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ここ数日、少年による殺人事件が多いような気がします。 しかも、実の親など身近な人を殺害するという事件が立て続けに起こっています。事件を起こした少年たちは、いったいどんな少年だったのでしょう。テレビ局の取材により、見えてくる人物像は、「おとなしくて、良い子」が多いようです。 なぜ、「おとなしくて、良い子」が凶悪な事件を起こすのでしょうか。 彼らは、我慢に我慢を重ねて「良い子」を演じています。親やまわりの大人からの期待に応えようと一生懸命に生きてきました。そのため、自分の不完全な部分を隠してきたのです。不完全な自分の姿を含めた「ありのままの姿」を否定し、ありのまま生きることを恐れ、「良い子」になってきたのです。このような自己肯定感のない子供は他者を信頼し肯定的に捉える事ができなくなります。自分で生きたい、自分を取り戻したいという欲求が強くなり、そして、我慢の限界が来たときに爆発してしまうのです。 現代社会は、科学の進歩と共に不可能を可能にしてきました。このような時代に育った子ども達の中には、何でも思い通りにならないと気がすまない、という子ども達も増えてきているのです。失敗を恐れ、思い通りにならないことに耐える力を持たない子ども達は、些細なことで(大人から見て)無力感を感じ、傷つき、自暴自棄になってしまうのです。 失敗や挫折の経験をすること、失敗しても許されるという経験をすること、これが今の子育てで欠けていることではないでしょうか?心理カウンセリング〔ベイサイドカウンセリング〕のトップページはこちら
2006.08.31
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私 「お父さんは、学校の先生なんでしょ。どんなお父さん?」彼 「お父さんのことは、嫌いです!」私 「色々、優しく教えてくれるんじゃない?」彼 「叩かれました・・・。数学の成績が悪かったら、『お父さんが教えてやるから聞きに来い』と言われ、行ったら、『何で、こんなのも分からないんだ!』と言われ、叩かれました。だから、お父さんのことは嫌いです。」私 「お父さんは、君に期待しているんじゃない?」彼 「兄や妹は、そんなに厳しくされません。僕だけです・・・。そのことをお父さんに言ったら、『そんなことあるわけないだろ!』と言って、また、怒られました。 だから、お父さんとは口をききません・・・。」 この子に対する、お父さんの本当の気持ちは分かりません。愛情のゆえに叱咤激励しているのかも知れません。 しかし、少なくとも子供に親の愛情が伝わっていないことは確かです。 言葉を発する前に、ちょっとだけ子供の気持ちになって考えてみませんか?心理カウンセリング〔ベイサイドカウンセリング〕のトップページはこちら
2006.08.30
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先日、テレビ番組に「動物と話ができる人」が出演していました。どこにでもいる普通のアメリカ人女性でした。ごらんになった方もいらっしゃると思いますが、彼女は、動物と話してその気持ちが分かるというのです。 視聴者のある家庭で犬が家族に噛み付いて困ると言うので、その方が行って犬の様子を見てみることにしました。その犬は、小さい子どもの頃から家族の一員として可愛がって育てられたのですが、数年前から凶暴になり、家族に吠え、噛み付くということでした。テレビに映し出されるその犬は、まるで狂犬のように歯を剥き出し、目を吊り上げて吠え続けていました。 動物と話ができるという彼女が近づき、犬の気持ちを読み取ると、次のように言いました。 「犬は、おばあさんを怖がっています。おばあさんが数年前、長い棒のようなもので犬を脅したので、それ以来、おばあさんやおばあさんと仲良くする家族を怖がるようになったのです。」 おばあさんを犬のそばに連れてくると、確かに気が狂ったかのように吠えていました。おばあさんは、数年前、庭をほうきで掃いていたときの事を思い出しました。おばあさんがほうきで掃いていると、犬が足元でじゃれてきました。なかなか掃除が進まなくて困ったおばあさんは、ほうきで地面をとんとんと叩き、犬を足元から追い払ったのです。おばあさんとしては全く悪気はなかったのですが、これが、犬のトラウマとなり、恐怖心から虚勢を張るようになったというのです。 この事情を知った家族、特におばあさんは、犬に謝り、優しく接するよう心掛けるようになりました。その結果、数ヵ月後には元通りの、優しい可愛らしい犬に戻り、家族になつくようになったのでした。 人間の世界でも、ちょっとしたことで相手を傷つけてしまうこと、また、その結果、相手が誤解したり、逆恨みをしたりして関係がこじれてしまうということがあるのではないでしょうか。