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今巻は、表紙にWarspite。 わたのれさんの作品にWarspite。 そして、夏見こまさんの作品にもWarspite。 特に、夏見さんの作品の、金剛とのお話はイイですね。 わたのれさんの作品には、Warspiteだけじゃなく、 Bismarckのお手伝いでPrinzも登場。 森永キミさんの作品では、Zaraと共にメインを務めています。 この秋、我が艦隊にやって来た艦娘たちが活躍してるのは、嬉しい限り。その他、渡会けいじさんの作品の翔鶴・瑞鶴姉妹、あららさんの作品の潜水艦たちと五十鈴、ふでちんさんの作品の涼風と五月雨、そして定番、おきぬさんの作品の加賀と瑞鶴のお話も良かったです。全体的にレベル上がってきた感じですね。
2018.10.28
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今巻で印象に残ったのは、夏見こまさんの作品。 鳳翔と伊401、まるゆが登場するほのぼのとしたお話。 そして、プレジ和尚さんの作品は、青葉メインのお話ですが、 乙女チックで、とっても良い締めくくり。 また、わたのれさんの作品には、秋月型姉妹たちが登場。 我が艦隊に「初秋イベント2018」でお迎えした初月も頑張ってます。 そして極め付きは、おきぬさんの作品。 加賀と瑞鶴の鉄板コンビのお話ですが、これはイイです! ***さて、鎮守府秋刀魚祭りも無事終わり、我が艦隊では、初秋イベでお迎えした艦娘たちを現在鋭意育成中。NelsonとWarspiteは将来の中軸候補で、ZaraとPrinzも期待大。Gotlandはどうかなぁ……。
2018.10.27
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宮坂のロングフィードで、栄泉船橋の守備に変化が。 そこで生じたミスパスに、周防が飛び込むと相手が思わずイエロー。 フリーキックは、周防が直接ゴールに突き刺して2点目。 しかし、ここから栄泉船橋の10番・国府妙が本領を発揮する。 インターハイ関東予選で久乃木が敗れたのは、彼女の存在故だった。 前半残り8分となったところから、秘匿兵器のツインテール出動。 続けざまに、個人技で相手ディフェンスをぶっちぎり2ゴール。 瞬く間に、ゲームは振り出しに戻る。前半終了間際のループシュートは、GKが何とかはじき出してホイッスル。久乃木は後半残り15分から、国府が本性を現し逆転負けを喫していたが、ワラビーズは前半で、既に切り札を引っ張り出すことに成功していた。深津は、ハーフタイムにチームとしての対策を練り、後半戦に突入。その対策の1手目は、越前佐和を国府にぶつけ、数的優位を作り出すこと。 紅白戦で ガサツやブアイソとマッチアップしてるだろ 練習通りやりゃいいさ あの10番は ガサツよりちょい上手いだけだ 違います!! ノンちゃんの方がすごいです!! ノンちゃんは 日本一です!! じゃあ 証明してこい 10番をおさえて 恩田が日本一だと証明してこい - はい周囲の心配をよそに、深津の読み通り”狩りとる者”越前佐和は、デビュー戦でその真価を発揮。そんな彼女の力を見極めていた深津に比べ、自身は何と見識が低かったことかと、能見は深く恥じ入る。それでも、国府は個人技でDF陣を振り切って3点目のゴールを叩き込む。遂に、栄泉船橋がリードを奪うことに成功。そこで、深津が繰り出した対策の2手目は、出ましたノンちゃん、ポジションチェンジ!! ***益々盛り上がってきましたねぇ!とってもイイ感じです。でも、続巻は来年春の発売とのこと。まだまだだなぁ……
2018.10.21
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正真正銘、再生医療で作られた部位を移植した世界初の心臓。 環の心臓の弁は、ナノファイバーによって作られた骨格細胞が使われていた。 毛細血管の一本一本までも完璧に再現された心臓弁。 それを手作業で作り上げたのが、崇の祖父・秋光正。 人工物で置換の利く部位に、手のかかる再生医療で作ったものを用いたのは、 環の体が、再生医療の実験台として使われたということを意味していた。 米国は、再生医療によるその手法が現実的でないと判断し、梨世を切った。 そして、梨世は曹から命を狙われる状況に追い込まれ、秋光家に匿われる。その頃、環は周囲に対し笑顔を見せるようになる。それは、母・真琴の生前の動画を何度も繰り返し見直し、真似し続けていた結果。環にとって「クジラ狩り」は、限界を迎えつつあった。梨世は崇に、再生医療の確立を急ぐのなら、曹と手を組むのが現実的だと告げる。一方、桜田は職場復帰を前にリュウに誘き出され、殺されかかる。その最中、「プティシャトン」事件について口にしたことで、一命をとりとめる。それを知った廣瀬は、中東・亡国にいる英琢磨と連絡を取り、リュウの存在を突き止める。 ***スタート部は、一読では理解できないほど、結構難しかったです。行為中に、あんな話を出来るのも、なかなかのものですが……。それと、廣瀬が琢磨の所在を知っていたのも驚き。なかなか、予想外の展開の今巻でした。
2018.10.21
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今巻は、これまでで一番の充実ぶりかも。 まずは、文尾文さんの日向と加賀。 前巻では、伊401にヨシヨシしてもらった加賀が、 今巻では、日向をヨシヨシしてあげています。 そして日向は、わたのれさんの作品にも登場。 このお話でも、伊401と共演。 伊401の晴嵐を羨む日向を、 扶桑・山城姉妹が、「瑞雲道」に目覚めさせるという展開。鹿島と香取をメインにした、みずのさんの作品も面白かったし、秋津洲をメインにした、ハジメさんの作品も締めがバッチリ。ふでちんさんの作品は、五月雨の圧倒的かわいらしさをみせつけてくれ、クマノイさんの作品は、リベッチオやレーベ、マックスら海外艦が大活躍。大森林さんの作品は、川内・神通・那珂のお馴染み三姉妹、ヤタカノコさんの作品は、赤城・瑞鶴という異色の組み合わせをメインに描いてます。そして、あららさんの作品には、阿賀野・能代・矢矧・酒匂の四姉妹が登場。私は今回のE5周回中に、矢矧・酒匂をお迎えできたので、未邂逅は能代だけです。
2018.09.30
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今巻は、イイお話が多かったですね。 matchさんの大和と金剛、 文尾文さんの加賀と伊401、 ゴウタさんの金剛と時雨。 でも、一番はやっぱり、加藤旅人さんの雪風。 雪風は、いじられキャラとして扱われる方が多いのですが、 加藤さんの描く雪風は、かわいくて健気。 私が雪風に抱くイメージに、ぴったりフィット。そして、大森林さんの作品にはグラーフが登場。以前、記事に書いたように、私はE5を周回中ですが、グラーフさんには2度お目にかかりました。念願のArk Royalも、無事お迎えすることが出来て上機嫌です!
2018.09.29
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今巻は、これまでどちらかと言うとあまり目立たなかった艦娘たちが、 主役を張って、バッチリ目立ってるお話が多かったっぽい。 長良に球磨、速吸(深雪)、鳳翔、扶桑、山城、不知火、弥生、卯月、 さらには、荒潮、初雪、海外艦では、ローマにオイゲン。 そして、肝心のお話の内容はと言うと、 あんまりパッとしたものは…… 描く調子さんの表紙はカッコイイし、 3つのイラストも、イイ感じなんですが………さて、私の艦隊は本日「抜錨!連合艦隊、西へ!」任務を完了。明日からは、Gotlandを掘りにE5を周回します。本当の狙いは、Ark Royalですが……難しいでしょうね。
2018.09.23
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今巻のイラスト003は、女性さんの大鳳。 島田フミカネ さんのオリジナルとは、ちょっと雰囲気が違うけれど、 こちらはこちらで、なかなかイイ感じ。 こういうところも、このシリーズの面白いところですね。 そして、今巻は川内型三姉妹が大活躍。 大森林さんの作品、そして、あららさんの作品。 どちらもイイですね(特に神通♡)。 でも、球磨って、こういうキャラなのか? そして、そして、今回一押しは、雨宮結鬼さんの作品。瑞鳳が、とってもカワイくて健気。その上、実戦でも強い。開始時刻が迫ってきた「初秋イベント2018」でも、大活躍を期待!!
