音楽日記~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2017.09.12
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テーマ: Jazz(2021)
カテゴリ: ジャズ
ホット&クールのテナー共演盤


 ピート・クリストリーブ(Pete Christlieb)は、1945年ロサンゼルス生まれのサックス奏者。ウッディ・ハーマンやカウント・ベイシーとの共演歴で知られる一方、セッション・ミュージシャンとしてトム・ウェイツ( こちらの盤 こちらの盤 )やスティーリー・ダン( こちらの盤 )への参加でも知られる。

 一方のウォーン・マーシュ(Warne Marsh)は1927年同じくロス生まれで、レニー・トリスターノの教えを受け継ぐサックス奏者( 参考過去記事 )。この二人の組み合わせによる本盤の実現は、上述のスティーリー・ダンのアルバムの成功によると思われる。1977年に録音・リリースされたスティーリー・ダンの 『彩~エイジャ』 はヒット・チャートを駆け上り、グラミー賞も受賞するに至った。同盤からシングルカットされた「ディーコン・ブルース」で印象に残るソロを吹いたクリストリーブは、スティーリー・ダンのウォルター・ベッカーとドナルド・フェイゲンのプロデュースにより、本盤を吹き込むことになったというわけだ。

 同郷の先輩テナー奏者ウォーン・マーシュ、さらには既にベテラン奏者であったルー・レヴィー(ピアノ)といった面々からすると、演奏メンバーの人選はピート・クリストリーブによるものではないかと想像する。内容としては、サックス2人によるいわゆる“テナー・バトル”であるが、“バトル(戦い)”という言葉から想像するであろう雰囲気とは大きく異なる。先輩たちを前にクリストリーブには緊張もあったのかもしれないが、演奏スタイルそのものは実に生き生きと、そして和気あいあいとしたものになっている。2人のテナーがぶつかり合うというよりは、ユニゾンを、ハーモニーを奏で、力強いクリストリーブのテナーとクールなマーシュのテナーという対比が違った個性となって耳に入ってくるのがいい。




[収録曲]

1. Magna-tism
2. 317 E. 32nd
3. Rapunzel
4. Tenors of the Time
5. Donna Lee
6. I'm Old Fashioned
~以下、CDボーナス曲~
7. Lunarcy
8. Love Me
9. How About You?




Pete Christlieb (ts)
Warne Marsh (ts)
Lou Levy (p)
Jim Hughart (b)
Nick Ceroli (ds)


1978年5月17~21日、同6月3日。




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JAZZ BEST COLLECTION 1000::アポジー [ ピート・クリストリーブ&ウォーン・マーシュ ]




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Last updated  2017.09.12 07:36:32
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