知らず知らずのうちに相手を傷つけてしまっていることがないか、自分自身を振り返り、反省させられました。 おばあさんは、犬との関係を回復するため、自分の非を認め、温かく、優しく接しました。これを見て、人間も関係回復のためにできることは、同じじゃないかなと感じました。相手のことを本当に思っているという気持ちを表して、接していくうちに、冷たく閉ざされていた心が溶かされていくのではないでしょうか。 どうして、この女性に犬の気持ちがわかったのか、最後まで、大変不思議でしたが、犬の気持ちを人間に置き換えて、いろいろ考えてみることのできる大変興味深い番組でした。心理カウンセリング〔ベイサイドカウンセリング〕のトップページはこちら
2006.08.29
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最近、礼儀や作法の常識、社会や教室でのルールを守れない子どもが増えてきています。昔は、家庭や地域社会が常識、ルール等を教える役目をしていましたが、今の忙しい家庭や地域社会は十分にその役目を果たしているとはいえません。どんなルールを子どもに教えたら良いか、大人自身が迷っていることも少なくないのではないでしょうか。 今日は、子どもにどんなルールを教えたら良いかを分かりやすく書いてある2冊の本をご紹介します。ロン・クラーク著「あたりまえだけど、とても大切なこと―子どものためのルールブック」草思社(大人用)ロン・クラーク著「みんなのためのルールブック―あたりまえだけど、とても大切なこと」草思社(子供用)「教育困難学級をうけもった小学校教師が、祖母から教わった礼儀作法をルールにして生徒たちに教えたところ、教室が劇的に変わり、学業成績も州のトップクラスになりました。「大人の質問には礼儀正しく答えよう」「相手の目を見て話そう」「誰かがすばらしいことをしたら拍手しよう」「勝っても自慢しない、負けても怒ったりしない」「誰かとぶつかったらあやまろう」「口をふさいで咳をしよう」… 一見あたりまえのことばかりですが、いま、子どもたちの多くが誰からも教わっていません。他者を尊重する心、自分を大切にする心を育てる、大人にも通じる基本ルール集です。著者は2001年に「全米最優秀教師賞」を受賞。」(出版社/著者からの内容紹介) 子どもをルールで縛るというのではありません。礼儀作法や決まりについて親子で考えることは、子ども自身が良い人間関係、良い友達関係を作っていく上で大切なことですよね。おもしろいので、ぜひ、読んでみてください。心理カウンセリング〔ベイサイドカウンセリング〕のトップページはこちら
2006.08.28
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離婚した場合、夫婦の合意があれば、結婚期間中の夫の厚生年金について、妻が分割して受け取れる年金分割制度が2007年4月からスタートします。 日本の離婚率は、近年上昇を続け、2002年には人口千人あたり2.30人となっていましたが、2004年には、2.12人と低下しています。これは、年金分割制度の施行を待つ多くの熟年夫婦(どちらかといえば妻が待っている?)が離婚を控えているからだと言われています。熟年離婚の嵐の前の静けさということでしょうか。 熟年離婚・定年離婚とは、数十年連れ添った夫婦が定年等をきっかけに「ある日突然、離婚」というものです。定年を迎えた夫が、「さあ、これから夫婦で残りの人生を楽しもう。」と思っているのとは裏腹に、妻は、「長い間、夫に尽くしてがんばってきたのだから、残りの人生は悔いのないように楽しみましょう。」と言って、離婚の準備を進めているのです。結婚生活において、夫婦の間に生ずる様々な感情の衝突やすれ違いが、大きな溝を生み、ついに修復できないところまで拡大してしまうのです。 夫婦は、血縁関係ではなく、あくまで他人です。テレビのワイドショーでタレントの離婚会見などを見ていると、まるで結婚していたのが嘘だったかのようにさめた表情で相手のことを語っているのを見ることがあります。(結婚の時もワイドショーでは大きく取り上げ、幸せ一杯の2人を写したりしていますが・・・) 他人同士が一つ屋根の下で暮らすわけですから、少なくとも最低限の心遣い、思いやりは必要です。夫婦のどちらか一方(両方?)が我慢を強いられ、自分らしく生きることができないようであれば、こんなに苦しい結婚生活はありません。 夫婦がお互いの気持ちを理解し、円満な夫婦生活を続けていくためには、夫婦のコミュニケーションが大事です。まずは、相手がどう感じ、どう考えているかを知ろうとすることが大切ですね。心理カウンセリング〔ベイサイドカウンセリング〕のトップページはこちら
2006.08.27
