秋に咲くヒマワリ・・なのかもね。

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2023.11.09
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NHKのプロジェクトXが来年から新シリーズが始まります。昨日現代ビジネスに、番組の内幕を描いた記事が掲載されました。

これまでに100本くらい観ましたが、過剰な演出についてはたしかに、エンディングのヘッドライト・テールライトに合うように、たまに無理やり感動させるような話の不自然な展開におやっと思うことはありました。20年前の多くの視聴者はこの番組に感動を求めていたことは事実で、私の勤めていた会社にも前の晩観たプロジェクトXの話を楽しそうにしていたおじさんがいました。

今回、企業から番組で製品をとりあげてもらうよう依頼もあったことを知り、それだと製品のPR番組にもなってしまうので、そういう番組に過剰な脚色や演出はまずいのではと思いました。映画の奇跡のリンゴを思いだします。

当時に比べて番組に対して求められる法令順守や倫理は厳しくなっていると思います。当時受けた批判を真摯に受け止めて、感動は薄れても、事実を正確に伝える番組になってほしいと思います。一度批判されているだけに、世間の注目は高くいろいろな方向から番組は監視されているように思います。

■参考リンク
2023.11.11現代ビジネス:「事実と違ったんだけど、ストーリーを作っちゃった」と製作者が懺悔… 「プロジェクトX」で「捏造」と「過剰演出」が横行したワケby暗部ちゃん
NHKが誇る国民的番組「プロジェクトX」の復活が先月発表されました。実はNHK内部では、「プロジェクトX」は異様なまでに神格化された番組です。しかし、過去のシリーズでは、事実と異なる放送が繰り返されたほか、番組トップが万引きしたとして書類送検されるなど不祥事も相次ぎました。今回は、同番組の復活を巡る最新の動きや、「プロジェクトX」と後継の「プロフェッショナル」に共通する制作の危うさについて元職員の視点から解説します。
かつての「プロジェクトX」制作者たちの懺悔
旧「プロジェクトX」は“捏造”や“過剰演出”が問題視されることがたびたびありました。Wikipediaなどにも様々な事案がまとまっていますが、実は表になっていないだけでそうした事例は他にも多数あったとみられます。
というのも、「プロジェクトX」人脈に連なる人たちは、飲み会終盤で酒が回ってくると、自慢だけでなく決まって「本当は事実と違ったんだけど、番組チーフ・プロデューサー(CP)のプレッシャーに耐えかねてストーリーを作っちゃったんだよね」という懺悔を始めるのです。これには、私もたびたび驚きました。

