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2008年03月21日
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カテゴリ: 源氏物語

女人源氏物語(第4巻)

女人源氏物語(第5巻)

瀬戸内寂聴の『女人源氏物語』読み終わりましたスマイル

現代語訳を10巻読み終えたあとだったので、ちょっとくどかった~。


そして次に、


服装で楽しむ源氏物語

を読みました。

作家の近藤富枝先生は、わが学院の学監で、時々講義もあります。
最近はご高齢のためか、ないんですけど・・・。

この本が素晴らしく良かったです。

とにかく現代語訳を読んでいるだけではわからない、行間に隠れているニュアンスみたいなものが良くわかります。

たとえば夕顔の宿から女童が香をたきしめた扇を差し出すシーン。
女童は色の褪せた黄色い長袴をはいていると書かれていますが、

褪せた黄色というのは紅色が退色したもので、
この家の住人の貧しさが良くわかるようになっていると・・・。

またこのシーン、直衣を着ている若者ということで、人物が限定されていて(当時直衣を許されているのは、大臣の子息、皇族、公卿以上の身分)、
おそらく頭中将と思い扇を差し出したのだろうと、推察されるそうで、
その当時女人は独自の香のブレンドをしていたので、香をたきしめた扇なら、
その香りからここに夕顔がいるということが頭中将にはわかるはずだという意味なのだそうです。
あ~、なんて素晴らしい表現。うっとりです。

また女試楽の場面、なぜ明石の上だけ喪をつけているのか・・・など、字面だけを追っているだけではわからない、様々のことがわかってきます。

また女君たちはどんなふうに装束を着ていたか・・・なども解説してあります。



で、今読んでいるのは、


源氏物語ハンドブック

途中、とても難しい所があり、飛ばし読み・・・ぽっ



次は


田辺聖子全集(第15巻)

この中の『源氏紙風船』を読む予定です。





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Last updated  2008年03月21日 16時51分43秒
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