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人に好かれ、人間関係がうまくいく人とはどういう人でしょう。何でもできる優秀で品行方正な人が必ずしも人に好かれるとは限りません。 「まじめでこんなに努力しているのに、どうしてみんなとうまくいかないの・・・。」と、悩んでいるあなた。もう一度、自分自身を振り返ってみましょう。あなたのまわりで、人に好かれ、誰とでもうまくやっている人はどんな人でしょう。以外にも、あなたとは反対で不真面目なだらしのない人が好かれていたりしませんか?いつもばかばかしいことばかりやって、みんなからしょうがないやつだと思われていながら、案外好かれている人がいるものです。(子どもの頃のクラスを思い出してください。ほら、いたでしょ。そんな子が1人や2人・・・) このような人には、親しみやすさがあるからです。 品行方正で優秀な人の中には、隙を見せないように分厚い鎧で自分を覆っている人がいます。そのような人とは気楽に話すことができません。こんなことを話すと馬鹿にされてしまうかもしれない、等と考えてしまい、その人と話すことを敬遠してしまうからです。それに比べて、欠点は欠点として隠さず、自分のありのままの姿を正直に出せる人は、相手の気持ちを楽にすることができます。 ロシュフコーという人の言葉に「人と交わる場合、長所より短所によって喜ばれることが多い。」というのがあります。肩の力を抜いて、自分らしさを表現してみましょう。たとえ欠点だらけであったとしても、相手の気持ちをやわらげることができるでしょう。親しみやすい話し方や態度は多くの人の心をくつろがせるのです。心理カウンセリング〔ベイサイドカウンセリング〕のトップページはこちら
2006.08.26
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本を整理していたら、おもしろい本が出てきました。「生活の処方箋」(千代崎秀雄著)という本です。 1968年初版発行の小冊子で、当時定価50円で販売されていました。この本には、様々な教訓が分かりやすく書いてあり、読むたびにいろいろ教えられたものでした。この中から、いくつかご紹介いたしましょう。 「不幸になりたい人へ」 不幸になりたいと望む人は、次のことを守れ。 1.自分ほどエライ人間はないと、いつも考えること。 1.他の人が自分のためにもっと何かしてくれていいはずだと考えよ。 1.ひとの罪あやまちを決してゆるさないこと。 1.「昔はよかった」と考えること。 「感謝倍増案」 本当に幸福な人とは、財産ではなく感謝の心に富む人である。 感謝の増す秘訣 「してくれるのが当たり前」と思っていたことを、もう一度見直すこと。 カラを破れ 「親だカラ」「妻だカラ」「金を払っているのだカラ」などというカラを除くと、 「当たり前」が消えて感謝が生まれる。 「もし転んだら」 また転ぶのがいやだから、起き上がらない。 ズルズルベッタリ族 せっかく転んだのから何かを拾って起きる。 チャッカリガッチリ族 なぜ転んだかを反省して、再び転ばぬようにする。 あなたはこれであれ 「すばらしい一日」 毎朝、「今日はスバラシイ日だ」と心に言い聞かせ、大切に有益にその日を用いよ。 なぜなら今日という日はあなたの一生に再び来ないから。 これを守る人はすばらしい一生を送ること保証つき。心理カウンセリング〔ベイサイドカウンセリング〕のトップページはこちら
2006.08.25
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「夫の2人に1人が出産に立ち会っている・・・、」(厚生労働省研究班の出産に関する全国調査)このようなニュースが新聞(平成18年6月13日付朝日新聞)に載っていました。分娩室で、医療関係者以外で出産に立ち会った人は、夫が52.6%と最も多く、「父親としての実感が深まる」「妊婦が安心できる」などを理由にあげ、増えているそうです。これから生まれてくる赤ちゃんを夫婦で温かく迎えようとしているのでしょう。 赤ちゃん誕生の瞬間、親はどのようなことを考えるのでしょう。多くの親は、子どもの誕生を素直に喜び、子どもが健やかで幸せに育って欲しいと願うのではないでしょうか。 ところが、いつの間にかその時の気持ちを忘れてしまい、「もっと良い点数を・・・」「もっと良い学校へ・・・」「どうしてそんなこともできないの・・・」というように、子どもに対する要求が多くなってしまうのです。もちろん、子どもの将来の幸せを願ってのことではあると思いますが、今ここにいる子どもの幸せを忘れてしまっていることもあるのではないでしょうか。 また、たとえ子どもへの愛情があったとしても、それが伝わっていなければ子どもは幸せではないのです。 他の動物とは異なり、人間の子どもは長い期間、親の保護が必要です。これには、物質的なものばかりではなく精神的なものも含まれます。親の愛情をたっぷり受けていると感じている子どもは、心が安定し、様々な面で力を発揮するようになります。そして、安心して親元を離れ、自立していくことができるようになるのです。 心理カウンセリング〔ベイサイドカウンセリング〕のトップページはこちら
