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2026年06月23日
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テーマ: 時短生活(101)
カテゴリ: 時短

「時短は自分たちだけのためにやってきた」——娘たちが巣立った後に、妻がぽつりと言った言葉で気づいたこと


娘たちが二人とも大学に進学して、家を出て数ヶ月が経った頃のことです。


久しぶりに夫婦二人だけの静かな夕食の時間に、妻がふと言いました。


「そういえば、私たちが時短をがんばってきたのって、結果的に周りの人にも助けてもらってたんだよね」


僕は「どういうこと?」と聞きました。


妻が続けました。


「食材宅配も、スーパーの人たちが届けてくれてる。ロボット掃除機も、作ってくれた人がいる。娘たちの塾の先生も、学校の先生も——私たちが時短できたのって、たくさんの人の支えがあったからだと思う」


その言葉を聞いて、僕はしばらく考え込みました。


確かにそうでした。僕たちが「時短」と呼んでいたものの多くは、誰かの仕事や支援によって成り立っていたのです。


■ 「支えてもらっている」ことへの気づき




食材宅配のスタッフ。学校の先生。塾の先生。ファミリーサポートのボランティア。実家の両親——振り返ると、本当に多くの人たちの支えの上に、僕たちの家族の時間が成り立っていました。


でも当時の僕は、それらを「サービスを購入している」という感覚で受け取っていました。感謝の気持ちが薄かったと、今は思います。


■ 時短で生まれた時間を「支援する側」に使う


その気づきから、僕と妻は少しずつ「支援する側」になることを意識するようにしました。


娘たちが巣立った今、以前より時間的な余裕が生まれています。その時間を、今度は自分たちが誰かを支えることに使おうと決めました。


① 実家の両親へのサポートを増やした


娘たちが小学生だった頃、実家の両親には何度も助けてもらいました。娘たちを預かってもらったり、急な残業のときに夕食を作りに来てもらったり。


でも当時の僕は、それを「当たり前」のように受け取っていました。


今は月に一度、実家に顔を出す習慣を作りました。両親の家の片付けを手伝ったり、一緒に食事をしたり。以前もらった支援を、今少しずつ返しているような気持ちです。


② 同じ境遇の親御さんへの情報共有


職場の後輩に、子育て中のパパやママが増えてきました。かつての自分と同じように、時間に追われて疲れ切っている姿を見ると、他人事ではありません。


「こういうことを試したら楽になったよ」「うちはこの家電が助かった」という話を、押しつけにならない程度に共有するようにしました。


後輩の一人が「先輩から話を聞いて食洗機を買いました、本当に助かってます」と言ってくれたとき、かつて妻が電気圧力鍋を買った日の気持ちを思い出しました。


③ 地域の子育て支援活動への参加


これは妻の提案でした。娘たちが小さかった頃、地域の子育て支援センターにお世話になったことがありました。


今は僕たちが、そこでの活動に参加できないかと考えています。子育て中の親御さんたちが集まる場所で、かつての経験を話したり、話を聞いたりすること。小さなことでも、誰かの助けになれるかもしれません。


■ 時短の「その先」にあったもの


このブログを通じて、時短についての記事を書き続けてきました。


電気圧力鍋、ロボット掃除機、学習アプリ、スケジュール管理——様々な工夫や道具を紹介してきました。でも時短の本当のゴールは、便利な生活を手に入れることではありませんでした。


娘たちとの時間を作ること。妻との余裕を生むこと。そして今——その余裕を使って、今度は自分たちが誰かを支える側になること。


妻が夕食の席で言った「たくさんの人の支えがあったから」という言葉は、時短の先にある大切なことを気づかせてくれました。


僕たちが受け取ってきたものを、今度は誰かに渡していく。その循環の中に、時短の本当の意味があったのかもしれないと、今は思っています。


■ 子育て中の親御さんへ


今、毎日の家事と育児に追われている親御さんへ。


時短は、楽をするためではありません。大切な人との時間を作るためです。そしてその先には、自分たちが受け取ってきた支援を、誰かに渡していける余裕が生まれます。


焦らなくていいです。まず今日、一つだけ「手放せること」を考えてみてください。


その小さな一歩が、積み重なって、やがて誰かを支える力になっていきます。





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最終更新日  2026年06月23日 21時46分28秒
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