2004年04月16日
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慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において

アッサラーム アライクム

今日は第3章です。

第33節にある
「インナ=ッ=ラーハ=スタファー アーダマ ワ ヌーハゥー ワ アーラ イブラーヒーマ ワ アーラ ’イムラーナ ’アラ=ル=’アーラミーン
(本当にアッラーは、アーダムとヌーフ、そしてイブラーヒーム一族の者とイムラーン一族の者を、諸衆の上に御選びになられた。)
の言葉から章名になりました。

全200節と牝牛章の次に、長い章です。マディーナ時代に4回に渡って啓示されたとされています。

1.第1節から第32節まではバドルの戦いのすぐ後

3.第64節から第120節は、1のすぐ後に
4.第121節から第200節はウフドの戦いの後

’イムラーンとはムーサー(アライヒッサラーム)の父とも’イ-サー(アライヒッサラーム)の母マリヤムの父とも言われています。

牝牛章と同じく、「アリフ・ラーム・ミーム」の神秘文字で始まっています。

イマーム・アハマドのハディースによると
アッラーのみ使い(サッラッラーフ アライヒ ワ サッラム)はこう言われました。
「牝牛章と’イムラーン家章を学びなさい。それらには光があり、またそれは(何も日陰になることがない)審判の日に2つの雲のごとく、また並んで飛ぶ鳥の影が日陰になるごとく、(2つの章を習得した)そういう者たちの日陰になるだろう」

その第84節の後半あたりにこうあります。

「ラー ヌファッリク バイナ アハディンーミンフム
(わたしたちはかれら《預言者たち》の間に、どんな差別もしません。)」

「ラー」は未完了形動詞を否定します。

「バイナ」は「~の間」という前置詞です。
「アハディン」は「アハド(ひとりひとり、それぞれ、各々)」が前置詞の後に来るため、語尾の母音が「イン」になっています。
「ミンフム」は「ミン(~から)」と3人称複数非分離形代名詞「フム(彼ら)」がくっついたものです。
「彼ら」とはその前に出てくる「アン=ナビーユーナ(預言者たち)」のことです。

聖クル’アーンには「ナビー(預言者)」と「ラスール(使徒)」のふたつの用語が出てきます。

「使徒(ラスール、複数がルスル)」とは「啓典(タウラー、ザブールやインジール)」を授かった者のことです。
伝承によれば使徒は33人だそうです。
使徒は皆、預言者であり、彼らのほうがより高い位にあると言えましょう。

ムハンマド様(サッラッラーフ アライヒ ワ サッラム)は「ナビー(預言者)」であり、「ラスール(使徒)」でもあります。そして「封緘」(紅白歌合戦で言うトリ)です。

「ムハンマドは、あなたがた男たちの誰の父親でもない。しかし、アッラーの使徒であり、また預言者たちの封緘である。」
(33:40)

つまり、彼で「完結」「終わり」。彼以降には預言者も使徒も現れないということです。

聖クル’アーンには25人の預言者が出てきます。

アーダム(アダム)、イドリース(エノク・・異説もあります)、ヌーフ(ノア)、フード、サーリフ、イブラーヒーム(アブラハム)、ルート(ロト)、イスマー’イール(イシュマエル)、イスハーク(イサク)、ヤ’ゥクーブ(ヤコブ)、ユースフ(ヨセフ)、シュ’アイブ、アイユーブ(ヨブ)、ズルキフル(エゼキエル・・・異説もあります)、ムーサー(モーゼ)、ハールーン(アロン)、ダーウード(ダビデ)、スライマーン(ソロモン)、イルヤース(エリヤ・・異説があります)、アルヤスウ(エリシャ・・異説があります)、ユーヌス(ヨナ)、ザカリーヤー(ザカリヤ)、ヤフヤー(ヨハネ)、’イーサー(イエス)、ムハンマド

私たちムスリムは私たちのウンマ(共同体)の指導者ムハンマド様(サッラッラーフ アライヒ ワ サッラム)だけでなく、これら全ての使徒(預言者)たちを信じています。
また彼らの間を区別しません。

そして彼らはそれぞれの共同体(ウンマ)に預言者として遣わされたと認識されています。

「それぞれの民に対して、使徒が(遣わされたので)ある。」
(10:47)

ムスリムのハディースによると

アッラーのみ使い(サッラッラーフ アライヒ ワ サッラム)はこう言われました。

「私は全人類の中で’イーサーに最も近い親族である。諸預言者達とは腹違いの兄弟である。私と’イーサーの間には預言者はいない。」

イブラーヒーム(アライヒッサラーム)は「最も素晴らしい被造物」であり、ユースフ(アライヒッサラーム)は「アッラーを最も畏れるが故に、最も尊敬に値する人物」であり、「ムーサーに比べて私(預言者ムハンマド様、彼の上に祝福と平安がありますように)が優れているとしてはならない。人はすべて死ぬものだが、私が最初に目覚めるであろう。そしてそのときムーサーは玉座の端に座っています。」「私(預言者ムハンマド様、彼の上に祝福と平安がありますように)がユーヌス・ビン・マッターより優れていると言うべきではない。」

とあります。

この世が終わりになる”最後の時”には’イーサー(アライヒッサラーム)の降臨があると言われています。

気になるハディースとしてサヒーフ・ムスリムにこう言うのがあります。

「ユーフラテス河は程なく金の山を露出する。人々はそれを聞くとここにむらがり集まるが、宝を手にした者らは『もし、我々がこれを取ることを他の人々に許すと、彼らは全部持って行くに相違ない』といいだす。結局、彼らは、相戦うことになり、百人のうち九十九人は殺される」

「『金の山』って『石油』のことかしら」
とシスターaが言っていましたが、そう置き換えると、今のイラクの状況に似ているような気がしませんか。
アスタグフィルッラー

アッラーのご加護と祝福がありますように
ワッサラーム





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最終更新日  2004年05月09日 00時39分03秒


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