2024.06.19
テーマ： 気ままに生きる(3595)
カテゴリ： カテゴリ未分類
どの句集も素晴らしく
この怪我で凹んでいた時
好きな句を味わうことで元気が出たり励まされたりした
少しご紹介
＊「朱雀 福井静江」
双蝶の白そら高く禁裏へと
しぐれては竹すすり泣く嵯峨野かな
秋燕に開け放たるる朱雀門
＊「朴散華 山川小夜子」
美しき数式のごと星流る
にはたづみ春の地球をのぞき込む
囀りや孤独は街にあるといふ
朴散華白く大きく夫の骨
＊「砂文字 木村清子」
春の夜のゆるりと溶かすバスソルト
菩提寺を出れば時雨の街あかり
紫陽花の雨にひもとく宇治十帖
夏掛けの軽きを撰りて母に掛く
砂文字は父への便り星流る
もっと沢山あるのですが
本当に心が洗われるような好きな句ばかりで
句集を編むとはかくあることなのだと納得させられます
こちら俗人は
費用が○○○万円とか！２００部の送り先は？とか余計な心配が先行します
今の私のどうするかは
朝顔の芽が出てきたので移植しないといけないなあです
嬉しい！
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