2004年07月30日
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慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において

アッサラーム アライクム

ア=ッ=テルミディーのハディースにはこうあります。

イブン・アッバースによると
ある時、私がアッラーのみ使い(サッラッラーフ アライヒ ワ サッラム)の後ろにいたら、
「おお、少年よ、お前にいくつか良いことを教えてやろう」
と言われました。そして次のことを言われました。
a)アッラーに忠節を尽くし、従順でありなさい。
アッラーのことをいつも念じ、ご命令に従いなさい。お前をあらゆる悪からお守り下さり、この世でもあの世でもずっとお前を愛してくださるであろう。

そうすれば、アッラーが側にいて下さることがわかるだろう。お前の願いも聞き届けてくださるであろう。
c)頼むのであれば、アッラーにお縋りしなさい。
d)助けを請うのであれば、アッラーの助けを求めなさい。
e)人々が纏まって、お前に何か益なることをもたらそうとしても、アッラーがお前のためにお命じになったこと以外の何ものも彼らはお前に益をもたらすことはできないし、人々が纏まって、お前に対し、害をもたらそうとしても、アッラーがお前のためにお命じになったこと以外は何も彼らはお前を害をもたらすことはできないということを知っておきなさい。
ペンはもう書き終えられており、インクが書かれる紙は既に乾いてしまっているのだ。」

アル=ブハーリーのハディースにはこう書かれています。

アブー・フライラによると
アッラーのみ使い(サッラッラーフ アライヒ ワ サッラム)は言われました。
「アーダム(アライヒッサラーム)<人間の祖、アダムのこと>とムーサ(アライヒッサラーム)<十戒で有名なモーゼのこと>が争い、ムーサ(アライヒッサラーム)が『アーダムよ、あなたは我々の祖先だが、我々を堕落させ、楽園から追い出したのだ』と言ったとき、アーダム(アライヒッサラーム)は、『ムーサよ、アッラーはあなたを選んであなたに語りかけ、あなたのために自ら聖典を書かれたが、アッラーが私を創られる40年前にお決めになったことのためにわたしを非難するのか』と応え、こうして彼らは二度も三度も言い合った」と。

ムスリムのハディースにもこうあります。

アブドッラー・ビン・‘アムル・ビン・’アースはアッラーのみ使い(サッラッラーフ アライヒ ワ サッラム)が次のように言われるのを聞きました。



アッラーは物事が起こる前にそのことをご存知であり、起こるべき時期にその通りに起こることを既に前もって書留められています。こういったことはアッラーにとっては造作もない容易いことであります。誠に、アッラーは今起こっていることも、過去に起こったことも、未来に起こることも、実際には起きなかったことも、ご存知で、実際に起こるのならどんなふうにそれが起こるかもご存知なのです。

アル=ブハーリーのハディースにはこうあります。

アブドッラー・ブン・マスウードによると、真実を語られ、信頼に価するアッラーのみ使い(サッラッラーフ アライヒ ワ サッラム)は人間の誕生についてお話になりました。
「先ず母の胎内に精液が四十日四十夜留まり、次のそれは血の塊となり、次に肉の塊となり、それから天使が遣わされて、生まれる赤子の賜物と寿命と行いと、幸福か或いは不幸かを書きつけ、その後で生命を吹き込む。あなた方のうちの或る者は、天国へ行く人々の行いをして、遂に天国まであと一尺のところに達するが、すでに定められていることに従って、その後、地獄行きの行いをして地獄に落ちる。一方、あなた方のうちの他の者は、地獄へ行く人々の行いをして、遂に地獄まで一尺のところに達するが、すでに定められているように、その後、天国行きの人々の行いをして天国に入るだろう。」

いやはや、このハディースは心にズシンですね。

慢心せずに常にアッラーを畏れ、アッラーにお縋りするしかありません。
アスタグフィルッラー

先ず「高慢にならないこと」です。

私たちが持っているものは、アッラーからの与りものなのです。自分で稼いだと思っていても、「もとで」がなければ、何も出来ません。「もとで」とは例えば「目が見える」「口がきける」「耳が聞こえる」「歩ける」「走れる」「考えられる能力がある」「いい匂いを嗅ぐ鼻がある」などなど、書き出せばキリがありません。
平和な「日本」に生まれたことだって、私たちが選択したことではありません。
アル=ハムド リ=ッ=ラー

そして今持っているこういった「与りもの」だってアッラーがお望みになれば、明日にだってお取り上げになって、私たちのものではなくなってしまうかもしれません。例えば「今動いている心臓」・・。
アスタグフィルッ=ラーフ=ル’アジーム


イブン・カースィールのタフスィールにあるア=ッ=タバリーによると

至高なるアッラーは仰せになりました。
「アッラーがあなたがたに恩恵をかけ給うたことを人々の前で自慢してはならない。なぜならあなたがたの努力で得られたものではないからである。むしろ、これは唯アッラーがあなたがたのために定められ、あなたがたに糧としてお与えになったものなのだ。だからあなたがたへのアッラーの恵みをひけらかすためや他人に対し傲慢になるために用いてはならない。」

イクリマはこう述べています。
「誰でも喜んだり、悲しんだりします。だが、あなたがたは喜びを感謝に変え、悲しみを忍耐によって堪えなさい。」

アッラーのご加護と祝福がありますように
ワッサラーム





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最終更新日  2004年07月30日 00時46分39秒


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