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2022.10.30
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テーマ: 経済(1445)
愛読している藤巻健史先生の藤巻プロパガンダで、ブルームバーグに掲載されるローレンス・サマーズ元米財務長官の記事をよく紹介されていて、注意して読むようになりました。

サマーズ氏の記事を読むと、発表される米経済を漠然と見るだけでなく、方向性が予測できるように思います。
1週間前のブルームバーグの記事で、今後の石油価格の高騰が懸念材料とされていました。最近のOPEC+の減産発表はそれほど大したことないと思っていましたが、発表時バイデン米政権が結構あわてていたニュースを見たり、たしかWSJでOPEC解体とかの記事を見たように思えるので、終息に向かった石油高騰問題にとって重大なことなのかもしれません。

サマーズ氏の記事をよむと、数カ月単位で上下動を繰り返しながらも基本は下降傾向を続ける今年の米株は、10月のJPMのダイモン会長の予想通りまだ底値に向かう途中のような気がします。

■参考リンク



サマーズ元米財務長官は27日のツイートで、「8%のインフレ率を低下させる展望は非常に暗い」ことを歴史は示唆していると述べた。
  ポピュリズム(大衆迎合主義)の台頭やタイトな労働市場といった経済の現況を踏まえると、現在へのガイドとしての歴史は「むしろ楽観的過ぎるようだ」とも指摘。ドイツ銀行のジム・リード氏によるチャートを引用し、インフレ率低下のコンセンサス予想は過去の実績から著しく逸脱していると述べた。

10/22ブルームバーグ:サマーズ氏、「破滅ループ」のリスク警告-英危機は財政巡る教訓アンスティー・クリストファー2022年10月22日 1:50 JST
英国からの教訓を学び、米国の財政予測を注意深く見守る必要ある

サマーズ元米財務長官は英国で最近起きた危機について、米国など各国・地域の政策当局者は財政に関する教訓として心に留めるべきだと述べた。英国の問題が特殊なものだと片付けるべきではないとしている。
  ブルームバーグテレビジョンの番組でサマーズ氏は、他国が同様の問題に直面しないと結論づけるのは「本当の間違いだ」と言明。英国から学ぶべき最初の教訓は「状況は異常な速さで変わり得るということだ」と語った。
ハーバード大学の教授でブルームバーグテレビジョンの寄稿者でもある同氏は、借り入れコスト急騰に伴う財政赤字拡大は信用を揺るがす恐れがあるため、各国・地域の政府は予算にますます注意を払う必要があると指摘。「財政赤字予測がコントロールを失い始め、実質金利が急速に上昇し始めれば、一種の破滅ループに陥りかねない」と警鐘を鳴らした。
  その上で「米国の財政予測を注意深く見守る必要があるだろう」と続けた。
米財政赤字、22年度は過去最大の縮小-賃金や雇用増で歳入が急増
  米国のインフレを巡っては、石油価格高騰が新たな押し上げ要因になるリスクがあると指摘。「ロシア・サウジの枢軸」と米国との間の「対立」が懸念材料だと述べた。バイデン政権はサウジによる最近の減産への取り組みを非難し、ロシア産石油価格の上限設定を追求している。
バイデン氏がサウジへの厳しい対応誓う、産油国減産で-複雑な計算も
  サマーズ氏は「非常に難しい時期となるだろう。石油価格の急騰を避けながら乗り切ることを望んでいる」とコメント。「しかし、それは起きてしまうというのが私の推測だ」と付け加えた。










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Last updated  2022.10.30 16:01:10
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