2018.09.08
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今巻のイラスト001は、Anniさんの伊401、 002は、あきはさんの大鳳。 どちらも、とってもカワイイ。 そして、どちらも私は未だお迎えできていない……。 本編では、サテーさんの作品が異彩を放っています。 川内型三姉妹、とってもイイです。 ただ、オチは…… ページ数に限りがあるので、ある意味仕方ないですね。永深ゆうさんの作品は、朝潮はかわいいのですが……もうちょっと、普通の感覚の艦娘にしてやって欲しいなぁ。我が艦隊の朝潮は、昨日無事に改二丁に。次は、先日やっと4-5でお迎えできた朝霜のレベリングです。そして、雨宮結鬼さんの作品は五航戦メイン。ここも、姉妹愛全開です。シリーズも7巻目となり、色んな艦娘が登場するようになりましたが、今巻は、不知火が結構目立ってましたね。
2018.09.08
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まず目を引くのは、桐沢十三さんのイラスト。 広島の宮島にある厳島神社の高舞台で、 加賀さんが竜笛を、赤城さんが小鼓を演奏しているシーン。 得も言われぬ雅な雰囲気が漂ってきます。 そして、本編では、ししがみさんの作品が印象的。 こちらも一航戦が大活躍(特に赤城さん)。 さらには、霧賀ユキさんの作品の島風・天津風・雪風。 我が艦隊は、先日やっと3-5で天津風をお迎えしました。あと、今巻で目立っていたのは利根さん。それにしても、筑摩に比べ、ここまで背が低いのか?あっちのお話でも、こっちのお話でも、そのように描かれている。私の中では、ちょっとイメージが違うのだが……
2018.09.04
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今巻も伊佐田さんの作品は、金剛型四姉妹。 金剛もイイけど、榛名もネ。 龍驤の登場頻度はとても高いけど、良かったのは門司雪さんの作品。 最後がもう少しうまく締めくくれれば、なお良かったかな。 そして、今巻一番印象に残ったのは、千尋さんの作品。 不知火も、摩耶も鳥海もカッコいいです。 絵もお話もレベル高いです。 次回作も期待します。あとは……読み飛ばしですね。
2018.08.31
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伊佐田さんの作品は、金剛がかわいいデ~ス。 提督を想い涙するシーンは、金剛好きにはたまらナ~イ! レフトハンドさんの作品は、ちょっぴりSFミステリーっぽい。 「夢オチ」でしかお話の回収のしようがなかったのは、ご愛敬。 そして、今巻で異彩を放ったのは、ともかつ治臣さんの作品。 おっきな艦娘は、怪獣映画みたいでかなり不気味だったけれど、 お話としては、他の作品より数段抜きん出てました。 画力についても、同様デ~ス!その他の作品については、艦娘が可愛かったり、画力が高めものもありましたが、読みとばしていける感じ。引っかかるところが、あまりなかったですね。
2018.08.30
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今巻の表紙はyaeさんが描いたもの。 今回も、「朝潮」愛があふれています。 そして、本編はというと、 随所に姉妹愛があふれています。 毎度おなじみ天龍・龍田に北上・大井、長門・陸奥。 そして、正規空母、夕雲型、妙高型に、いつもの金剛型四姉妹。 さらには、球磨・多摩、川内・神通・那珂、綾波・敷波、扶桑・山城。 目立っていたのは、鈴谷・熊野。ただ、お話としては、それ以上でも、それ以下でもありません。その中では、ヘラダミツルさんの作品と、霧賀ユキさんの作品が、読後感は良かったです。
2018.08.26
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第2巻の表紙を描いたのは、種田雄太さん。 小さくなった艦娘たちが、かわいいです。 そして本編、スタートはBLADEさんの作品。 画力も高く、島風メインのお話もイイですね。 その後の作品も、今巻の画家さんたちは画力高めで、 お話の方もまずまずの出来。 読み進めるのに苦痛を感じることはありませんでした。 それでも、やっぱり四コマはちょっときつかった……。中でも良かったのは藤枝さんの作品。金剛四姉妹メインのお話ですが、金剛が妹たちをいたわる優しさと、妹たちの前では表に出さないかわいらしさを、とても上手に描いていました。その他、羽黒や五月雨、涼風、翔鶴、瑞鶴も頑張ってました。天龍も、登場回数がとても多いです。それでもやっぱり際立つのは赤城ですね。食欲だけでなく、包容力も絶大です。
2018.08.25
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念願かなって、この8月に舞鶴鎮守府に転属。 それを祝して、このシリーズを大人買い。 しかしながら、『東京喰種』でも、『進撃の巨人』でも、 巻末部はスルーしてきた私が、本当に、これを読み切れるのか? それでも、買ってしまったからには読むしかありません。 フムフム…… やっぱり、『東京喰種』や『進撃の巨人』巻末部と同類だ…… こういう感じのノリには、なかなか付いて行けないのです。 ***まず、アバガイタローさんが描いた表紙はイイですね。5人の艦娘たちが、それぞれとっても可愛いです。そして、yaeさんが描いた「朝潮」は、本巻NO.1。私は、先日この娘を改二まで育てあげ、さらに改二丁へと育成中。このようにイラストは、とってもイイ感じだったのですが、問題は、やはり本編の方。言葉は悪いですが、同人誌レベルです。まぁ、それでも何とか楽しみながら読み進めて参りましょう。そんな中、「おや」と思わされたのは、ESさんの描いた作品。そう言えば、黒潮って大阪出身だったなぁとか、龍驤の関西弁って、不自然だったなぁとか思い出し、「艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki*」で、復習してしまいました。全体を通して、赤城さんは大食いをいじられっぱなしで、加賀さんは、アニメの時のイメージ通り。そして、意外と頑張ってたのが愛宕さん。私が最初に指輪を渡した金剛さんは、やっぱり愛されキャラでした。
2018.08.24
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市街戦が続く中、軍港ではアルミンが超大型巨人に。 そして、リヴァイが獣に一撃、車力も致命傷を負う。 エレンは、顎に戦鎚の水晶体を噛み砕かせ、 さらに、その顎を喰おうとしたところへライナーが登場するも、KO。 そこへハンジたちが乗った飛行船が飛来し、エレンたちを次々に回収。 飛行船を追うガビとファルコは、立体機動装置を使ってそれに飛び乗ると、 ガビが放った一撃はサシャを倒すが、二人は取り押さえられてしまう。 その船内で二人が引き合わされたのは、何とジークだった。 ***それは3年前、イェレナたちがパラディ島にやって来た時に始まった。彼女らは、ジークの命を受けた反マーレ派義勇軍で、エルディア人の解放を目指しており、ジークをパラディ島に受け入れ、エレンに引き合わせることを要求した。ジークには、エルディア人の問題を一挙に解決する秘策があり、それを行うには、「始祖の巨人」と「王家の血を引く巨人」が必要だと言う。そして、その秘策を明らかにするのは、条件が揃ってからだと言う。アレンの言葉に、仲間たちはその要求を受け入れることになったのだった。 ***敵のラスボスだと思っていたキャラクターが、一転して、何と味方の今後の行動を左右する重要キャラに。それとも、さらに大どんでん返しがあるのか?それでも、お話は、いよいよ核心に迫ってきた感があります。
2018.08.15
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街に現れた小怪物がまき散らす毒により、人々が喰種へと変わっていく。 カネキとアヤトは、「毒の元」を絶つべく、19区の大地下・A20に向け出発。 その間、作戦本部に襲来するVたちは、ヒトと喰種が協働して迎え撃つ。 が、高密度のRc細胞圧縮による攻撃を受け、被害多数……。 それでも、その攻撃指示の発信源を突き止めると、 亜門鋼太朗が父・ドナート・ポルポラを、四方蓮示が友・ウタを倒す。 一方、途中アヤトと別れ、一人地下を突き進んだカネキは、遂に旧多を発見。 そして、旧多を倒すと、毒を生成する卵管の核であるリゼにも止めを刺したのだった。「竜戦」から6年、各区に残った卵管から生み出される「竜遺児」は、今なお、人類・喰種共通の敵として、人々を襲い続けている。CCGは解体され、TSCが発足したが、CCGの旧職員がその半数を占める。それぞれの新しい生活が、そこにはあった。 ***今巻で終結とは知らないまま読み始めたので、途中、「えっ、これで終わってしまうの?」と結構驚きました。そして、6年後を描くページが延々と続いたのも驚き。ここまで、お話の終結後をこってり描いた作品は初めてかも。でも、もうこれで本当に終わりですよね?まぁ、描こうと思えば、描けないこともない感じですが、もう、描かない方が良いと思います。読み続けるのも、少々疲れたので。
2018.08.05