2006.08.24
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子育ての目標はなんでしょう。どのような子どもを育てると、子育ては成功したといえるのでしょうか? 多くの親は、子どもを「良い子」に育てたいと考えます。大人から見た「良い子」とは、多くの場合、親や大人の言いつけに素直に従う子どもではないでしょうか。このような子どもを持つと親は楽です。親の命令や要求には口答えせず服従するのですから、こんなに育てやすい子どもはいません。もちろん、幼少期に親への服従を教えることは大切なことです。守らなければいけない決まりを教えることも大事なことです。しかし、それだけでは子どもの自主性や自立心は育ちません。大きくなった時、大人に成長した時に自分で考えて目の前の様々な困難に立ち向かう力が育っていかないのです。親は、いつまでも子どものそばにいてあげることはできません。いつの日か子どもは自分の足で自分の人生を歩んでいかなくてはならない時が来るのです。その時のために自分の足で生きていく力を養わなくてはならないのです。 子どもは、様々ないたずらをします。時には、大人には思いつかないようなとんでもないいたずらをしでかすのです。乳幼児期には、ティッシュペーパーを1枚1枚全部抜いてしまったり、壁に落書きをしたり、お母さんの化粧道具を全部出してしまったりすること等がよくあります。そんな時、親はどうしたらよいのでしょう。「どうしてそんなことをするの!」「やめなさい!」「何度言ったらわかるの!」というようなお決まりの言葉で叱り、時には躾と称して叩いてしまうこともあるのではないでしょうか。これでは、子どもの自主性や自立心は育ちません。子どもは、初めて出会う様々な物に興味を示し、色々考えながら自らの意思で行動しているのですが、せっかく出てきたその芽を大人は摘んでしまいかねないのです。大人にとっての「良い子」がじつは、自主性や自立心の乏しい子どもである場合が多いのです。 親は、子どものしているいたずらが「悪いこと」なのかどうかよく考えて対処しなければなりません。本当に「悪いこと」をしていたら、よく言い聞かせ、注意しなければなりませんが、多くの場合、ちょっと工夫するだけで親も困らず、子どもの好奇心を阻害しないような方法を見つけることができます。例えば、先程のティッシュペーパーのいたずらの場合、あらかじめ、いたずら用のティッシュペーパーを数箱用意し、気が済むまで抜き出させてあげるとよいでしょう。抜き出したペーパーは、再度利用することもできますし、このようないたずらはいつまでもつづくものではありませんから。また、落書きの場合、本当に壁に描かれては大変ですが、子どもは、お絵かき帳ではなく大きなキャンバスに思いっきり描きたいこともあるのです。そんな時は、大きな模造紙等を壁や床に貼り、気の済むまで描かせてあげましょう。我が家では子どもが小さかった頃、食事の支度をしている母親の足元に来て、しゃもじやお玉、鍋等を全部出して遊んでいたものです。包丁など危険なものは手の届かないところに置き、あとは好きなだけ触らせていました。 このようないたずらは発達の段階に応じてしなくなり、次の段階へと進んでいくのです。大人になるまで、ずっとティッシュペーパーを抜き続けたり、台所用品を全部出して遊んでいる人はいないでしょう。子どもの好奇心が満たされれば、そのいたずらはおしまいになるのです。ですから、親はできるだけ広い心で子どものいたずらを見て、本当に「悪いこと」かどうかを判断することが出来るようになると良いでしょう。一工夫することで親も子どもも満足できれば良いのですから。 毎日、忙しく子育てをしていると、大人の基準で「良い子」にしていないと怒りたくなってしまうことがありますが、ちょっと立ち止まって考えてみてください。本当に怒らなければいけないことかどうかを。心理カウンセリング〔ベイサイドカウンセリング〕のトップページはこちら
2006.08.23
