以上のような経緯を持つ原曲は、エルトンのいつもの共作者バーニー・トウピンによってかなりの改変が施され、ダイアナ妃の人生や追悼という内容に合うように書き換えられた。例えば、“Goodbye Norma Jeane, though I never knew you at all(さよなら、ノーマ・ジーン、あなたには一度も会うことがなかったけれど)”という歌い出しは、“Goodbye English rose, may you ever grow in our hearts(さよなら、イギリスの薔薇よ、あなたが私たちの心で生き続けますように)”になっている。この印象的なヴァースだけでも実に印象的な追悼曲になったことが伺える。