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JKFBインターリーグ初戦、対吉井商業戦。 希のオウンゴールで先制点を許したものの、 田勢のアドバイスで希は平静を取り戻し、その後ワラビーズたちは躍動。 4対2で強豪校を破るという、大番狂わせを演じて見せた。 以後、深津の指導でディフェンダー陣も次第にレベルアップし、 オフェンス陣の攻撃パターンも確立されていく。 そして、第2戦で佐々木高校、第3戦で和千永高校を撃破し、 決勝トーナメント進出を決めたのだった。そんなワラビーズの練習に現れたのは、深津の後輩・高萩数央。代表でも活躍した左ウインガーで、鉄人と呼ばれた男。その高萩が、深津のこれまでについてワラビーズ達に語る。右脚のけがで現役引退し、指導者となるもチームが崩壊したという過去を。 先輩はもう ー サッカーへの情熱をなくしてしまったのかもしれないそう呟く高萩に、希は言う。 そんなことないよ クマはサッカーが好きだよ だから私達の監督やってるんだよ だから クマは私達の側にいるんだよ ダメダメ監督だけどねそして迎えた決勝トーナメント。対戦相手は、インターハイ関東予選で久乃木を破った栄泉船橋。キャプテン・浦川茜が作り上げた鉄壁守備からのカウンター攻撃チーム。10人守備ブロックに、オフサイド・トラップ。 引いて固めるチームとあたった時 もっともスペースと時間があるのは お前達だ DFが一介のDFでいられる時代はとっくに終わっている 1本のチャレンジが全てを変える それがフットボールだ深津の言葉を胸に、CB宮坂がロングフィード。FW・田勢が敵のディフェンスラインを誘い出し、そこへSB菊池がオーバーラップしてのブロック突破、右サイドからのクロスに田勢が右足で合わせて、ゴ~~~~~ルッ!! ***いよいよ「クラマー」というタイトルが相応しくなってきましたね。さて、私がこの作品を読み始めたきっかけは以前にも書きましたが、2018年7月12日(木)の読売新聞夕刊に掲載されていた「サッカー漫画列伝 GOAL4」がきっかけです。その文章が、とても素晴らしかった。 力強くスピーディーな男子サッカーに比べ、 女子は組織的連携が分かりやすく美しい。 だからマンガもきれいに描こうと意識し、 さまざまな戦術も取り入れています。ということで、既刊はこれで読了。そして今日は、あと30分余りで「2018プレナスなでしこリーグカップ1部 決勝」が始まります。私が応援する背番号2は、只今ケガで戦線離脱中ですが、チームには、何とか頑張って優勝を勝ち取ってほしいです。
2018.07.21
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試合終了間際のアリスの先制シュート。 それでも諦めない希、そしてワラビーズの面々。 それを見た浦和邦成は、遂に本来のシステムを発動。 そして、アリス、ドッピエッタ、試合終了のホイッスル。 試合翌日もボールを蹴る希。 そこへ通りかかった深津に一言。 女の子は楽しんでサッカーやっちゃいけないの?それは、浦和邦成との試合後に、桐島が、曽志崎、周防、希に対し言い放った言葉が原因だった。 あんた達 何やってんの!? 関東大会や全国大会 力のある奴は たくさんの人の目に触れなくちゃいけない もっと目立って盛り上げなくちゃいけない 女子サッカー選手は特にそうだ それなのになんで 万年リーグ戦の学校を選択するのよ そんなに才能があるのに ほれぼれするようなサッカーをするのに 私達には 女子サッカーの未来がかかっているのに あんた達は 何やってんのよ悩める希に、深津は言う お前は そのままでいい後日、池袋で桐島達に出会った曽志崎は言う 私も自分でチームを作ってみたい‥‥ だって 人集めしてる時 チームの戦術やシステムの話をしてる時 チカ先輩 すごい楽しそうなんだもん浦和邦成は埼玉県予選で優勝し、関東予選へと駒を進める。同じく、久乃木も神奈川県予選を勝ち抜き、関東予選へ。その初戦の相手は、千葉予選を勝ち抜いた栄泉船橋。が、昨年の全国王者・久乃木が、まさかの初戦敗退。総体予選で勝ち残っている男子サッカー部員5人を交えて、紅白戦で汗を流すワラビーズ(深津の飛鳥への陰謀の成果)。目指すは、6月から始まるJKFBインターリーグ。昨年と一昨年のインターハイで、2年連続2位の興蓮館もエントリー。さらに、その先には選手権予選。意気上がるワラビーズの面々が、男子に負けじとピッチを駆け回る。その中には、山田鉄二、竹井薫、谷安昭の姿と共に何と越前佐和の姿もあった。そして迎えたJKFBインターリーグ初戦。対戦相手は、群馬の強豪で関東大会常連校・吉井商業。いよいよワラビーズの快進撃が始まる? ***やっぱり、ピッチに立っちゃいましたね佐和。そして、やっと希がピッチの上で勝利を味わえそうな予感。
2018.07.21
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埼玉の絶対王者・浦和邦成との雨中の決戦が始まる。 その守備の要は、戸田北中で曽志崎がコンビを組んでいた先輩・桐島千花。 昨年、全日本高等学校女子サッカー選手権大会関東予選1回戦で久乃木に敗れ、 そのリベンジに、並々ならぬ闘志を燃やしている26番。 センターサークルから一気に駆け上がった ダービッツかよ浦和邦成の可変システムに押されながらも、前半を0-0で乗り切った蕨青南。ハーフタイム、深津から希への指示は「26番 あいつをぶっちぎれ」。練習試合やフットサルを通じて互いを認め合い、再戦を誓い合った井藤と希。そんな井藤や佃のいる久乃木に追いつき、追い越すため希は走る。雨で荒れたピッチなどお構いなし、リフティングしながらのドリブル。ゴールに向かって突き進み、3人かわしてのシュート!惜しくもゴールポストに嫌われたものの、希は一躍注目の的に。そして、周防が、曽志崎が、チームの仲間たちが走る。桐島が希に張りつかざるを得ない状況が生まれ、中盤の形勢が一変。希を止めることに、桐嶋が意識を集中したその時、曽志崎から周防へのロングパス。周防はゴール前で詰まるものの、繋いだ希は桐島をも抜き去り、ゴールを目指す。しかし、アリスに阻止されてしまうと、そのまま浦和邦成のカウンターへと移行。その後、アリスは二人のブロックを突き破って、そのままシュート。試合終了間際、先制点は浦和邦成に。 ***遂に、希が主役らしい輝きを放ち始めました。とってもイイ感じです!それに勝るとも劣らぬほど気になったのは、希が藤第一中にいた頃からの親友で、今もチームマネージャーである越前佐和の次の言葉。 くやしい‥‥ ノンちゃんと みんなと 私も仲間と ピッチに立ちたいまさか、本当に?
2018.07.21
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男子サッカー部との合同練習を実現すべく キャプテン・田勢たち2年生の作戦行動は続く。 が、男子サッカー部監督・飛鳥のガードはとてつもなく固い。 それでも諦めることなく、次々とあの手この手を繰り出す2年生たち。 一方、1年生は、商品券獲得を目指して、久乃木の佃、井藤と共にフットサル。 その佃、井藤が中学生の頃、同じクラブチームで活動していたのが九谷。 決勝戦は、その九谷の所属するチームとの対戦になる。 そして、九谷は希に、そして井藤に対して激しいコンタクトを繰り返す。 女子サッカーは才能ではなく フィジカルを求めている ゴリゴリしたサッカーで何が悪い!! 華麗でもない 泥くさい 自分の出来ることを活かして 何が悪いフットサルは準優勝に終わったものの、商品券3万円を獲得し痛ユニ回避。一方、飛鳥陥落に向けて、遂に動き出したのが深津。結果、ミニゲームの時だけ、男子の練習に参加できることになる。新しいホームグラウンドも決まり、県予選が始まった。曽志崎、周防、白鳥らの活躍で、昨年3位の朝霞商から先制点。しかし、希は試合に向けてのコンディション調整に失敗し、絶不調。挙句の果てに、最後の最後にヘッドでオウンゴール。これが決勝点となって、初戦惜敗。それでも、希がベンチから外れた第2戦は、3対1で三郷女子に勝利。そして迎えた第3戦、対戦相手は小手指西輪。希は、体育のソフトボールで痛めた右足でダイレクトスルーパス。それを、白鳥がゴールへ突き刺し、リーグ戦を2位通過。決勝トーナメント初戦の相手は、あの浦和邦成。総体埼玉県予選8年連続優勝校。去年の埼玉県予選、全試合クリーンシート。カテナチオを誇る、絶対王者。 ***「カテナチオ」とは、自陣に多くの選手を配置してしっかりと守りながら、カウンターで素早く得点しようとするイタリア流の戦法。私が応援しているのは、ポゼションフットボールを志向しているチームなので、個人的にはあまり好きじゃない(けど、痛い目にあわされることが多々ある……)。
2018.07.20
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久乃木は後半に入って3点追加し、10対0とリードを広げる。 しかし、蕨(わらび)も希の奮闘でボールを前に運べるようになってきた。 さらに、気持ちが前向きになれないでいた周防も、希の言葉に心を揺らし、 久乃木のサイドバック・佃の態度に遂に覚醒!! すると、蕨のカウンターが久乃木ゴールへ次々に襲い掛かる。 そして試合終了直前、3人に囲まれた希がルーレットからの強烈なシュート!! そして、そして、遂に……、 ゴォ~~~~~ルッ!!!!!が、蕨のファールで、得点無効……ってか……これって……自らのシュートと、クロスを上げてからの味方ヘッドとの違いはあるものの、『さよならフットボール(2)』と同じなんですけど。21対0の屈辱的な敗戦。しかし、希のプレイは、久乃木の監督や選手たちも認めるところとなり、指導者である能見も、その才能を預かった自らの責任の重さに、一瞬戸惑いを見せる。さらに、深津までもが、少々感じるところがあった……様子。久乃木との再戦、即ち全国大会での対戦を目指し、動き始める希たち。藤第一中で共に活動した山田や竹井、さらに江上西中の谷ら期待の新人を加え、古豪復活を目指す男子サッカー部に合同練習を申し入れるが、あっさり却下される。さらには、自分たちの練習場所まで、男子に奪われそうな雲行きに。そして、もう一つの当面の課題、能見が新調した痛ユニに変わる自分たちのユニホームを入手するため、優勝チームは商品券がもらえるというフットサル大会に出場することに。しかし、集まったメンバーは、希、周防、曽志崎、白鳥の4人で一人足りない。そこで出くわしたのが、久乃木の佃と井藤。何とも豪華なメンバーで、大会に挑むことになる。 ***さて、この作品のタイトルにもなっているクラマー。これは、恐らく日本サッカー界初の外国人コーチで、「日本サッカーの父」と称されたデットマール・クラマーのことだと思われます。さて、本作のクラマーは、能見?深津?それとも鮫島?