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どうやって子どもを育てれば良いか・・・これは、学校では習いません。 私たちは学校で、数学や英語、国語や社会、理科といった勉強をし、社会に出て行くために必要な多くのことを学んできました。しかし、多くの人々が携わるであろう子育ての方法については、学ぶ機会がありませんでした。一人の大切な人間を育て上げるという非常に重要な働きのはずなのに、その方法を学ぶ機会はほとんどないのです。(私たちが学校で勉強をしなければならない生徒・学生時代、、私たちはまだ子どもだったのですから、子どもが子育ての勉強をしてもどのくらい理解し、身につけることができるかどうかはわかりませんが。) さあ、子どもが生まれるという時になって、育児書や教育書を買い求めて勉強する方、そして、実際に生まれた子どもにマニュアルどおりの対処をし、本に書いてある通りの育ち方をしていないと、「うちの子は、どこかおかしいんじゃないだろうか?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。また、育児書などを買い求めず、自分の感覚に頼って子育てをしている場合、自分が親に育てられてきたとおりに、子育てをしているという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。いずれにしても、今、ここにいる自分の子どもに対して最も適切な子育て法ができているのかどうか自信がないという方は多いのではないでしょうか。 子どもは、生きものです。マニュアルどおりに行かないことや自分が育てられてきた方法でやってもうまくいかないことは、たくさんあります。そこで、どのような方法(マニュアルではありませんよ)で子育てをしていけばよいか、これから数回にわたって考えていきましょう。 山本良樹さんという方の日めくり詩集を見ていたら、おもしろい詩があったのでご紹介します。 「アフリカの母」 子供が転んだとき 日本の母は 抱き起こすという アメリカの母は 黙って見ているそうだ アフリカの母はというと 自分も転んで起き上 がって見せるという そんな話が本当か嘘か でも・・・なんとなく なんとなく この詩を読んで、どのようにお感じになりますか? 「日本の母」の様子は、今の日本に多くいる過保護な親の姿を表し、「アメリカの母」の様子は、自立のため突き放す親の姿を表しています。「アフリカの母」はどうでしょうか。自分も転んで起き上がって見せるという親、これは、子供と同じ目線まで下がって見本を見せ、子供が自力で起き上がることができるよう、その方法を教えている親の姿を表しています。 親が同じ目線まで下がってくれることで、子供は、親に対する信頼感と安心感を持ちます。その親が見せてくれている見本をまねて、子供は生き方の方法を学び、自分の力で生きていく事ができるようになるのです。心理カウンセリング〔ベイサイドカウンセリング〕のトップページはこちら
2006.08.22
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「人間て、悲しい生き物ですね。生きているうちに何を残せるのかな?何のために生きているのかな?って思います。何も考えずに生きている虫や鳥のほうが楽なんじゃないかなって思います。ドラえもんのタイムマシンがあったら、楽しかった小学校時代に戻りたいです。・・・・でも、楽しいこともあれば、つらいこともありますよね。・・・だから、今の時を大切に生きたいなあと思います。後悔は、したくないから。」 これは、20代前半の男性から届いたメールの一文です。(掲載承諾済) 人間関係や今の職業に対する適性について悩み、さらに、知り合いの死に直面して生きることの難しさを感じていた彼は、何も考えずにただ毎日遊び、親の保護の下で楽しく生活していればよかった小学校時代を振り返り、その時代に戻れたらどんなに楽だろう、と言っているのです。いや、そればかりか虫や鳥のほうが楽なんじゃないかとまで言っているのです。 自分は何のためにここに存在しているのか?どうやって生きていけばよいのか?・・・これは多くの人たちが思春期以降、一度は直面する悩みでしょう。子ども時代に戻れたら、どんなに楽だろう、と思ったことのある人は、少なくないことと思います。 人間は、一人で生きていくことはできません。他者との関係に於いて、自分の存在価値を確認し、自尊心が満たされてはじめて生きていく力が湧いてくるのです。 彼は、その後、福祉関係の資格を取得し、老人福祉の場で活躍しています。 「動けず、会話もできない人でも、毎日話しかけたりすると笑ってくれたりします。その時は本当にうれしいですよ。やっていてよかったって思う瞬間の一つです。・・・良い職場の仲間に出会えました!みんなで助け合ってます。」 これが最近届いたメールです。彼は、悩んだ末、老人福祉という仕事につきました。体力的には大変なことも多い職業だと思いますが、自分の働きかけによってお年寄りが喜んでくれることを知り、自分が役立っている喜びを感じているのです。自分の存在価値を知ることは、生きていく力を生み出します。 自分には何の価値もないと考えているあなた。今、この時、この場所に存在しているあなたは、価値ある大切な一人のあなたなのです。今の時を大切に生きてみませんか。心理カウンセリング〔ベイサイドカウンセリング〕のトップページはこちら
