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NHKプロジェクトX 駅伝日本一運命のタスキをつなげ　注：兵庫県立西脇工業高等学校

テーマ：気になるテレビ番組(2884)

カテゴリ： TVラジオ番組 television & radio programs

今回は高校駅伝の強豪校兵庫県立西脇工業高等学校陸上部を育てた渡辺公二先生のお話です。

大学の時、事故で足のアキレスけんを切り、マラソンランナーとしての夢が絶たれ、飲んだくれのダメ教師だった渡辺先生が、問題校の兵庫県立西脇工業高等学校に赴任し、生徒たちとともに陸上部の活動を通して成長していき、全国駅伝に優勝するまでを描いています。最後のオチもうまく決まっていると思いました。プロジェクトX終了後、さらに１０年、20年経って新たな展開があるとは思いませんでした。渡辺先生の顔が、若いころから大きく変わっていくのも、印象的でした。これだけ有名になればネットに悪い評判があっても不思議でないですが、みつからなかったことから、ホンモノの方のように思いました。渡辺先生の教えは、八田武士さん作成の講演記録が大変参考になります。あらゆる人の生き方に役立つと思います。

地味ながらおすすめの作品です。

■参考リンク
新価格版プロジェクトX 挑戦者たち駅伝日本一運命のタスキをつなげ
【収録内容】
高校駅伝最強と呼ばれる、兵庫県西宮市の西脇工業高校。かつては不良高校として荒れていた同校を、厳しくも温かい指導によって駅伝日本一へと導いた、1人の体育教師の苦労の日々をつづる。

“兵庫県立西脇工業高校　　　陸上部監督　　渡辺公二先生　　の講演を聴いて”　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八田　武士

「ビリから2番目」から半世紀　西脇工が46連覇の偉業　兵庫県高校駅伝東播予選会2020/10/27
ラジトピ（ラジオ関西トピックス）
　全国高校駅伝競走大会（12月20日・京都市）の第一関門となる兵庫県高校駅伝東播地区予選会が10月24日、西脇市内の駅伝コースで行われ、男子は全国大会8度の優勝歴を誇る西脇工が圧倒的な強さを発揮して順当勝ちした。西脇工を高校駅伝の強豪に育て上げた渡辺公二さんがチームを率いて初めて東播予選会に臨んだのは1970（昭和45）年だった。「ビリから2番目」の悔しさから丸50年。西脇工は予選会の連勝記録を「46」に伸ばした。
　82歳の渡辺さんはこの日、西脇市陸上競技協会の一員として走路に立った。50年前の「ビリから2番目」は今も鮮明に覚えている。「帰りの路線バスの車中のことでした。『こんな成績では馬鹿にされる』と落ち込む声が、運転席の近くに座っていた私に聞こえてきました」

以下略。

日体大駅伝総監督に渡辺公二氏　３０年ぶり箱根Ｖの１２年に特別強化委員長[ 2018年9月21日 05:30 ]スポニチアネックス
日体大は２０日、部員に対する暴力やパワーハラスメント行為で監督を解任した陸上部駅伝ブロックの総監督に、ＯＢの渡辺公二氏（８０）が就任すると発表した。渡辺公氏は全国高校駅伝で兵庫・西脇工を８度優勝に導いた実績があり、１２年４月には日体大の特別強化委員長として招へいされていた。学生寮に泊まり込み、練習前の１０分間はグラウンド整備を課すなど、独自の指導法で箱根駅伝３０年ぶりの優勝を支えた。今回は技術指導を主に担当するという。任期は来年３月まで。
以下略。

「日本のへそ」は兵庫・西脇?　平成初期、駅伝で存在感とことん調査隊2021年4月6日 2:01日本経済新聞
抜粋
3月下旬、日本へそ公園を再訪した。天体観測体験を楽しめる科学館「テラ・ドーム」がにぎわう一方、へそのモニュメント周辺は人影まばら。テラ・ドームでは「日本のへそ到達証明書」を販売するが、担当者は「年間約2万5千人が訪れるが、証明書の購入者は約100人」と語る。
首をかしげていると、職場の上司が「我々の若いころ、西脇はまさに日本の中心だったよ」と気になる一言。調べてみると、師走の都大路を駆ける全国高校駅伝で、同市の西脇工業高が圧倒的な強さを見せていた時期があった。
平成初期の90～98年の9年間、西脇工業は都大路を6度も制覇し、陸上王国・兵庫の象徴として輝く存在だった。
同校OBで当時コーチだった足立幸永監督（58）によると、70年代ごろまでは「荒れた学校」だったが、当時の渡辺公二監督の熱心な指導、相次ぐ有力選手の入学で急速に強くなったという。「当時の高校陸上界で『日本のへそ』は西脇だった」と足立監督。
平成初期は日本にとって「失われた10年」。だが、西脇市では駅伝王者の凱旋に目を細め、2つのへその存在を誇る「黄金の10年」だった。