2018.07.16
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全国3位の戸田北中3年の曽志崎緑。 チームを牽引するボランチでU-15代表の逸材。 一方、戸田北中にことごとく惨敗を続けた川口伊刈中3年の周防すみれ。 曽志崎が勝手に自らのライバルとする、突出した才能を持つウィンガー。 そんな二人は、強豪校の浦和邦成ではなく、弱小校の蕨青南高に入学。 その女子サッカー部監督は深津、部長は2年の田勢恵梨子。 そこに登場、同じく新入生の越前佐和、そして恩田希! いきなりの2年生相手の紅白戦で、曽志崎・周防と共に希が輝きを放つ。監督の深津は、次期ユース監督候補・森住の強い推薦により就任したのだが、現在は全くやる気が見られない状況。そこへ、新コーチとして現れたのが能見奈緒子。17歳でA代表入りし、日本サッカー界を15年間も牽引し続けたレジェンド。そして迎えた練習試合、相手は鷲巣監督率いる春夏連覇の久乃木学園で、ほぼユース代表で固めた1・2年のレギュラーメンバー。鷲巣監督のチームへの指示は、10点差以上でクリーンシート。出来なければ、全員、今後一切公式戦で使わないというもの。曽志崎、周防、希らが奮闘するものの、さすがに相手チームのレベルは桁外れに高く、その差は圧倒的。能見は深津に「それでもなお顔を上げる人間がいるか」を見たいのだと言う。そんな能見に深津は、次のように問い質したのだった。 女子サッカーに未来はあるのか? かつて世界王者となった女子サッカーを取り巻く環境はどうだ 純粋なプロクラブはいつくある? いくら稼げる? 環境改善に協会は何をしてくれた? 「プロを目指せ」とガキ共に言えるか?前半を終了して7対0。この状況に、能見をはじめ皆落ち込む中、一人興奮している選手が……希! 知らなかったな こんなにすげー奴らがいるなんて 知らなかったな フットボールは こんなにも高くて広いなんてーそして、始まった後半戦。希がギラギラしてきた!! ***やはり、リサーチした通り、この作品を読むならば、予め『さよならフットボール』の1と2は必読。もちろん、読まないまま本作に突入しても大丈夫だけれど、読んでいるか読んでいないかで、全然違った読後感になるはず。特に「03.雪の中の少女」。『さよならフットボール』を読んでいないと、少々キツイかも。即ち、『さよなら私のクラマー』は、『さよならフットボール』の続編です。今のところはですが。
2018.07.16
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希が乱入したゲーム後半、 希の動きはことごとくナメックに止められてしまう。 そして、希と競り合いながら、 遂にナメックがヘッドでゴールネットを揺らす。 試合進行の合間合間に、希がサッカーにのめり込んでいった理由や、 希とナメックの出会い、スポ少時代の思い出が描かれていく。 街で偶然出会った時のナメックの心情、 さらには、ナメックが希に抱いていた本当の想いも。 そんなゴリゴリしたサッカー 楽しくもなんともないわフィジカルにとらわれていたのは、自分の方だったと気付いた希は、次々に味方選手へとナイスパスを供給し始める。それが契機となり、藤第一中は本来のパス主体のサッカーを展開、次第に江上西中を圧倒し、相手ゴールへと襲いかかる。 勘違いをしていた…… 恩田は女でいい ずっとベンチで見てるしかなかった 辛いことをさせていた…… あのコの輝きを奪っていたんだな……三人の選手に囲まれながら、それを振りほどき、さらにナメックを2度抜き去っての右サイドからのクロス。それを竹井が頭で合わせ、遂にゴ~~~~~ル!!!!!と思いきや、藤第一中側のファールで得点なし……しかし、足を痛めてピッチを去る希には、観客席から大きな拍手と声援が送られたのだった。 また一緒にサッカーやろうね 安昭君 ……親分 ***本著の発行は2010年。この頃なら、もう既に女子中学生は男子に混じって普通にサッカーしてたのではないかと思うのですが……今、なでしこリーグで活躍している選手たちの中にも結構いるはず。でも、高校生になるとさすがに厳しい。実際、なでしこリーグのチームでも、高校生男子のチームには、なかなか思うような試合が出来ない。男子と女子のサッカーは、やはり別物になっていきますね。それでも、私は女子サッカーの方が好きです。「ゴリゴリしたサッカー」は好きじゃない。でも、世界で勝ち抜くためには、そんなサッカーも出来るようにならないとダメなのも事実ですが。
2018.07.14
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先日、読売新聞で『さよなら私のクラマー』という作品があることを知った。 そして、その作品を楽しむには、 『さよならフットボール』を読んでおくほうがいいことが分かった。 早速購入、読んでみた。 ***藤第一中学校サッカー部2年、恩田希。誰よりも熱心に練習し、男子顔負けのセンスとテクニックを持ちながら、女子ゆえに、一度も公式戦に出場させてもらったことがない。鮫島監督も、密かに「恩田が男だったら」と思う日々。新人戦1回戦が迫る中、執拗に試合出場をアピールし続ける希。その対戦相手は、江上西中。その主将でディフェンダーを務めているのが、ナメックこと谷安昭。かつて、スポ少で希の子分のように付いて回っていた小柄な男の子。そんなナメックに、小4で彼が転校して行って以来、久しぶりに街で再会した時、彼は身長も大きく伸び、希に対する態度も一変していた。 俺はもう恩田より上手くなったんだ 俺は虐げられた頃の俺じゃない お前を越えたレベルにいるんだ いいか恩田 サッカーはフィジカルだ 身体のデカイ俺に女のお前が敵うわけがない じゃあ お前に何が出来る? その身体で何が出来る? 男というだけで 俺は…… お前を超えたレベルにいるんだ希はユニフォームををもらえないまま、新人戦が始まった。そして、試合は押され気味のまま前半終了。チームはハーフタイムに作戦を練り直し、いざ後半戦に突入。が、右サイドを務めているはずの希の弟・順平はトイレで転がっていた。背番号7を背負っていたのは希だった。
2018.07.14
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ケーキを求め、サニー号に迫るビッグ・マム。 それを必死で食い止めるジンベエ、チョッパー、ブルック、ナミ。 そこへ、ケーキを完成させたベッジの船が遂に到着。 サニー号はカカオ島へ、そしてベッジの船は、ふんわり島へと向かう。 一方、鏡世界ではルフィとカタクリの死闘が続く。 途中、フランベの横槍が入ったものの、カタクリはそれを排除し、 一対一の男と男の差しの勝負が、さらに延々と続く。 そして、遂にカタクリが倒れた時、ブリュレを担いだペコムズが現れたのだった。ルフィと麦わら海賊団が再会を約束した時刻が、刻一刻と迫るカカオ島。集結したシャートット家の面々が、島で唯一残った鏡の前で待ち構える。が、鏡世界から飛び出してきたのはペコムズだった。そして、その直後、ルフィが姿を現すと、サンジが素早くその身を確保。が、圧倒的な敵の数に、サンジが危機に追い込まれる。そこへ現れたのはジェルマの船団、サンジを強力にバックアップ。そして、ルフィとサンジはサニー号への帰還に成功するが、周囲をビッグ・マム海賊団の大船団に取り囲まれてしまう。一方、ふんわり島で極上のケーキを口にしたビッグ・マム。 みんな幸せ 平和な世界 どんな種族も 拒まない 出て行くんなら 殺すけど 悪魔の契約 平和な「万国」 みんな家族さ 優しい女王 ン~ ビッグ・マムタイヨウの海賊団の力を得て、脱出を試みたサニー号だったが、海上に浮かぶ、麦わらの海賊旗…… ***最後は、どうなったのか全く分かりません。まぁ、ルフィたちが生き残っていることだけは確かです。じゃないと、このお話、こんなところで終わってしまいますから。それにしてもペコムズ、もうちょっとカッコよくしてやって欲しかったなぁ。
2018.07.07
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曹と対面した崇は、天廻功入信者の素性を知らされる。 それは、法を犯したにもかかわらず、服役していない犯罪者たち。 全員ではないが、傷害、窃盗、強かん等々を行った経験を持つ。 そして、堕胎 - これも原則的に違法行為だという。 凶悪犯だけを標的とする捕鯨と、軽犯罪者たちをも標的とする曹の羊狩り。 崇は、その違いの大きさを訴え、曹を手を組むことを拒否する。 その後、環が天廻功に捕らわれたことを知ると、加藤と共にその道場に向かう。 そして、天廻功が自分達で仲間の臓器を摘出していた事実を知るのだった。ヌクイは、環に羊を捌くのを手伝わそうと考える。そして、環を道場から逃がそうとしたシイナを次の羊に選ぶ。その時、目を覚ました環は、スタンガンで次々に天廻功のメンバーを倒していく。しかし、そこに現れた神崎梨世によって、環は捕らわれてしまった。遂に環を手に入れた梨世は、アメリカ大使館に向かうと一報を入れる。しかし、電話に出た相手は、突如これまでの取引を終了すると宣言。目を覚ました環は、冷静に状況を判断して、車を停止させることに成功すると、そこに現れたリュウが、環の居場所を崇に伝えたのだった。曹から、天廻功のメンバーには戸籍がないと知らされる崇。臓器移植ツアーで中国にやって来る人間で、一番多いのは日本人であること、そして、曹自身も移植手術を受けた経験があることも。しかし、曹自身が天廻功の尊師であることを、崇はまだ知らない。そして、ヌクイは環によって解体されたのだった。 ***今巻は、ヌクイや梨世の過去が描かれるシーンが多かったです。そして、そこに絡む曹。これによって、お話に立体感が生まれています。上手いなぁ、と思います。
2018.07.01
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瓜江、そして才子の命懸けの説得により、六月の暴走が遂に止まる。 晋三平も髭丸とシャオが……瓜江班復活! その頃、カネキの意識は、現世と隔絶した世界を彷徨っていた。 そこで遭遇したのは、リゼ。 カネキに、彼のこれまでの行動が招いた数々の罪を突きつける。 それでも、前に進んで行くカネキ。そして、トーカは巨大な怪物の中からカネキ本体を発見。瓜江たちが、そこからカネキを引き離すと、怪物は自壊を始める。そして、仲間たちが続々と集まってきた病室で、カネキは目を覚ます。一方、旧多は望み通り、リゼを手に入れたのだった。街に現れた小怪物がまき散らす毒により、人々が喰種へと変わっていく。街の状況を視察していた才子にも、喰種化の兆候が表れる。一緒にいた瓜江にも、微弱にその兆候が。ただ一人、カネキだけは、その毒に対する耐性を持っているらしい……。 ***この後、カネキは久しぶりにヒデとの対面を果たします。今後も、ヒデがキーになってきそうです。さて、私が今巻で最も印象に残ったのは、次のシーンでした。 ……… … 顔に出すなら 口にだせ 佐々木 え… 話を聞くぐらいなら出来る… お前一人で考えても ロクな結論にならん今巻は、瓜江君のカッコよさが、一際目立ちましたね。
2018.05.13
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目の前にいるエレンに動揺を隠せないライナー。 建物の外では、マーレ軍の中枢、各国大使、名家、全世界の主要新聞社が集結し、 これから始まるタイバー公の重大発表を、収容区の人々と共に待っていた。 その声に耳を傾けるエレン、ライナー、ファルコ。 「戦鎚の巨人」と共にタイバー家が引き継いできた記憶が、初めて語られる。 それは、巨人大戦を終わらせ、世界を救ったのはカール・フリッツだったという内容。 しかし現在、パラディ島内では反乱が起き、フリッツ王の平和思想は淘汰され、 「始祖の巨人」は、反逆者エレン・イェーガーに奪われたのだと。 彼により幾千万もの超大型巨人の進行、「地鳴らし」を発動させられると、 もう、人類にはそれを食い止める手立てはないのだと。 確かにオレは… 海の向こう側にあるものすべてが敵に見えた そして… 海を渡って 敵と同じ屋根の下で 敵と同じ飯を食った… ライナー… お前と同じだよ… もちろん むかつく奴もいるし いい奴もいる 海の外も 壁の中も 同じなんだタイバー公が、パラディ島敵勢力への宣戦を布告した瞬間、建物の中から巨人となったアレンが現れ、タイバー公は絶命。その後、アレンは戦鎚の巨人の猛反撃を受けるが、そこにミカサが現れ支援。そして、アレンが戦鎚の巨人を喰おうとした時、顎が現れアレンのうなじに噛みつく。次に現れたのはリヴァイ、さらに車力、獣、そしてガビ、パラディ島の兵士たち……。突如始まった戦いには、どんな意味があるのだろうか?