2006.08.21
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大学に入学してきたある女子学生は、とても明るい性格だった。その学生があるとき、「先生、私の母は週に何回か私に短い便りをくれるのです。母は、『もしあなたが家にいたら、食事や洗濯やいろいろなことで時間をとられるのだから、遠くで寮生活をしているあなたにはせめて便りを書いてあげなければね』と言って手紙をくれるのです。」と話してくれたことがある。 子どもが遠くにいても自分自身のことのように感じ取ることができる。これが愛するということであって、「これを着なさい」「あれを食べなさい」「これをしてはいけない」などとうるさく言うことは、たとえ自分では子どもを愛しているからと思って言ったことであっても、必ずしも子どもを愛していることにはならないのである。この共感的理解というカウンセラーの姿勢がこの母親にはあった。 家庭内暴力は、通常、登校拒否にも関係がある。また、学校におけるいじめにも無関係ではない。そして親としてもっと憂慮しなければならないのは、こうした状態が長く続いていくということである。成人した後も社会に適応できないままでいる子どもを抱えることになる。子どもをかばうのでもなく、自分の見栄を張るのでもなく、まずこの種の問題の根本は両親の子どもに対する態度がカウンセリングを通して変えられ、子どもに対する見方が変わってこなければならないということに早く気がつくことである。 田渕昭三著 「もっと楽~に生きるための12章」(福音社)より心理カウンセリング〔ベイサイドカウンセリング〕のトップページはこちら
2006.08.20
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「この子は、小学生のときは本当におとなしくて、親の言うことをよく聞く子どもでした。」家庭内暴力で悩んでいるお母さんたちが相談に来て言う言葉である。「でも、今ではあのおとなしかった子どもが、気に入らないことがあると私に向かって、“このクソばばあ。こんな俺にしたのはてめえだぞ”と、私を打ったり蹴ったりするのです。いったいこの子はどうなるのでしょうか」と私に哀願するようにその理由を聞こうとする。 この母親にはカウンセリング・マインドの特徴である人間関係を大事にする姿勢や自分や子どもを理解しようとする態度が弱く、いわゆる防衛機制といわれる自分を弁解したり、問題から逃避しようとしたりする姿勢が強い。ではいったいどこに問題があるのかを考えてみることにしよう。 まず、子どもが幼いとき、おとなしく母親の言うことを聞いていたということだが、親が自分の思い通りに教育しようとしていたことが相談中にわかってきた。次に、その子の友人がよくできる子なので、自分の息子が負けていることがお母さんのプライドを少々傷つけていたという事実もわかってきた。父親が単身赴任で、子どもの教育は「すべておまえにまかす」という夫の言葉もあって頑張ってきたが、たまにしか帰ってこない夫への不満や寂しさもあって、一人っ子の息子に多くの関心が向けられたようだった。 母親は夫への不満や寂しさが交じり合った複雑な気持ちを抱えていたので、父親の不在や母親の自分に対する過剰なまでの介入によるストレスを抱えている子どもの立場に立って理解するゆとりはなかった。これは、この子どもにとって大変不幸な状況であった。 このような母親にさせた理由の一つは、父親の家庭に対する無関心であった。たとえ数ヶ月に一度の帰宅であったとしても、妻や子どもへの感謝と思いやりが十分に夫から表現されていれば、子どもをここまで苦しめなくてもよかったであろう。要は交流の質が重要なのである。子どもが時々父親について、「親父なんかいなくたっていいんだ。おふくろを放ったらかしにしやがって」と言っているという母親の報告からも推測できる。カウンセリング・マインドにとって重要なキーワードである「共感的理解」の家庭内での不在は伝播するのである。 田渕昭三著「もっと楽~に生きるための12章」(福音社)より心理カウンセリング〔ベイサイドカウンセリング〕のトップページはこちら
2006.08.19
