こうした“全盛期”のメンバーで臨んだ5枚目(バンドとしては通算18枚目)のアルバムが、1987年発表の『タンゴ・イン・ザ・ナイト(Tango in the Night)』であった。その内容をひとことで表すならば、この時までのバンドの10数年の方向性を集大成したアルバムになったと言えるように思う。実際、リンジー・バッキンガムは、本盤リリース後にバンドを脱退している(その後、1997年に復帰し、2018年まで再在籍)。
5. Tango in the Night 6. Mystified 7. Little Lies 8. Family Man 9. Welcome to the Room…Sara 10. Isn't It Midnight 11. When I See You Again 12. You and I, Part II