2018.05.12
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サニー号は、ビッグ・マムが作り出した高波に襲われ、大ピンチ。 しかし、ジンベエの見事な操舵によって、 逆巻く波の中に一瞬できる”波の部屋”グリーンルームから脱出に成功する。 そして目指すは、ルフィーと再会を約束した地・カカオ島。 鏡世界の中では、ルフィーとカタクリの対決が続いている。 10億の賞金首に、なかなか勝機が見いだせないルフィーだったが、 おやつタイムでスキを見せたカタクリに、勝利への糸口を掴みかける。 そして、途中で出会ったブリュレと共にナッツ島へ。 しかし、そこにはビッグ・マムが……。 一方、カカオ島でのケーキ作りを終えたサンジ、プリン、シフォンは、島の被害を防ぐため、それを船上で完成させ、サニー号とも合流すべく出発する。しかし、そこに現れた4男オーブンは、シフォンを反逆者として捕えようとする。そんな危機に瀕したシフォンを救うべく登場したのが、謎のオヤジ?とベッジだった。ベッジのノストラ・カステロ号は、サンジたちとケーキを乗せ何とか海上へ。そしてその頃、サニー号は、周囲をビッグ・マム海賊団の船に囲まれていた。その危機を救ったのは、ミンク族のキャロット。満月の夜、彼女は”月の獅子”スーロンとなって、相手をなぎ倒す。しかし、そこにはまたしてもビッグ・マムが……。 ***神出鬼没のビッグ・マム。痩せて身軽になっているのが気になります。そして、謎のオヤジ。このキャラが、キーマンになって来るような気がします。それにしてもプリンちゃん、一転して、サンジにメロメロですね。
2018.04.30
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環を狙う二人組の男たち、それを人知れず打ちのめすリュウ。 男たちを差し向けたのは神崎梨世、その背後には曹国良。 加藤はリュウに、曹の徹底調査を依頼する。 そんな時、環は公園で修業に励む「天廻功」という宗教集団に遭遇する。 曹は、かつて移植手術を受けていた。 大陸で「天廻功」を弾圧し、彼らを臓器売買の供給源の一つとしていた彼は、 日本でも、崇たちを利用して、その活動を展開しようとしていた。 加藤は崇に、曹国良の正体とその狙いを告げる。そんな中、その「天廻功」の道場へと、環は導かれていく。そして、そこで教団の闇部を知ると、環は激しく反発。 急激な情動の発露が心拍数を上昇させるが、ペースメーカーが作動しない。 一方、崇は曹との対面に挑んだのだが…… *** 今巻は、「天廻功」というカルト集団が突然登場。その裏側で行われていた洗脳の実態は、様々な実例をモデルにしたものなのでしょう。 人間の弱さや脆さ、そして、それを利用しようとする人間の卑劣さが伝わってきました。それでも、そんなものに簡単に乗っかってしまうような環ではないと思いますけれど。 一方、桜田さんは、今回は話の展開とは直接関係のない言動に終始。それでも廣瀬が連絡してきた、加藤の亡き兄に関わる出来事は、これから展開するお話の中で、重要な位置を占めるものになりそうです。いよいよ、作品も佳境に入った?
2018.04.07
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何だか、突然『シン・ゴジラ』が始まっちゃいましたね。 これが、オツガイたちに食らいついた末のカネキの姿ということらしい。 これによって、和修がひた隠しにしてきた喰種情報が世間の知るところとなり、 喰種研究の進展やその医学への応用の目途が立ったと、嘉納は自ら命を絶つ。 そんなぶっ飛んだ状況の中、ヒデヨシに率いられた喰種たちがCCGに現れる。 そして、巨大な怪物の中から本体であるカネキを一緒に掘り出そうと協力を要請する。 申し入れを一蹴しようとする宇井に、亜門が言葉を投げかけると、才子が同意を示し、 さらに什造までもが同意したことで、両者の協力体制が整ったのだった。トーカがカネキに渡した指輪を手掛かりに、金属探知機を用いての探索が進む中、突然、六月がトーカに襲い掛かり、それがきっかけで、怪物が目を覚ます。危機に陥ったトーカを救ったのは、駆けつけた瓜江たち。しかし、六月の力は瓜江の想像を超えるものだった…… ***まぁ、かなり強引で無茶苦茶な展開になってきましたが、そんな中、印象に残ったのは、ニシキくんへの貴未の言葉。 夢を叶えたい 咎められることなく「人間の私」として 「喰種」のニシキくんと一緒に生きる そのためには”喰種”を排除しようとする人間の意識を変えないと ニシキくん あの怪物が”喰種”だって言ってるの? カネキくんは人間でしょう? あれは”喰種”じゃない あれは人間がなったんだよ あなたたち”喰種”は「人間が起こした事」を 解決しようとしてくれてるんだよもう一つは、金属探知機を手配してくれたことに、宇井が感謝の言葉を述べた際の月山パパの返事 おなじ日本人ですから確実にエンディングに向かってお話は進んでいるようです。
2018.01.28
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模倣犯は、美しく純粋なものを求める美容整形外科医・須崎清彦38歳。 胃腸と膀胱、子宮と卵巣と腎臓、脾臓と膵臓、肝臓と胆のう、そして肺を 5人の十代女性から別々に抜き取り、プラスティネーション処理していた。 それは、彼にとって、唯一の理想の人間・環の人形を完成させるため。 その最後の仕上げとして、環の心臓を手に入れようと考えていた須崎だったが、 加藤にその家を突き止められると、環によってあえなく解体されてしまう。 一方、崇は臓器移植に特化した医者の育成と再生医療技術の確立のため、 大量の実験用臓器を入手すべく、曹国良に連絡を取る。そんな崇に、加藤は若き日に渡米した際の出来事や、そこでの崇の祖父・秋光正との出会いについて語り、人工的に造られた肝臓を、体内に移植した最初の人間になった経緯を告げる。その上で、祖父の意志に従い、中国と手を結ぶことは避けるべきだと助言する。その頃、環に接触できないでいる桜田のもとに衛星電話が届き、廣瀬から連絡が入る。それは、大量監視システムであるPRISMの小型バージョンを用いて、桜田が「鯨」の情報を拡散させたSNSアカウントのフォロワーたちにDMを送りつけ、その反応から、環をあぶりだそうというものだった。 ***私は、「人体の不思議展」に出かけ、プラスティネーション処理されたものを実際に見たことがありますが、会場の中には、何とも形容のし難い空気が漂っていた記憶があります。もちろん、見るのも無理という人は、最初から会場には来ていないはずにも拘らずです。そして、「衛星電話」。先日読んだ『バッタを倒しにアフリカへ』でも登場していました。「PRISM」については、あまりよく知りませんでしたが、まぁ、ネットの世界とはそういうものだろうなと思います。
2018.01.03
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怒れるビッグ・マムのもとから脱出を試みるルフィーたち。 ジェルマが護衛を務め、シーザーが空を飛んで逃げる。 シーザーが抱えているのは、ルフィーたちが入っている生身のベッジ。 しかし、ルフィーとサンジもベッジの中から飛び出して…… 一方、海底の秘宝「玉手箱」は、ル・フェルドによって持ち去られようとする。 しかし、それをステューシーが発見。 二人がやり取りするうちに、玉手箱はホールケーキ城から落下して大爆発。 それによって城は崩落し、ビッグ・マムは「食いわずらい」の大暴走状態に。ルフィーたちが予備のケーキを盗んだという虚言を信じ、執拗に追うビッグ・マム。しかし、その偽りがばれた時には、ビッグ・マム海賊団の面々もただでは済まない。その暴走を止める唯一の方法は、ケーキを作ること。プリンは海賊団の面々に、自分とシフォンで何とかすると告げ、シフォンのもとへ。プリンは、ベッジのもとからシフォンを連れ出すと、サンジたちのいる場所へ。そして、ビッグ・マムの暴走を止めるため、カカオ島に行って三人でケーキを作ることに。一方、ルフィーたちはビッグ・マムに追われながらサニー号に到着。そこで待ち受けていたのは、カタクリとペロス。海からは軍艦、陸からはビッグ・マム。サニー号は、ペロスの能力で作ったキャンディウェイブで身動きが取れない。その時、ペドロがペロスと共に自爆し、アメが溶けていく。サニー号は、「クー・ド・バースト」で空に向けて出航。そして、カタクリとルフィーの対決が、鏡世界の中で始まる。しかし、さすがに10億を超える賞金首は、半端ない……。 ***今巻の見どころは、ヴィン・スモーク・ジャッジとサンジの次のやり取り。 - なぜ助けた まんまと敵の罠にかかった憎き仇の我らを……!! - 父親が 悲しむ…… - ガキの頃の過ぎ去った恨みに固執して… 血を分けた実の家族の死をあざ笑う程度の 小せぇ男になったのかと…呆れられる あの人に顔向けできねェ様な生き方は… おれはしねェ!!!プリンもそうだけど、サンジも相当な天邪鬼。お似合いの二人だね!!