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初めて医者にかかる人のほぼ85%が、ストレスに起因した病気を持っている。これほど多くの人が抗うつ薬に依存している時代はかつてはなかった。ストレスは免疫系統に致命的な影響を与えることがわかっている。 カリフォルニア・ロマリンダ大学公衆衛生学部準教授リー・バーク博士はこのように言う。 ますますストレスが増えている社会にあって、私たちは何をすべきか。笑うことである。それはおかしい、とあなたは言うかもしれない。しかし、様々な研究によって、それが決して笑いごとでないことがわかってきた。バーク博士によれば、笑うことは生体内変化によって健康に有益な物質を作り出すからである。人間の免疫系統に非常に有益な働きをしている血液成分のひとつにNK(ナチュラル・キラー)細胞がある。人が笑うと、このNK細胞の働きが活発になる。NK細胞はウイルスに感染した細胞やある種の悪性細胞を捜し出し、殺してくれる。「精神と肉体の間には非常に密接な関係があり、一つが侵されると他もそれに伴う。精神状態が健康に及ぼす影響は、多くの人が認識しているよりもはるかに大きいのである。人間が苦しむ病気の多くは、心の消沈によるものである。・・・・・希望、同情、愛は健康を増進し、生命を延ばす。満足した気持ち、快活な精神は肉体を健康にし、精神を強める。『喜びを抱く心はからだを養う』」(E・G・ホワイト著 ミニストリー・オブ・ヒーリング) これは世界的に応用可能である。笑いが世界共通語だからである。 バーク博士は言う。「私たちがジョギングをするのは健康のためにほかなりません。それなら、健康のために笑ってみてはいかがでしょう。」 Adventist News Network より心理カウンセリング〔ベイサイドカウンセリング〕のトップページはこちら
2006.08.18
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日本人は、たくさんの便利なものに囲まれて何不自由のない生活をしています。物質的に、こんなに恵まれた国は世界中にあまりないでしょう。 では、みなさんは幸せですか? 幸せについて質問した多くのアンケートによると、収入が多い人はみんな幸せと感じているかというと、そうでもないことがわかります。私たちの周りでは様々なことが起こります。それらの出来事をどのように受け止めるかによって、幸せ度が変わってくるのです。 たとえば、「今日は、雨が降って嫌だなー」と嘆くのか、「花壇の植物が潤うので、雨でよかった。」と喜ぶかです。 人間関係においても同じです。人の短所を見て不平不満を言い、自分が今このような状況にあるのはあの人のせいだと人を責める人もいれば、人の良い面を見てどんな人とでも上手に接することができる人もいます。このように、同じ現実に対する受け止め方の違いが幸、不幸を分けてしまうのです。物事をプラスに捉え、「今は、幸せだ。」と考えることができる人は、幸せになれるのです。「あれがそろえば幸せになれる。」「こうなったら幸せになれる。」というように、幸せの条件が整うまで待っていては、幸せになることはできません。何事にも感謝し、幸せと思えるようになると、自分ばかりか周りの人も幸せになってくるのです。幸せを感じてみませんか!
2006.08.17
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近年、ストレスを抱えている教員が増えています。多忙な教育活動のほか、児童・生徒、保護者との人間関係あるいは職場の上司・同僚との人間関係がストレスとなり、心身の燃え尽き症候群(バーンアウト)になる教員、精神性疾患等により病気休職する教員が増えているのです。 平成17年度学校基本調査によると平成16年度の教員の病気休職者数は次のようになっています。在職者数921,600人、病気休職者数6,308人、うち精神疾患による休職者数3,559人、平成7年度の精神疾患による休職者数が1,240人だったのに対して、平成16年度は約3倍の3,559人に増加しています。 教員は、数十名の児童・生徒に対してじつに多くの責任を負っています。休む間も無く熱心に取り組めば取り組むほど精神的なゆとりがなくなり、多くのストレスを抱えることになってしまうのです。 児童・生徒に温かく接するためには、先生の心にもゆとりが必要です。自分の仕事内容や仕事量、自分の能力等を見直してみましょう。 先生は、大切な子ども達を預かる職業です。そのためにも、先生の心は健康でなくてはいけませんね。
2006.08.16
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あなたは、自分のことが好きですか? まわりの人と比べて、「わたしには何の取得もない。」「あの人はいいなあ。それに比べてわたしは・・・。」「わたしは、ダメな人間なんだ・・・。」と思ってはいませんか。自分に自信が持てず、自分のことを嫌いになってはいませんか。 中国の賢者老子は、「人を知る者は智、自らを知るものは明」と言っています。これは、人を知るより、自分を知ることのほうが難しいという意味です。自分の弱さを認めるのが難しい人もいれば、その逆で、自分の良いところを認めることができない人もいます。自分のありのままの姿を知り、それを受け入れることができる人は、自分を好きになることができます。