秋に咲くヒマワリ・・なのかもね。

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2018.10.31
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カテゴリ: 読書 Reading
アマゾンkindle unlimited読み放題で閲覧(現在は有料になっています)




今回紹介する「最後の医者は桜を見上げて君を想う」は、9月頃、たまたまアマゾンkindle unlimited読み放題で見つけて、レビュー数が多くて、評価が高かったので、借りてみました。
ちょっと読んでうっちゃっておいたのを、先日読んだら章を追うごとに面白くなって一気に読みました。

医龍とかドクターXとかの医療ドラマが好きです。難病ものはBeautiful Life、Summer Snowは面白かったですが、それ以外のは挫折してます。この本は外科医がメスをふるって患者を助けるというような派手なものではありません。

かなり進行した病気を抱える患者に対する3人の医者(同じ医学部の同級生)の異なるアプローチを通して、本当に患者にとって必要な医療について考えさせてくれるヒューマン系の作品です。

重いテーマを扱っている割に、軽快な文章で読みやすいです。作者はまだ33歳で携帯小説出身というのにもびっくり。

たまたま夏に母が入院して、色々と重い決断をせざるを得なかったことや、喉の渇きや痛みをなかなか緩和できず、もどかしいというか胸が強く痛んだのを思い出しました。

映画・ドラマ化すれば、外科医、難病ものとは違った新たな終末期医療のジャンルを確立しそうに思います。お勧めの作品です。

桐子という医師が登場しますが、手塚先生のブラックジャックに出てくるドクター・キリコを思い出しました。若い頃は。安楽死なんてと否定的に思いましたが、今ではなるほどそういうことだったかと思うようになりました。


Wikipedia:二宮敦人
二宮 敦人(にのみや あつと[1]、1985年[2] - )は、日本の小説家、ホラー作家、推理作家。東京都生まれ[3]。一橋大学経済学部を卒業する[4]。モバイルコンテンツのプロデュース業に従事[5]。
携帯小説サイト「魔法のiらんど」「E★エブリスタ」で発表したホラー小説が話題となり、2009年、『!』で小説家デビュー[6]。『!』シリーズは累計19万部を超えるベストセラーとなっている[7]。作品を生み出すモチベーションは、「死にたくない。生きていくために誰よりも努力して、良い作品を生み出し続けていかなくてはならない」という思いにある、と述べている[8]。

Wikipedia:ブラック・ジャックの登場人物
ドクター・キリコ
銀色の長髪(軍医時代は坊主)に左目に眼帯をした細身の男。元軍医で、戦場で満足に医療品もない中で瀕死の重傷に苦しんでいる兵士たちを安楽死させて感謝された経験から、「治療の見込みのない患者は苦しませるよりも静かに息を引き取らせた方が良い」との信念を持つようになり、死に神の化身の異名を取りながら法律にふれないように安楽死を請け負うようになる。最終回を含めて9回登場。「医師は患者の延命を行うことが使命なのか、患者を延命させることでその患者を幸福にできるのか」という本作品のテーマにおいて、安楽死に反対するBJの正反対の立場になる存在である。





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Last updated  2018.10.31 00:06:55


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