2017.12.31
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今巻も「マーレ篇」を継続。 話の流れがスムーズで、とても分かりやすいです。 目の前で展開されているシーンが、 どこで誰が何をしようとしているのか、ちゃんと分かります。 最近は、凝った作りや演出をしようとし過ぎる作品が目立ち、 場面が転換するたびに、目の前で何事が起こっているのかが理解できず、 ページをどんどん遡る必要に迫られることがしばしば。 その点、普通にページを捲り続けることが出来た今巻は秀逸です。 ***エルディア人廃絶を望む世界の人々に、改めてパラディ島の脅威を知らしめる。ジークたちは、100年前の巨人大戦で、最初にフリッツ王に反旗を翻した貴族家であり、「戦槌の巨人」を管理するタイバー家を、その物語の語り手として利用することにした。マーレの国力を安定させるべく、パラディ島から「始祖の巨人」と資源を手に入れるために。 ***時を遡り、始祖奪還計画が「顎」「鎧」「超大型」「女型」の巨人で決行される。マルセル、ベルトルト、アニらと共に、ライナーは、その任務を命じられた。こうして名誉マーレ人になったライナーだったが、父親にその存在を否定され、さらに、マルセルからは、弟の身代わりとして任務が回るよう仕向けたと知らされる。パラディ島で、そんなライナーの背後に巨人が迫る。そして、マルセルはライナーをかばい、巨人に食われてしまう。逃げ延びた三人のうち、ベルトルトとアニは、作戦を諦め帰還しようとするが、ライナーがそれを思いとどまらせ、ウォール・マリア内部に潜入したのだった。 ***時を戻し、ライナーからの一言で、ガビを守るため、自らが「獣」を継承すべく精進するファルコ。病院のベンチに座る黒い長髪の男・クルーガーと、そのことについて話し込む。そして、その男はファルコに、手紙を収容区外のポストに投函してくれと依頼する。後日、病院のベンチに座る男の隣に、区の診療医・イェーガーが座り語りかける。彼は、ファルコの家系について話し、彼と関わることを止め、家に帰れと促す。そして、昔、自分の息子が妹を連れて、壁の外に出た話をする。彼は、そのことを今でも後悔していたのだった。そして、タイバー家による重大発表が大々的に行われる当日、ファルコは、ライナーをクルーガーの元へ連れていく。「4年ぶりだな。ライナー」その男は、エレンだった。 ***色々な話が、しっかりと繋がってきました。全開も書きましたが、同じ事象も、見る側によって、こんなにも違ってしまうものなのですね。ライナー、背負っているものが重たすぎる……これを、エレン、どうしてくれるのでしょうか?
2017.12.24
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CCGの暴走を阻止すべく、総議長室に黒磐巌特等と二人で乗り込んだ瓜江。 そんな二人を、和修吉福はピエロのロマ&リオを使って攻撃。 吉福は黒磐を殺害し、瓜江も絶体絶命の危機に陥る。 その時、丸手特等らが現れ、和修政が吉福を追い詰めるが、吉福は逃走。 黒山羊食料班が遠征に出かけた後、24区アジトに現れたのは六月たち。 追い詰められた待機者たちを、トーカ、ヒナミに委ね、四方が立ちふさがる。 そして、四方は激闘の末に六月たちを撃破。 しかし、待機者たちを逃すため戦い続けたナキは、遂に力尽きる。一方、トーカらの行く手には、独房を脱出した葉月ハジメが待ち受けていた。平子ら0番隊がハジメに相対した時、そこに現れたのは、何と宇井!さらに、待機者を連れて21番地下道を進んでいくトーカの前に、吉福と什造が。什造の圧倒的な力の前に、ヒナミももはやこれまでか……嫌な予感から逃れきれず、アジトに戻って来たカネキの眼前には、絶望的な景色が広がっていた。そして、待機者たちに追いつくと、ヒナミに最後の一撃を加える寸前だった什造の前に割って入る。が、什造&半兵衛の前に敗れ、両手両足を失って芋虫状態になってしまったカネキ。そして、そこへハジメが持って来たのは、0番隊隊員の首二つ。カネキはハジメの顔面に噛みつくと、次々にオツガイたちに食いついていく。その様子を満足げに眺める吉福。 ***カネキ、負けちゃいましたね(それも酷い負け方)。ここからの展開は、ちょっと読みにくいです。でも、永近ヒデヨシの存在が、ポイントになって来るような気が。そして、最終ページの「あ」の並びは、何を意味しているのでしょうか?それにしても、カスタマーレビューの評価は散々ですね。確かに、私もここまで読み進めてきたので、読み続けていますが、いつも思うのは「とても読みにくい、分かりにくい」ということ。文字が小さ過ぎる箇所も多々あって、挿入される4コマ漫画も、何だか……
2017.11.03
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今回も新刊が出るまで一年待ちました。 その冒頭は、あかりをめぐる島田8段と林田先生の攻防戦。 クールでカッコイイ島田8段に、焦燥感全開の林田先生。 さて、この恋の行方は如何に? 続いては、東陽トーナメントで、憧れの宗谷名人との対局を夢見る二海堂。 零ちゃんは、辻井9段に、ほぼ一瞬でかっ飛ばされてしまいましたが、 二海堂は、櫻井7段との対局を雀刺しで制し、夢の対局を実現。 そして、絶好調の二海堂は、あと一手で勝利かと思われましたが……気が付いたのは病院のベッドの上。そして、宗谷名人から届いた、その後の展開を記した棋譜。そこには、美しい逆転劇が描かれていました。それを見て、次なる対局に大きな希望を見出した二海堂でした。そんな二海堂の病室を後に、川本家を訪ねた零ちゃん。冷蔵庫の在庫一掃デーだったにもかかわらず、見事な夕飯が食卓に並びます。一方、そんな零に思いを馳せる香子が……何だか唐突な感じがしないでもありませんが、香子の登場は、またしても波乱を生みそうな予感。それにしても滑川さん、実家は葬儀屋さんだったんですね。なるほどです。
2017.10.01
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里谷さゆりの仕掛けた罠にはまり、彼女の父親に襲われる環。 しかし、さゆりの父親を殺してしまいたいという思いは本物だった。 最後には、環に襲い掛かる父親に一撃を放つ。 そして、環は彼をクジラとして捕獲・解体。 一方、崇は曹国良から、神崎梨世が米中の二重スパイだったことを知る。 また、環に接触を試みようとした桜田は、加藤の差し金で自宅謹慎に。 そんな彼女の元に廣瀬が現れ、加藤の過去を告げる。 加藤は若き日に渡米し、秋光正が執刀する移植手術を受けていた。桜田は環と接触する機会を得ようと、ネット上に「鯨」の情報を拡散させる。それが桜田の仕業だと睨んだ加藤は、彼女を自らの所属する捜査一課に異動させる。そして、そのネット情報は、一人の模倣犯を生んでしまった。その男も、環に強く関わっていくことになる……
2017.10.01
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ビッグ・マム暗殺計画。 5秒間誰もこちらに手出しをさせず、 ママの体が衰弱した状況で、 シーザー作成の猛毒ガス弾”KXランチャー”をぶち込む。 そのためには、お茶会でいつもママの正面の席に置かれる 「マザー・カルメル」の写真を真っ二つに叩き割り、 奇声と共に覇王色の覇気を発動させて、 会場の誰も5秒以上動けず、ママが衰弱した状態を作り出す。そして、始まる結婚式、誓いのキス。プリンがベールをあげると、額には第三の目が。 なんて…… 美しい瞳だ…三つ目の醜い化け物扱いしか受けてこなかったプリンは、涙でサンジに銃口を向けることが出来ない。サンジが、シャーロット・カタクリの攻撃をかわすと、ウェディングケーキの中からルフィー登場。さらに、ジンベエも登場。 未来の「海賊王」の仲間になろうっちゅう男が 「四皇」ごときに臆しておられるかァ!!!写真は、ちゃっかりブルックが破壊。が、ビッグ・マムは何も叫ばず、思考停止状態。会場は大混乱に陥るが、ルフィーが写真を再度見せると壮絶な叫び声。が、ここから始まる、リンリンとシスター・カルメルの物語。そして、KXランチャー発射。が、それをも破壊する叫び声。作戦は失敗し、逃げ場を失ったルフィーたち。ベッジが作り出した城・大頭目の中へ。 ***プリンもリンリンも、こんな過去があったんですね。シスター・カルメルも、なかなかです。さて次巻では、正気を取り戻したビッグ・マムらを相手に、どんな戦いを繰り広げるのでしょうか?