そして、まわりの人を受け入れることができるようになるのです。 作家の五木寛之さんは、次のように言っています。「私たちは、まず自己を肯定するところから出発したほうがいいようです。自己を肯定し、自己を認めてやり、自己をはげまし、よろこばせること。それが必要ではないか。」と。 そんなことを言ったって、自分には何の価値もないのだから、自分を認めることなんてできない、と思っている人がいるかもしれません。 長年にわたり、インドの路上でひとり寂しく死を待つ人々のそばに寄り添い続けたマザー・テレサは、「すべての存在はそこにあるだけで宇宙に受け入れられているのです。そこに最大の価値があります。」と言いました。 今のあなたには、分からないかもしれませんが、あなたはそこにいるだけで価値があるのです。今いちど、自分を見つめ直してみませんか。
2006.08.15
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このページを開いたあなたは、ちょっと心が疲れているのかもしれませんね。仕事のこと、家庭のこと、学校のこと、恋愛のこと、夫婦の関係、友達との関係、将来の不安、自分の容姿、自分の能力・・・等など、数え切れないほどその原因はあります。あなたの問題は何ですか?一人で悩んでいると解決の糸口はなかなか見つからず、心のバランスを崩してしまうということがあります。「平成16年人口動態統計月報年計(概数)の概況」(厚生労働省)によると、20代~30代の死因の第1位は自殺です。また、全年齢の死亡者総数の内、自殺者は30,227人もいるのです。心のバランスを崩してしまったために、自ら死を選んでしまう人がこんなに多いのです。「生きていれば何とかなるのだから死んではダメ」・・・言うのは簡単ですが、真剣に悩み、心のバランスを崩している人の心には、なかなか届かないでしょう。自分が生きている意味、自分の存在価値が分からなくなったとき、人は「生」を捨ててしまうのです。今、心が疲れているあなたには、自分の心がホッとする場所、心の居場所はありますか?あなたは、自分が無価値な人間だと考えていませんか?今のあなたには分からないかもしれないけど、あなたは大切な一人の人です。あなたの命、そしてあなたの人生を大切にしてください。
2006.08.15
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「大切に育ててきたはずのわが子がどうして・・・。」 「あんなに良い子だったのに・・・・。」こんな気持ちになったことはありませんか。子どもにかかわる問題(不登校やいじめ、暴力等)は、一時期に比べると減少傾向にはありますが、依然として多く発生しています。文部科学省が発表した平成17年度の学校基本調査の統計によると平成16年度における問題行動等の発生件数は、次のようになっています。1.暴力行為の発生件数 (公立の小・中・高等学校)学校内:30,022件 学校外:4,000件 2.いじめの発生件数 (公立の小・中・高等学校及び特殊教育諸学校)21,671件3.不登校児童生徒数 (国公私立の小・中学校)123,317人4.高等学校における不登校生徒数 (国公私立の高等学校)67,500人5.高等学校中途退学者数 (公・私立の高等学校)77,897人 6.児童生徒の自殺者数 (公立の小・中・高等学校)125人 子どもを取り巻く環境は年々複雑になり、数十年前には考えられなかったような多くの問題が起きてきています。また、これらに付随して心身に何らかの影響が表れてくる子どももいます。 子どもにかかわるこれらの問題の原因は様々あり、一概に「これが原因であり、これを取り除けば問題は解決する」というものではありません。たとえば不登校の場合、学校や担任、友達との関係に原因がある場合もあり、学校の責任を追及することによって、解決を求めることもありますが、それだけでは不十分なのです。もちろん、学校に対応を求めて子どもにとってより良い環境を作ってあげることは大切なことでしょう。でも、それだけでは解決にならないことも多いのです。子どもの問題行動が起きる前には、子どもからSOSのサインがあるはずです。SOSは様々なかたちで発せられています。突然、幼児語をしゃべるようになる、お母さんの膝に乗ってくる、まばたきを頻繁に繰り返すようになる、髪の毛を抜き始める等など、いろいろなサインがあります。そのサインに気付き、子どもの気持ちを正面から受け止めてあげることが大切なことなのです。子どもが誰に何を求めているのかということに気付いてあげることが解決への第一歩です。あなたには、SOSの叫びが聞こえていますか?
2006.08.14
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