーベンのピアノとヴァイオリンのためのソナタのスプリングとクロイッエルを演奏した。
が、
みんなのロバの耳どもは代金分のブラボーと叫んでいたがこれらの耳と頭と趣味が悪い。
鄭京和は完全に壊れてもうヴァイオリン弾きではなかった。
僕と同い年の朝鮮のオバハンでしかなかったと思うと腹が立つなあ。

ヴイルヘルム・フルトヴェングラーとジャネット・ヌヴーはモーノラル時代の至宝である。

                                        玉地 俊雄





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最終更新日  2020.05.22 00:00:15


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