2017.08.27
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今巻は、海の向こう・マーレ側視点のお話です。 中東連合艦隊と前線で戦うマーレの戦士たち。 スラバ要塞を陥とすためには、装甲列車を無力化する必要がある。 「鎧」の継承を望むガビは、単身その破壊に挑み、見事成功させる。 そして、「顎(ガリアード)」と「車力(ピーク)」を投入すると、 空からも「獣(ジーク)」と「鎧(ライナー)」、多数の巨人たちが加わる。 これにより、マーレは中東連合との4年間に及ぶ戦いを制した。 しかし、戦争の在り様と国際状況は、既に大きな岐路を迎えていたのだった。ジークは、パラディ島作戦の再開と「始祖の巨人」奪回を訴える。軍備再編までの空白を埋める時間をかせぐとともに、4年前に「超大型」と「女型」を失った雪辱を果たすために。パラディ島勢力は4体の巨人を運用し、アッカーマン一族も存在する。スラバ要塞での活躍を、仲間たちから讃えられるガビ。しかし、ライナーは「獣」を継承する予定になっているコルトの弟・ファルコに、 ガビを守りたいなら、お前が超えるしかない お前がガビを救い出すんだ この真っ暗な俺達の未来から……家族に囲まれ、島での出来事を語るライナー。しかし、その口から出てくる言葉は、自身の思いとは違うものだった。かつて、名誉マーレ人になるために戦士を目指した日々。そこにベルトルトやアニがいた。 ***確かに22巻の続きです。しかし、視点が変わると、こうも変わってしまうんですね。
2017.08.27
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「先生、戻ってきてください」 喫茶re:に姿を現したのは六月。 カネキが「それは出来ない」と答えると、 「私が邪悪なものを取り除いてあげますから」と襲い掛かる。 そこに安浦晋三平も現れ、カネキを追い詰める。 一方、六月はトーカの友人・小坂依子に喰種隠匿の嫌疑がかかっていることを伝え、 トーカにCCGに同行するよう促すが、トーカはそれを一蹴。 カネキも安浦晋三平を倒し、二人はその場から逃走する。 私は ただあの家に …みんなの元に 帰ってきて欲しいんだ 愛してるんだ 佐々木上官を どうしようもないんだ どうにかできるんだったら…… 私は どうなってもいいよその頃、新局長・和修吉福のオッガイによる喰種殲滅作戦は熾烈を極めていた。オッガイに襲われていたところをナキに救われた喰種被害孤児・コウは、24区中層の黒山羊のアジトへと導かれるが、その正体はオッガイ・葉月ハジメだった。彼が六月から預かってきた手紙には、カネキに協力する旨が記されていたが……一方、CCG内部では、新局長の強硬な姿勢に疑問を感じる者も出始める。什造や、妻・依子が処刑されることになってしまった黒磐。そのことを知った才子、そして瓜江もCCGの暴走を阻止しようと動き始める。そして、宇井は、嘉納明博による有馬や伊丙の復活を目論む。カネキとトーカの間に新しい生命が宿り、二人の結婚式が催される。その頃、アヤトは24区最深部にいるという隻眼の喰種を捜索。そして、黒山羊は食料班を編成し、大規模な遠征を挙行する。六月に送り込まれたハジメにも不審な動きが…… ***カネキたちは、和修吉福、六月、ハジメの動きに既に気付いている?そして、24区最深部にいる隻眼の喰種の正体は一体誰?さらには、瓜江や什造たちは、今後どう動いていく?カネキの思いが実現するかどうかは、これらにかかっています。
2017.07.23
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カネキ、アヤト、クロ、オウルは、対策局のラボで亜門と対峙。 カネキは自ら亜門を救い出そうとするが、 アヤト、オウル、クロらに諭され、Rc抑制剤を手にアキラのもとへ。 そして、オウルとクロは亜門を倒し、救出に成功。 一方、和修政が行方不明となったCCGでは、 旧多二福が和修吉福と改名して、局長に就任。 彼は、局員たちに新造のQs部隊であるオッガイを紹介すると、 佐々木 琲世を皆の前で惨殺させ、全喰種殲滅を宣言する。意識を取り戻したアキラは現状に困惑しつつ、カネキ、そして亜門に会う。そして、父の仇であるトーカに誘われ、父を仇とするヒナミにも。そんなアキラを、親を失った喰種の子供たちとヒナミは抱きしめる。行くべき道が定まらないアキラに、亜門はそばで支えると伝える。一方、新局長に疑問を抱く瓜江、そして什造たち。そして、あの時殺されたのは琲世でないと分かり、喜ぶ才子。その頃、旧多は宇井に、新客員研究員として嘉納を紹介。さらに、かつて彼のパートナーだったハイルを生き返らせることも仄めかす。 ***その後の、カネキとトーカの二人きりの会話シーンは、これまでには見られなかった内容。亜門とアキラといい、今巻はラブラブなシーンが多かったですね。しかし、CCGの動きは活発で、喰種たちはアジトを引き払うことに……
2017.06.25
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冒頭はリュウと加藤の出会ったの頃のシーンから。 そして、リュウは加藤に現在でも恩義を感じてはいるものの、 このまま「潜入」を続けるなら、環を殺すと告げる。 リュウに何が起こったのか? 一方、環が闇臓器売買業者に関わっているかもしれないと知った琢磨は、 違法の腎移植の依頼を断っていた。 しかし、それは自らを危機に追い込む行為。 そのことを知った桜田と廣瀬は、琢磨を海外へと逃亡させる。神崎は加藤にコンタクトをとり、自らのボスである曹国良を崇に引き合わせる。そこで、曹は崇に人間2000体分の臓器を提供する代わりに、崇が進める再生医療研究の成果を共有したいと提案。崇は神崎が曹に繋がっていることに気付くが、彼との取引を決意する。一方、環は琢磨への想いを募らせ、自ら彼の居場所を探し始める。そして、その動きは加藤と桜田の知るところとなる。そんな中、環はかつて自分をレイプさせようとした同級生・里谷さゆりに出会い、自分をレイプした父親を殺すのを手伝って欲しいと頼まれたのだった。 ***そして、環は里谷さゆりの家に行くことになりますが、その背後には、さゆりの父親と思われる影が忍び寄ります。しかし、環もさゆりが差し出したカップの中のお茶に何かを感じた様子。そして、加藤も桜田も、きっと環の様子を覗っているはずです。なので、この父親は、きっと即アウトということになるでしょう。今回は桜田が絡んでいるので、クジラにはならずに済むのかな。
2017.06.03
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鏡の中に捕らえられたチョッパーとキャロットは、 ブリュレ一派を倒し、鏡の中からルフィたちの捜索を開始。 一方、ホールケーキ城内中庭では、ペドロがタマゴ男爵と交戦するものの、 宝物の間では、ブルックがビッグ・マムに捕らえられていた。 その頃、サンジはプリンのために料理を作って届けようとするが、 そこで彼女の正体とヴィンスモーク家皆殺し計画を知ってしまう。 プリンに記憶をすり替えられたレイジュは、サンジから事の真相を聞かされると、 あなたは母の命懸けの抵抗で守られ、”感情”を持って生まれてきたのだと教える。チョッパーとキャロットは、ペドロとの合流に成功。一方、ルフィとナミは、ジンベエによって救いだされる。さらに、ナミとジンベエは、チョッパー、キャロット、ペドロと合流。そして、”歴史の本文”の写しを入手したブルックの救出にも成功。ルフィは、サンジとの約束の場所へ向かう。そして、サンジも食べ物を手に約束の場所へ。 本心を 言えよ!!! …… ルフィ おれァ …!! サニー号に… 帰りたい……!!!!「ビッグ・マムの茶会」と「結婚式」をブッ壊して、サンジの家族を救い出し、サンジにサニー号に帰って来てもらう。そのためにジンベエが提案したのは、結婚式で密かにビッグ・マムの命を狙っている”ギャング”ベッジと手を組むこと。さぁ、いよいよ結婚式が始まる!!
2017.05.05
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「乙女の祈り」は、アフロをばっさり切ってイメージチェンジした千佳のお話。 千佳は妊娠したことを、妹のすずに気付かれてしまうが、 二人の姉にも、店長の浜田にも黙っているようにと頼む。 浜田は、エベレストに一緒に挑んだ高山の再登頂のサポートを決意していた。 「恋と巡礼」は、安全祈願と安産祈願の最中に千佳が倒れてしまうお話。 市民病院に運び込まれ、二人の姉も浜田も千佳の妊娠を知ることに。 浜田は千佳に正式に求婚。 結構あっさりと、秘密は秘密でなくなってしまいました。「姉との旅」は、オクトパスの敗戦と3年生引退シーンからスタート。すずは幸と一緒に、来春進学する掛学に見学の旅。一方、千佳は佳乃と一緒に安全&安産祈願の巡礼を締めくくる。益々ばーちゃんに似てきた幸が、カマボコ板で作ったものは……「満月と言霊」は、千佳に届いた母からの婚姻祝いのお話。それはトウモロコシと新巻ジャケで、母が姿を見せることはなかった。佳乃は坂下課長と一緒に、ノエルと融資話。このシーンでの佳乃の言葉が、今巻のベスト。 亡くなった祖母の口ぐせなんです 人づきあいでもなんでもしっくりくるものは きっとご縁があったから そうでないものは 気に入らないと思わず ご縁がなかったと思いなさいってすずと風太も、幸と井上君も、そして、佳乃と坂下課長も、とってもイイ感じで今巻は終了。次巻はまだ、すずの高校生活は始まらないかな?それとも、その前にこのお話はエンディングを迎える?
2017.05.04
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冒頭にはエレンの父グリシャ・イェーガーが残した『エルディア帝国の勃興』、 『巨人大戦、マーレによる国家転覆、そしてエルディア人の離散』、 『エルディア復権派の転機とマーレの戦士』の内容がまとめられている。 これは前巻で語られたものだが、分かりやすくて親切。 ***エルディア人反逆者の流刑地・パラディ島。連行されてきたグリシャは、そこで妹を殺した当局の男・グロス曹長に出会う。彼の指示で、仲間たちが、そして妻のダイナが、巨人の脊髄液を体内に注射され、知性のない「無垢の巨人」にされていく。曹長は、人のままのグリシャを、巨人となった仲間と戦わせようとする。その時、彼の部下が曹長を壁の下に突き落とし、曹長は巨人に喰われてしまう。部下の正体はフクロウだった。巨人化したフクロウは、輸送船を粉々に破壊し、当局兵を皆殺しにした。人間の姿に戻ったフクロウは、エレン・クルーガーと名乗り、「九つの巨人」の一つをその身に宿す「ユミルの民」だと言う。そして、「九つの巨人の力」を継承した者は13年で死ぬが、自分がその力を継承したのは13年前だと言う。「九つの巨人の力」を持つ者が、その力を継承することなく死んだ場合、その力は、それ以降に誕生するユミルの民の赤子に突如として継承される。すべての巨人、すべてのユミルの民は、空間を超越した「道」で、「始祖の巨人」へと繋がっているのだとも。彼はグリシャに、自分の巨人の力を継承して壁内に潜入し、「始祖の巨人」を奪還せよと言う。そして、その継承される巨人の名は、いつの時代にも自由を求めて進み続け、自由のために戦った「進撃の巨人」だと。 ***グリシャは使命を果たし、「始祖の巨人」は壁の王から、息子のアレンへと引き継がれた。が、「始祖の巨人」がその真価を発揮する条件は、王家の血を引く者がその力を宿すこと。しかし、エレンは過去の経験から、王家の血を引く者を巨人にして、自分が接触すれば「無垢の巨人」を操ることが出来るかもしれないと考える。一方、100年前、レイス王が民から奪った記憶を、ヒストリアは、100年後の民に返すことを決意する。人々は、人類を脅かす人食い巨人の正体は人間であり、我々と同じ祖先を持つ、民族「ユミルの民」だったことを知る。そして、自分たちの王は100年前にこの壁を築くと共に、巨人の力で民衆の記憶を改竄し、壁の外の人類は滅亡したと思い込ませたこと、さらに、人類は滅んでおらず、我々「ユミルの民」を「悪魔の民族」と呼び、近い将来、この土地の資源獲得を口実に侵攻を開始すること、それが5年前から始まった「超大型巨人」らの攻撃であることも。1度目の「超大型巨人」の襲撃から6年、調査兵団はウォール・マリア外への壁外調査を行う。そして、彼らは海へとたどり着く。その向こうには、自由ではなく敵がいるのだった。 ***多くの謎が解明され、いよいよマーレとエルディアの戦いが始まる?