最初のうちは毅然と、「それは事実に反します」と返していても、「それじゃ番組になんねえだろ!」とCPたちが声を荒げるうちに、屈してしまうのです。
以下略

Wikipedia:プロジェクトX〜挑戦者たち〜
抜粋
番組に対する主な抗議など
2000年4月18日放送の「ガンを探し出せ 完全国産・胃カメラ開発」では、「胃カメラは日本で初めて開発され、胃壁が撮影された」という話になっているが、胃カメラは日本での開発より約50年前の1898年にドイツで発明され胃壁の撮影が行われている[8]。その後もいくつかの胃カメラが開発されており、間違った内容が放送された。胃カメラ開発の経緯や機器の説明などにも間違いや疑問を有する箇所が複数あり、抗議が行われた。書籍版では訂正が一部行われたが、間違いの解消には至らなかった。
2000年11月28日放送の「よみがえれ日本海」では、ナホトカ号重油流出事故に際して神戸から来た災害ボランティアが、発生地・福井県の青年会議所を指導して「三国重油災害ボランティアセンター」を作ったことになっているが、実際には当初それぞれが受け入れ窓口を作り、話し合いで一本化したものであった[9]。
2001年6月19日放送の「父と息子 執念燃ゆ 大辞典」は1955年に『広辞苑』を岩波書店から刊行した新村出・猛親子に焦点を当てた内容だった。しかし、実際には『広辞苑』が同じ新村出を編者として1935年に博文館から刊行された『辞苑』の改訂版であったことに一切触れず、新村親子の努力で『広辞苑』がいきなり出版されたかのような内容になっていた。同社の後身である博文館新社から抗議を受けたため、書籍版では博文館および『辞苑』について加筆を行った[10][11]。
2001年7月10日放送の「白神山地 マタギの森の総力戦」では、白神山地の道路建設に青森県・秋田県双方の住民が起こした反対運動について取り上げられた。その際、番組内では秋田県の住民側が青森県の住民側に呼びかける形で反対運動が始まったかのように描写されたが、実際には当初反対運動は青森県と秋田県で別々に発生しており、後にそのことを知った双方が話し合って一本化していた。関係者の抗議を受け[12]、この回のビデオソフト化および書籍版への掲載は見送られている。
2002年1月8日放送の「あさま山荘 衝撃の鉄球作戦」では、「極寒の中で地元住民が機動隊員に対して毎日大量のおにぎりを作って協力した」と放送され、このおにぎり提供が機動隊員に最も感謝されたような描写がなされたが、実際にはおにぎりを作ってはいたものの極寒故にすぐ凍り付いてしまう状況で温かい食事にありつけたのは外周警戒の者達だけだった。この事件の時、機動隊員にとって最も役に立ち食されたのは、本番組でも前年に放送された「カップヌードル」である[13]。
2002年9月17日放送の「革命トイレ、市場を制す」では、住宅機器メーカーの東陶機器(TOTO)が1980年に開発したウォシュレットが国内初の温水洗浄便座とされていたが、実際には1967年に同根同業の伊奈製陶(現在はLIXILのINAXブランド)から発売された「サニタリーナ61」が国内初の温水洗浄便座[14]である[注釈 6]。また、番組内で「停車車両から伸びるアンテナを見て伸縮式ノズルを考え出した」、「雨の中でも故障なく動く信号機を見て防水仕様のハイブリッドICの使用を思い立った」ともあったが、これらの機構は「サニタリーナ」で既に実現しており、これらを参考にした可能性もある[注釈 7]。番組内では「サニタリーナ」の存在自体が全くなかったかのように描写された。メディア広告にしても、予てから各媒体に出ていたし、ウォシュレットのテレビコマーシャルも発売当初から行っていたのにもかかわらず、「ご不浄だから」と雑誌には断られ続けてきたと言い、1982年にサン・アド制作の戸川純が出演するものが同製品初のCMだと事実と異なる説明をしていた。
2002年10月28日放送の「カーナビ 迷宮を走破せよ」では、音響機器メーカーのパイオニアが地図データの供給を巡り、住宅地図メーカーのゼンリンから「俺たちはソニーと組む」と突き放された、と紹介されたが、実際にはカーナビゲーションソフトの規格統一を提言したゼンリンからの申し出をパイオニアが断って独立した歩みを選択した[注釈 8]ものである。さらに、パイオニアのカーナビゲーションが発売された時、既にマツダ・ユーノスコスモのオプションとして世界初のGPSカーナビゲーション(三菱電機との共同開発)が搭載されており、パイオニアは後付け型カーナビゲーションを最初に市販したことでしかなかった。

放送では「淀川工業高校は荒れていて音楽など全く縁がなかったが、新任の国語教師(高嶋昌二)が他の職員の反対を押し切りグリークラブ(男声合唱部)を設立。合唱を通じて生徒を更生させ、合唱コンクールに出場する。しかし、コンクール会場にはパトカーが来ているなど、淀川工業高校の参加に対し主催者側が大きな警戒感を露にした」となっていた。
だが、実際には「当時淀川工業高校は荒れていない高校であり、前々から吹奏楽部があって全国大会で上位のレベルであった上、グリークラブ設立の際も校長自ら早期に賛成している。合唱コンクール参加時も、主催側は数ある参加校のひとつとしてしか考えておらず、警戒する理由はなくパトカーも来ていなかった」など、事実とは異なる表現であった[15]。NHK側もこの回については行き過ぎた点があったとし、同年5月28日放送分の『土曜スタジオパーク』でこれまでの経緯を説明し、担当部長が生出演して謝罪した。また、5月31日の番組終了後にも国井雅比古が謝罪のコメントを行った。公式サイトからはこの回の紹介ページが削除され、ビデオソフト化及び書籍版への掲載も見送られた[注釈 9]。


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Last updated  2023.11.12 20:39:35


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