ビジネス便利屋兼ライター 永嶋信晴のブログ

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2014年10月10日
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 こんにちは。

 今日から新シリーズ、「人をやる気にさせる法」を始めたいと思います。

 これは、部下や下請先の人たちを使って成果をあげなければならないビジネスマンはもちろん、主婦や学生さんたちにも役に立つ方法だと思いますよ。

 私事で恐縮ですが、私なんか中学校時代にも役立ちました。もちろん自分がオリジナルで考えた方法ではありません。なんかの本で読んだ方法を試してみたのです。

 もう40年ぐらい前なので、どんな本か忘れましたが、確か豊臣秀吉が木下藤吉郎時代の人身掌握術を現代向きに解説したビジネス書だったと思います。

 それを読んで役に立ったのが、中学校主催の古新聞回収コンクール。

 各クラスで、自分の家庭から古新聞を持ち寄り、それをお金に換えて、図書や教材費の足しにしようという趣旨です。

 古新聞誌を集めた量を競わせて、優勝したクラス全員にハワイ旅行、ではなく、校長から感謝状をもらえるのですね。

 そして、その古新聞回収の責任者として、私にお鉢が回ってきたのでした。



 古新聞も古書も、行き着く先は同じでしょうけど…。

 一応、責任者となった以上、優勝は無理としても、せめてビリにはなりたくない。

 しかし、クラスの誰も協力してくれなければ、最悪、一人で新聞を集めなければならなくなります。

 正直、ブルーになりましたよ。なんで中学生が、ちりがみ交換をしなければならないんだよう、と。

 そこで思い出したのが、小学校時代に読んだ豊臣秀吉の伝記です。

 伝記の中で秀吉は、当時信長の居城であった清洲城の石垣を非常な短期間で修復したのでした。

 理由は、秀吉がさまざまな方法を用いて職人たちのやる気を奮い起こさせたからです。

 実際私がクラスメートに試してみた方法も、不思議と見事に当たったんですよ。

 最初は苦戦したものの、結果的に古新聞回収コンクールに優勝できたわけですから。

 しかしカッコいいことを書きますと、その結果よりも、ずっと大きなものが得られたような気がしました。

 最初冷めていたクラスメートたちが、一人、二人と協力者が現れ、最後はクラス全員が一丸となって、ひとつの目標へ向かって頑張る一体感。



 以上は、「人をやる気にさせる法」についてのひとつの方法論です。それに関連して、もうひとつ大事なことがあると思うんですよ。

 以前、司馬遼太郎の「この国のかたち」という本を読んだことがあります。

 その中で、「坂の上の雲」にも登場する大山巌と東郷平八郎の両元帥が紹介されていました。

 そのとき感じたのは、二人の「上司」としての人間的魅力。

 寡黙な威厳と言ったらいいでしょうか。



 二人の顔に泥を塗るようなことはしたくない、二人を男にしたいと日夜努力を重ねるのですね。

 自分には、そんな魅力がないのはわかります。また、ないからこそ、強い憧れがある。

 一度会った人が、なぜかその上司のために働きたい、お役に立ちたいという気にさせる雰囲気。

 人を惹きつける人たちには、根っこの部分で共通する何かが備わっているような気がします。

 司馬遼太郎は、その理由を、高貴な「虚」と位置づけています。

 次回からは、方法論と部下が自然についていきたくなるような上司の人間的魅力、その二つの面で、「人をやる気にさせる法」を考えてみたいと思います。






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最終更新日  2014年10月10日 12時02分02秒
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