2017.04.30
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琢磨、桜田の前で、廣瀬はたまきの誕生について仮説を語る。 先天性の心臓病を患っていた秋光家長男・渉への臓器提供者の母親を求め、 秋光正はプティシャトンに出入りしていたのではないか。 そして、適合検査の結果、渉と一番相性が良かったのが真琴。 当時3歳だった渉には、真琴本人の心臓ではサイズが合わないため、 彼女に子供を産ませ、その子供の心臓を渉に移植する必要があった。 たまきは、人間としてではなく心臓を摘るためにのみ造られた子供。 そして、真琴が死の直前に産んだのが秋光崇。琢磨は、環が臓器売買グループと関係しているかもしれないと危惧する。桜田は、廣瀬に上司である加藤警部について調査を依頼する。崇は、環の琢磨への想いに激しく嫉妬する。神崎は、崇から環の心臓の出所を探ろうとする。 脳死移植は罪もない人々を切り刻み臓器を奪う- そのかわりに世にあふれる重犯罪者の臓器を頂く そして大勢の人を救うんだ そのためには環-君の力が必要だかつて、崇から環へと向けられた言葉。不安定な心臓のままでは、仕事ができないから、自分の心臓にペースメーカーをつけると環は崇に言う。その手術は、神崎が執刀。 ***渉には、本当は崇の心臓が移植されるはずだった。しかし、崇が移植できる年齢に達した頃、渉には手術に耐え得る体力がなかった。崇は、もしもの時の後釜として、正式に秋光の養子となった。そして、渉の新しい心臓として環が造られた。 ***3年前、加藤は英医院放火事件が起こった現場付近で保護された環を見つける。そして、その解体能力に目を付け、クジラ狩りを目論んでいた崇に引きあわせたのだった。その加藤に、神崎がコンタクトをとる。神崎が繋がる中国人民解放軍の陰の実力者・総後勤部副部長の曹国良。民信党次期総裁候補・松川議員はリュウを介し、彼と接点を持つが、大陸の黒社会と関係を持とうとしていたため、結局は見捨てられてしまう。松川議員は、クジラとして環に解体されてしまった。 ***謎は、かなり解明されてきました。しかし、環の現在の心臓が、どこからもたらされたのかは不明。もちろん、彼女の父親が誰なのかも。それにしても、松川議員は元都知事にそっくり過ぎます。
2017.04.22
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古巣へと戻って来たカネキのもとに集結するかつての仲間たち。 トーカ、四方、カヤ、古間、西尾、月山。 そこに、ナキ、承正、ホオグロ、アヤト、クロ、ミザ、 さらに、平子ら0番隊(万丈、ヒナミは、暁の元へ)。 ー僕が…「隻眼の王」…? …僕が、それをする理由は? イチイチうるせーな君は あえて言い切る ”お前”に理由はない 理由があるのはお前じゃない ”喰種”の方だ 誰かがやらねば緩やかに”喰種”が死に 傀儡のような世界が続くだけだ それもまたいいだろう 世界は卵のようなもの… なにかを産みだすには目前の世界を破壊せねばならん そして お前には卵を割るだけの力が与えられた 問おう お前は何者だ? ……僕は有馬貴将を殺した”喰種”… そうだ すなわち この世でもっとも力を持つ”喰種” それが君が王となる理由だ あとは… やるか、やらないかだ。選べ。 僕は… 先代の隻眼の王の遺志を継ぎ、 ”喰種”とヒトが理解し合える世界をつくりますここに、コクリアを抜けてきた喰種たちと共に、「隻眼の王」を筆頭とする対・人間の組織「黒山羊(ゴート)」が発足。まず、CCGと話し合うことを目指す。 ***一方、CCG。和修常吉の遺言状には、和修分家旧多宗太を対策局次期局長へ推薦すると記されていた。実の息子である和修政では、心許ないと感じる宇井。その旧多宗太と1対1で会ったカネキだったが、交渉は決裂。それでも、リゼが和修の血を絶やさないための「母胎」であり、愛ゆえに、宗太がその立場から彼女を解放したのだが、自由奔放に振る舞う彼女を、結局自分の元に置くことにしたことが判明。そして、始まったCCGの支局つぶし。”喰種”を悪に仕立て上げ、一気に叩き潰そうという魂胆か。一方、なかなか回復しない暁を見守る万丈、西尾、オウルの元にニコ登場。暁は医者に診てもらうしかないと、彼は言う。ナキを圧倒し、白スーツから協力の約束を取り付けたカネキは、暁を救うため、ニコが教えてくれた喰種支援団体・大環アクトの小倉に会う。大環アクトの理念を提唱したメンバーの医学生、喰種に対する医療に目を向けていたのが西野貴未だったと知り、涙する西尾。暁の治療のためRc抑制剤を入手すべく、対策局のラボに潜入を試みるのは、アヤト、クロ、カネキとオウルの4人に決定。白スーツと0番隊の統率は月山が行い、西尾、カヤ、ミザ、ヒナミも加わる。四方、トーカ、古間は、店で連絡役。相次ぐ支局襲撃に対し、和修政局長代理不在の特等会議で、本局の守りを最強の捜査官・鈴屋特等に任すという旧多の提言を推した宇井。そして、予想通り本局が襲撃されると、第1種戦闘配置を命じた旧多。その他6箇所でも、ピエロマスクにより支局が襲撃される。ドナートと対峙した瓜江は、絶体絶命の危機に陥る。一方、什造はピエロの中にヒトが混ざっていることに気付く。22区でピエロマスクたちを、白スーツたちと共に一掃したカネキだが、そこに現れた本局特殊捜査班の力は圧倒的だった。カヤに促され、その場を去りラボに向かったカネキは、アヤト、クロ、オウルに合流し、そこで亜門を発見する。
2017.03.26
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久々に最高レベルの盛り上がり! サンジの出自と幼少期の全てが明らかに。 恐竜時代の流儀と自嘲する武士道は、どこまでもカッコ良く、 そんなサンジに対するルフィーの思いは、とてつもなく強く大きい。 ***サンジの父であるヴィンスモーク・ジャッジは、若き日に、Dr.ベガパンクと共に研究をしていた人物。ベガパンク逮捕後も、一人で「命」のコピーと”改造”の研究を続け、たった数名の優れた兵士たちから、複製兵組織「ジェルマ66」を完成させたのだった。そして、彼の5人の子供たちは、研究の粋を集めた科学操作により、人間を超える存在として誕生する。しかし、サンジだけは「血統因子」の操作がうまくいかなかったのか、生まれたままの形、ただの人間になってしまっていた。失敗作として、地下に監禁されてしまったサンジ。そして、イーストブルーでの戦の最中、ジェルマ王国を去ることに。その後出会ったのが、海上レストラン「バラティエ」のオーナー・ゼフしかし今、サンジは父に逆らうと、彼の身に危険が及ぶ状況になっていた。一方、ルフィーはビッグ・マム海賊団の3将星の一角・クラッカーを撃破。そして、遂にホールケーキ城での結納に向かうサンジとの接触に成功。しかし、サンジはルフィーたちにつれない言動を繰り返し、それでも立ち去ろうとしないルフィーに、足技を連発。 さよなら ごめんね 余計な事して……このシーンのナミは、これまでの幾多あるカットの中でも最高傑作! 待て サンジィーッ!!! ……何が下級海賊だ……!! 言いたくもねぇ言葉並べやがって!! ウソつくんじゃねェよ!! こんなもんで おれを追い払えると思ってんのか!!? フザけんな!!! おれの事蹴るだけ蹴っても!! 痛ェのはお前だろ!!! 旅はまだ 途中だぞ!!! 必ず戻って来い!! サンジ - お前がいねェと…!! おれは 海賊王になれねェ!!!!涙するサンジに、こちらももらい泣き……サンジを待ち続けたルフィーとナミは、クラッカー仇討ち軍に捕らえられてしまう。一方、サンジはプリンとの結婚を引き換えに、ルフィーたちをこの島から生きて出すとの約束を、ビッグ・マムから引き出す。ペドロとブルックは、ホールケーキ城に潜入。宝物の間にある玉手箱が狙い?そして、捕らえられたルフィーとナミのもとに現れたのはプリン。彼女は何をしようとしているのか?待たれよ、次巻!
2017.02.04
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什造を倒したかに見えたクロナ。 しかし、反撃にあってあえなく逃走。 向かった先は、嘉納のもと。 そこで、シロを助けてくれと頼むが、あっさり却下されてしまう。 そして、嘉納の命令を受けたQsオカヒラたちが、クロナを襲う。 そこへ嘉納を探していた西尾が登場するが、ロマに妨害される。 そのロマを倒したのはクロナ。 西尾と共に嘉納を追うことに。 ***タタラと対峙中の法寺、そして暁。そこへオウル(滝澤)が登場し、法寺に代わってタタラと対峙。さらに、タタラを援護するため登場した小瓶も合わせ一挙に撃破。が、法寺は部下に向かってオウル攻撃を命令。オウルは法寺を倒すが、そこに亜門登場。唯一の成功作は、失敗作(フロッピー)を簡単に打ち破る。が、次の標的を暁に定めた時、六月の放った強烈な一撃を食らってしまう。そして、六月がオウルに止めを刺そうとした時、暁が身を挺して庇う。さらに、亜門が六月に反撃を開始した時、瓜江たちが到着。亜門は滝澤に暁を連れて逃げるよう促し、一人で瓜江たちに対峙する。亜門は善戦し、瓜江たちを窮地に追い込むが、最後は才子に止めを刺されてしまう。 ***宇井たちに追い詰められた三枚刃のミザ。それを瀕死のナキが救う。そこに、月山が現れて二人を援護。黒狗(入見カヤ)ともう一人のフードを被った喰種も加勢。結局、殲滅率が98%に達したことで、流島上陸作戦は6日目で終了。そして、旧太の正体が和修家分家・和修旧多宗太と判明。 ***それにしても分かりにくい……今巻を読もうという人は、もう、ほとんどと言っていいほど、ノーマークからずっと読み続けている人たちでしょう。そんな人たちなら、パッと見ただけで、それがどのキャラなのか、皆、分かるものなのでしょうか?残念ながら、今巻に関しては、一読で理解できないところが私には多数ありました。なので、これまで書いた記事を全て読み返し、さらに、前巻については全編読み直し、その上、ネットでネタバレ記事をいくつか読んで、やっと理解できた次第。所々にエピソードは挿入されていたものの、戦闘シーン過多で食傷気味です。
2016.12.24
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